4話誕生と確認
まだまだ拙い文ですが作品と一緒に成長していきたいです
「オギャーオギャー」
「おめでとうございます!元気な女の子です」
「可愛いな…目元が君にそっくりだ」
「鼻筋はあなた似ね…」
「母子ともに無事で良かった、息子と娘に知らせてくるよ」
産まれた時からはっきりわかるのも変な感じだ。
さっき出ていったのは私の父親かな、今は産婆さんに洗われて布に包まれている。あっちで愛おしそうに私を見ているのは母親だろう。
これからこの人達の家族になるのか、なんだか嬉しくなってきた。
兄と姉もいるらしいので会えるのが楽しみだ。
「無事に転生できたようですね」
神様の声が聞こえる。
はい、無事に転生出来ました。ありがとうございます。
第2の人生いっぱい楽しんで生きます!
「よろしい、次は3歳になったら教会に来なさい」
「スキルを解放するから」
スキルはもう宿ってるのではないんですか?
「母子ともに悪影響があるから産まれた時は封印してるのよ」
「スキルの解放が3歳からなのは力を授けるための器が出来るのがそのくらいの時期なのよ」
なるほど、わかりました。ステータスは見ることはできるんですか?
「鑑定と念じれば出来るわよ」
ありがとうございます。
「えぇ、また会いましょう」
さて、鑑定と念じればいいんだっけ…おっ出た。
名前:サキ・フォン・リューノ
年齢:生後0日
職業:辺境伯令嬢
HP:10
MP:0
エネルギー:100
体重:3000g
Lv.:1
STR:10
VIT:10
DEF:10
INT:100
DEX:10
AGI:10
LUK:50
スキル
・不老・高再生・生殖不可・食鑑定・再現変身・食吸収
・武器武術才能・自己強化魔法・状態異常耐性
称号
・異世界召喚に失敗したもの
・神の友人
・食欲を満たせぬもの
・全てを喰らうもの
知力高いな!
いや、中身が成人ならこんなものか?
幸運が地味に高いのは転生自体が幸運だからだろうな。
スキルにレベルが無いな、練度を高めていくタイプか?要検証だな。
称号も増えてる、おそらくスキルの影響だな。
そして1番気になるのは私の名前だ、読み方が同じなのは何故だ?
偶然同じだったのか…何か謎がありそうだが今は置いておこう。
「サキは大人しいわねぇ、上の子達はもっと泣いてたのに」
「大丈夫かしら、心配だわ」
やばい、目を開けたまま神様と話したり、ステータスを見たりしてたからお母さんを心配させてしまった。
今度からは寝たフリをしよう。
なんだか眠くなってきた、赤ちゃんは寝るのも仕事だ。
この続きは起きてからするとしよう。
おやすみお母さん
「スースー…Zz」
「あらあら、おやすみなさいサキ」
「私達の愛しい子」
ようやく生まれましたね
あと二、三話で3歳まで進めたいなと思ってます
お楽しみに!