ヴァルティエル
ヴァルティエルという天使が登場します。が、この人は気が狂っているため常人には理解不能です。当然ミカエルも凄い嫌な態度を示します
こんこん
ん?時刻は夕方だけどまたノックオンがしたわ。誰だろう
がちゃ。そこにいたのはガブリエルと…
「み、ミカエル様」
「やっほー!ミカエル元気~?」
げ…!正直あまり会いたくない天使が来たのね
「ヴァルティエル!」
「そうですヴァルティエル様が来ました」
こ…こいつは結構厄介な天使なのよ
裏世界と呼ばれる世界があってそこは人間の世界と関わりを持つ世界なんだけど
ぞの世界というのがめちゃくちゃなのよ。鉄とサビと金網に覆われた世界
おまけに血サビも付着していて正直地獄よりも地獄なんて呼ばれる
ヴァルティエルはその世界を統治する大天使ではあるけどめちゃくちゃおかしい天使よ
身長が大きく、銀色ロングヘア、羽は淀んできらめき、服は何かの血が付着して力も強いとんでもない大天使なの
「あ…あんた何しにきたの?」
私は本当に気にいらないからこんな口調になる
「うふふー!報告よ!裏世界にたくさんの部下が揃ったの!これならあちこちに行ってもいいかなって思ったわ!」
あんたみたいなお気楽狂気天使は絶対だめ
ヴァルティエルというのは蘇生ができる。蘇生をして部下にする。そんなことができる
「本当ならヴァルキリーちゃんやワルキューレちゃんがいればなーとは思ったわね!」
ああだめだこの天使は何も考えてない
「そんなことして…セラフィム様が黙ってないわ」
「セラフィム様?あははー!その人に会う余裕ないのー!」
こいつ…!半分ぐらいは追放されているのに物凄い余裕の顔してるのが厄介ね
だいたいお友達であったヴァルキリーとワルキューレは既にいない。死んだら魂はどこかへ行くの
…まさかその魂は裏世界に?
「貴女…嘘言ってない?ヴァルキリーもワルキューレもそこにいると?」
「んー?私嘘言ってないわ?いたらいいなーって思っただけよ!」
そう言ったらまたキンキンする高笑いをする
「あーっはっは!んじゃあミカエルちゃんに会えたから私バイバイするねー!」
後ろを向き出ようとした。ちゃん付けされるのむかつく!
「ヴァルティエル!!」
「ばいばーい」
ささっと去っていく。はぁ…あの笑い声が本当に嫌になるわね
「ほんとに…会いたくないわあれ」
「あの2人の魂があちらに行かないように願うばかりです」
裏世界…そういえば思い出した
「裏世界って黄泉地獄と提携してたって噂はあるわ」
「じゃあヴァルティエル様はそちらに出向くことが多いのですか?」
うーん…私は首をかしげる
「いやわからないわ。人間の世界にも姿を消してこっそりと魂を持ってくなんて聞くわ」
ここに来てガブリエルに質問する
「ヴァルティエル、貴女に会ったときに何か言ってた?」
「いえ、何も。ただ挨拶をされてミカエル様に会いたいと言っただけです」
それならいいが…
「頼むからあの2人は裏世界に行かないでね」
「あのお方の言葉が信用ならないのですね?」
彼女が言うと私はまっすぐ見る
「当然。嘘つく人でもあるから」
ヴァルティエルのことは一切信用ならない。そういう女よ
続く
呼んでくれてありがとうございます!
「ヴァルティエルは嘘をつく天使」という理由、なんだか嫌な予感しますね




