3話スキルと転生
まだ文章を書くのは慣れませんが、楽しく書いていきます
「どんな力が欲しいか言ってみて」
「大抵の事はできるわよ」
「不老不死とか出来ますか?」
「それは無理ね」
「まず、不死は世界の理に反しているから出来ないわ。神である私でさえ不死では無いもの」
「次に、不老は出来るわ。完璧な不老ではなくて老いるのが物凄く遅いという事だけどね」
「全盛期を長く保つ事ですか?」
「そうよ」
「なるほど」
不老をベースにして食べた物の力を吸収して自分のものにするとかもできるかな?
「面白いこと考えるわね」
「出来るわよ」
「転生後の性別を変えることは?今は男なので次は女になってみたいです」
「良いわよ」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「決まりました!」
「聞かせてちょうだい」
「不老で高い再生能力を持ち、デメリットは痛覚の倍加と再生に使うエネルギーが沢山必要、繁殖能力の欠如」
「性別は女で辺境伯の次女が良いです。魔物が沢山いると嬉しいです」
「五感は最初からはっきりしていて欲しいです」
「鑑定も欲しいです。ただし私が食べ物と判断した上で口に入れたものに限ります」
「食べた物の姿を再現できるようにして欲しいです。デメリットは再現には魔力が必要で大きな再現程大量の魔力を消費する」
「食べた物の魔力を吸収出来るようにして欲しいです。ただし、吸収した魔力は再現にしか利用出来ない」
「食い溜め出来るようにして欲しいです。デメリットは見た目は変わらないけど体重は増える」
「味覚と嗅覚で相手の強さがわかるようにして欲しいです。強いほど美味しそうに思えるがいいです」
「状態異常への耐性をMAXにして欲しいです。デメリットは自発的な睡眠と酩酊は通して空腹は倍に感じる」
「武器を使える才能が欲しいです。その代わり魔法は自分にのみしか使えない」
「以上です」
「いっぱいあるわね」
「まぁ、スキルや魔法は後からでも取れるから足りないようなら頑張って取得して」
「そういえば、貴方のステータスを調べてなかったわ、1度調べないと魂のデータは書き換えられないのよ」
「というわけで鑑定させてもらうわ」
「いいですよ」
そんな裏事情があったのか
名前:龍野 咲
性別:男
年齢:21
職業:菓子工場
HP:100
MP:-
称号:異世界召喚に失敗したもの
神の友人
食欲を満たせぬもの
「ステータスはこんな感じよ」
「世界の管轄が違うからそこまで詳しくはわからなかったけど」
「称号凄いですね」
異世界召喚に失敗したものと、食欲を満たせぬものは何となくついた理由がわかるけど、神の友人はなんで貰えたんだ?
「神の友人は、わたしと話して一定以上の好感度を稼ぐと貰えるわ」
「効果は、信仰心が無くてもわたしと会話できるのよ」
「結構便利ですね」
「他の称号もなにか効果があるんですか?」
「あるけど、説明が面倒だから後で確認してみなさい」
「自分への鑑定は産まれた時だけ出来るようにしてあげる」
「お気遣いありがとうございます」
「そういえば、神様の名前はなんと言うんですか?」
「真名は、教えられないし聞き取れないからオルティナと呼んでちょうだい」
「わかりました、オルティナ様」
「では、そろそろ貴方を転生させるわ」
「次は、あちらの世界で会いましょう」
「あなたの未来に神▒▅▦▂๑の加護を授けます」
ついに主人公と神様の名前が出てきました
次は主人公の転生後の名前やステータスがわかるのでお楽しいに