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異世界食道楽  作者: 隷香
転生と赤ちゃんスタート
6/8

6話二歳と散歩

少し投稿に時間がかかってしまいました、すみませんm(_ _)m


あれから1年、2歳になった。

たどたどしいけど言葉も喋れるようになったし、立って歩けるようにもなった。歩けるようになってからは、毎日家の中を散歩して体力作りに励んでいるのでいつか街中を歩いてみたいな。


コンコン

「サキお嬢様、昼食の時間ですよ」


「まりーありがとう、いまいくね」

マリーが呼びに来た。家では朝食、昼食は個別で食べて夕食は家族みんなで食べる方針だ。何故かと言うと、お父様とお母様は仕事があるので朝昼は時間が合わないのだ。お兄様とお姉様は、学園の寮で生活しているので今はいない。


「本日はレッサーミノタウロスのミルクで作ったクリームパスタです、どうぞお召し上がりください」


「いただきまーす」

もぐもぐ、もぐもぐ

パスタは柔らかく茹でていて食べやすく、ホワイトソースもミルクの甘みが引き立っていてとても美味しい。

「ごちそーさまでした」


「サキお嬢様、食後のお茶はいかがでしょうか」


「ありがとー、もらうね」

マリーの入れてくれたお茶はとても美味しい。疲れた体に染み渡る感じがするし、本当に体力が回復しているような気がする。

他人の鑑定はまだ出来ないし、自分の鑑定もあの時以来出来なくなっていた。

でも来年の新年に教会でスキルの解放があるから、それまで楽しみに待っているとしよう。

さて、お茶も飲み終わったし散歩でもしようかな。

「マリー、さんぽいこー」


「かしこまりました。どちらまで行きますか?」


「んーと、やしきのなかをかねひとつくらいあるいて、ちゅーぼーいって、おやつもらって、おとーさまとおかーさまのしつむしついってきゅーけーにするー」


「かしこまりました。では早速行きましょうか」


「うん!」

テクテク、テクテク

屋敷はとても広い。3階建てで裏には、横幅が100mはある衛兵たちの訓練所が広がっていて表には広い庭園と大きな門、3階の使用人たちの部屋からは屋敷が見渡せる。

ちなみに、お父様やお母様、私達家族の部屋は1階にある。他にも調理場や食堂も1階だ、2階はホールや仕事部屋などがある。3階は使用人達の住み込み部屋だ。

テクテク、テクテク

そろそろ厨房に行くかな。

「まりー、ちゅーぼーいこー」


「かしこまりました、階段にお気をつけ下さい」


テクテク、テクテク

「ちゅーぼーついたー」


「では、クックパノを呼んできますね」


クックパノはこの屋敷の料理長だ、厨房に行くと毎回対応してくれる。流石に主人の娘への対応は部下には任せられないようだ。

「くっくぱの、きょうのおやつはなにー?」


「本日のお菓子は、お嬢様の好きなプラケントールですよ」


「やったー!ぷらけんとーるだ」

プラケントールは硬めのパウンドケーキの様なもので、薄く切って少しずつ食べるお菓子だ。今回のは何も入ってないがアレンジとして干した果物や木の実などを入れたりもする。

「まりー、これもっておとーさまとおかーさまのところにいこー」


「はい、サキお嬢様。ではこれはお預かりしますね」


「ありがとうー」

テクテク、テクテク


「ついたー!」

コンコンコン

「さきです。おとーさまはいってもよろしーですか」


「よろしい、入りなさい」


「しつれいします」


「失礼します」


「今日はどうしたのだ、なにか用事か?」


「おいしいぷらけんとーるがあるので、まりーのいれてくれるおちゃできゅうけいしましょう」


「ありがとう、サキ。じゃあお言葉に甘えて休憩しようか、マリーお茶を頼むよ」


「かしこまりました、旦那様」


「サキ、そこの椅子に座っていいよ」


「ありがとうございます、おとーさま」

よいしょ。ふぅ、歩きっぱなしで少し疲れたな。お父様は仕事が忙しいと休憩しない事があるから、私がたまに休憩に誘っている。

お母様も一緒に休憩するみたいだ。やっぱりおやつはみんなで食べた方が美味しいからね


「あら、サキ最近はよくここに来るわね。ありがとう、私が言ってもあの人なかなか休まないから助かるわ」


「そんなことないだろ、ちゃんと休んでるさ」


「まぁ、そういうことにしておきます」


「皆様、お茶とお菓子の用意が出来ました」


「では、いただこうか」


「マリー、ありがとういただくわね」


「まりー、ありがとういただきます」


・・・・・・・・・・・・


「さて、そろそろ仕事を再開するかな」


「そうね」


「おとーさま、おかーさま、おしごとがんばってください。しつれいします。」


「旦那様、奥方様、失礼します」


「まりー、へやにもどろー」


「かしこまりました、サキお嬢様」


テクテク、テクテク


部屋に着いたしお昼寝でもしようかな

「まりー、おひるねするー」

なんだか最近すぐ眠くなる、スキル解放が近づくと睡眠時間が増えるっておとーさまもおかーさまも言ってたしあまり気にしなくてもいいかな。

「おやすみなさーい…」

Zz


この後夕食の時間まで寝ていて、食べたらまた眠くなってきたのでお風呂に入って歯を磨いて寝ることにした。

次はいよいよスキルを見れますよ!

次回をお楽しみに

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