いざ、剣聖女学院!
エロパート入りますよー
「ここかぁ。」
皆さんこんにちは。僕は今、剣聖女学院の校門前にいます。女学院という名前の通り、ここには女の人しか入れません。
「・・・バレないかなぁ。」
そう思いながらも翔は、男性とは隔絶された敷居をまたぐ。校門には大きなアーチができており、墨で「闘技大会 開幕!!」と荒々しく書かれていた。そのアーチを女生徒達が、まばらにくぐっていく…のだが。
|(うぅ・・・見られてるよ。)
剣聖女学院の制服は可憐な紅が基調。フリルのついたスカートを太ももの半分くらいまで上げ、白いニーソックスを履いている。可愛らしくも優雅な雰囲気を感じさせる。また、剣や銃、槍などの得物も違和感なくファッションとして溶け込んでいる。
一方、一般参加の翔は黒のズボンに黒のコート|(膝まで丈のある)を羽織っている。名付けて「真っ黒装備」。体つきや顔、声、どれをとっても女々しい翔は、これといって女装に気を遣わをしなくても平気なのだ。
唯一、無駄に伸びていた銀髪を後ろの低い位置で結んでいる。それにしても自分以外に制服でない人は見当たらない。
「そこのあなた。ちょっといいかしら。」
「・・・え?」
不意に後ろから声をかけられ振り返ると、一人の女生徒が歩み寄ってきていた。瞳は青くパッチリしていてる。それと対になるように髪は鮮やかな赤だった。容姿と声色が相まって少し威光を感じさせる。
「一般の人でしょ?珍しいわね。」
「あ、はい。やっぱり珍しいんですね。」
「えぇ。ただ生徒以外の受付は別の場所なの。案内するわ。」
「本当ですか!ありがとうございます!」
「いいのよ。あたしは役員だから。そうそう、遅れたけれどあたしの名前は・・・。」
そこまで言ったとき、生徒の顔のすぐ後ろからニュッともう一つの顔が生えた。癖のない綺麗な黒髪でおっとりとした顔つきをしている。
「・・・エレナ、見っけ♪」
「・・・っ!?」
エレナと呼ばれた生徒はビクッと体を震わせ、その女性に背後を盗られないよう体をねじるがすでに彼女は拘束されていた。
「ちょっと離してください先輩!」
「こーら逃げないの♪」
「あっ・・・ひゃっぁ・・・。」
エレナが艶めかしい声をあげる。よく見れば黒髪の女性はエレナの胸をしっかりとつかんでおり、それだけでは飽き足らずフニフニと揉みしだいていた。
「やっぱりいいわぁ。こんなに大きいのにしっかりとハリがあって押し返してくる。」
「ちょっ・・・せんぱいぃ。」
いいな。これが女の子同士特有のスキンシップか。僕も交じりたい。
翔はどうすることもできないのでただ様子を見守っていると、胸を揉み遊んでいた片方の手がエレナの体のラインをなぞるようにゆっくりとすべり降りていく。そして、そのまま腹、腰、太ももまでゆっくりと手を這わせ、スカートの裾をつまみ、バッ!!とめくり上げた。
「・・・え?」
何が起きたかわからないエレナの顔は耳まで真っ赤になり目に涙が溜まっている。しかし女性はすでにスカートではなく下着に手をつけ、ついに手をパンツの中ni・・・。
「にぃっっ!!??」
ちょっと!これはさすがにスキンシップの域を超えていないか!?
「あぁっ・・・はぁ、はぁ・・・んあぁ!」
エレナはビクビクと体を震わせている。本人としては逃げ出してたいのだろうが、逃げるが先か守るが先かで身動きが取れず、結果なされるがままになっている。
|(どどどどうなってるのさ!いや、僕はどうするべきなの!?)
普通に考えれば目を逸らすべきなのだが、目の前の妖艶な光景にただただ見惚れてしまった。
次は週末に更新しようと思います。