表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
5/6

4話.アベル

花火、終末、救援。 神の機会。 神になれる機会。

アベル

それはこの世界であり、この地を創造した太初の神の一つである終末の神。

悪と罰を司る神であり、深紅色の炎からなるいくつかの剣をもって罪人を裁くという。

アベルの象徴である紫色の赤い花と枯れてしまった赤い木々。

アベルの花と木が目に見える日には、その植物に定着した土地に終末が始まるという話もある。

グランドオーダーができてから、アベルの終末が荒らされた回数はたった3回。

だが、中でも第一終末と第二終末は目撃談が存在しなかった。

3番の終わりのうち、1番目と2番目を除いた最後の終わり。 この終末は他の終末とは異なり、その時代の古書に詳しく述べられていた。


「___戦争は計画通りの終結ではなかった。

味方と敵を問わず、魔法使いと戦士の悲鳴は空を埋め尽くし、エルフたちは自分たちの生命が火に飲み込まれて灰に変わると、人間たちの国と手を取り始めた。

終末を起こした覇王は、思いもよらなかったエルフの同盟国に戦争を終わらせることができず、魂を財物に捧げて起こした赤黒い火炎は、徐々に威力を失っていた。

戦勢はすでに傾いた。

旗を翻していた土地は再びエルフの国に奪われ、すべての兵士は士気を失って投降し始めた。

ゲームの勢力図が逆転したのだった。

王国が消える直前、最後の土地である『エゴール』をめぐり王と王の1対1の最後の戦闘が繰り広げられた。

消えかかった炎の覇王、そしてエルフに手を差し伸べた人間王。

覇王は呼吸を止めなかった。 気道が燃え上がり,肺,心臓,全身が赤い血色の炎に燃えていても,彼は剣を振り続けた.

巨大な剣を振り回し、火花が散り、地面は水気を失い、災いの日照りのように割れ始めた。

だが、エルフの国の同盟国の王。 平凡に王冠をかぶっていた人間王は退かなかった。

むしろ、覇王の火炎を逆に跳ね返した。

生命体であろうとなかろうと、すべてのものを灰にしてしまう災いの炎を、皆にこれ見よがしに簡単に弾き散らしていた。

覇王は剣を振れば振るほど戦意を失っていった。

赤黒い火炎の剣と青黒い剣が轟音を立てながらぶつかった。

地面が鳴った程度に火の粉を振りながら剣の呼吸を合わせ、両方とも疲れた状況で両王とも大きな声で泣き叫び最後の一撃を加えた。

剣と火炎の付く轟音が響き、数秒間、静けさが戦争を襲った。

二人の王の呼吸も瞬間、時間が凍ってしまったように止まった。

そして、覇王は紅炎の剣を地面に打ちつけながらひざまずいてしまった。

エルフの国の騎士たちは新しい英雄を一斉に歓呼した.

英雄はその歓呼に報いるように、固い拳を空高く持ち上げて戦争の勝利を表した。

戦士たちの悲鳴が勝利の歓呼に変わった瞬間、覇王は剣で体を支えたまま、魂が抜け出した笑みを浮かべ始めた。

ますます大きくなる覇王の笑い声に歓呼はその笑い声におのずと引き下がった。

英雄は何が面白いというのかと聞き、覇王の首に刀を向けた。

そして、覇王は地面に突き刺された剣を一度強くねじった後、こう言った。


『戦争は終わったが、終末は終わらなかった』


覇王の遺言が終わると同時に覇王の剣が刻まれた地で赤い花が咲き始めた。

一輪 色は、咲き始めれば咲くほど濃くなる血色に変わった。

花の根を下ろした土地は生命を失いながら荒廃し始めた. すべての生命のねぐらだった茶色の地は覇王の剣を中心に黒い灰で広がり始めた。

英雄は、次第に足を伸ばす黒い地面を見て、鳥肌が立った。

冷や汗を流しながら、財政を引き締めて安全そうな土に走り始めた。

赤い花は英雄とともに戦士と民間人がいるところについて行き、エルフの女王とあまり離れていないときに英雄は悟った。

この終末の花は自分が運んでいるという事実を。


『美しき女王よ。 俺の国に行けば、日光を浴びているスズランの群落があるでしょう。

そこで俺の王冠をそっと上げてくださった後、俺が申し上げるご注文をお祈りと一緒に上げてください。

必ず戻ってきて、 僕たちの王国を作ってみましょう。 女王様』


そして、英雄は花道を歩きながら覇王に近づいた。

覇王は理解できない顔をして後悔しないかと聞き返した。

しかし、英雄は固い表情を見せ、再び覇王に首を突きつけた。

英雄は覇王に険しい表情で対話を試みた。

覇王はにやにや笑いながら手から剣を放さなかった。 むしろ、さらに剣に力を入れていた。

王様の会話は他の人から聞こえなかった。

赤い血の花が黒い土の地をほとんど赤く染めた時だった。


2人の王の周りで花が燃え始め、地面が形を失って割れてしまった。

炎は手のほどこしようもなく広がり,黒くなった土は紫色の火炎に包まれて消えていった.

女王は涙を流しながら英雄を叫び、騎士たちは女王を支えて『エゴール』から抜け出した。

人間王は遠くに見える女王の顔をじっと見つめながら微笑んだ。

そうして覇王の最後の地『エゴール』は3度目の終末の犠牲となった。

すべての生命体が命を失い、多彩な色が光を失い、一つも残さず真紅の炎によって灰になってしまった」


これが小屋を離れる前にエリスがプレゼントした『アベルの古書』

自分にはこれ以上この本を必要としない、これ以上終末を防ぐ理由がないという理由で本をあげた。

『アベルの古書』に出た3度目の終末を最後に、これ以上姿を現さなかった。

古書に出てきた言葉では犠牲の地『エゴール』亭の真ん中に赤いつると共に深く刺さっているというが。


「何言ってるの、今僕の目の前にこういるのに」


目の前には、灰でいっぱいの地面にぐっすり眠るアベルの剣と、赤く枯れている植物の光景が広がっていた。

周囲には、古書どおり、紫色の火炎が灰の地と剣を覆っていた。

丘の上、遠くから見ても巨大なアベルの剣。

僕は灰色の混じった丘を滑るように下った。

そして、だんだんアベルの心臓に近づくにつれ、赤いつると花が僕の足に触れてきて、地面で火炎が立ち上がり、僕を歓迎していた。

風を切る手に花びらとともにちょっと触れたアベルの炎は、火というのに熱くない温度を持っていた。

木の葉一つないやせ細った木には火に燃え移らず、丘を降りきった頃には地面とつながった剣が目にいっぱい入ってきた。

元々、世界で読んだ本に出てきた広い砂漠に、人間が何の目的で建てたのか分からない限りない高層ビルがあるようだった。

紫色の火炎は、僕を歓迎するかのように踊り、つると花は、花火を飲みながら育った。

そして、手のように伸びたつるは、僕の行く手のある障害物を片付けながら開拓していった。

色を失った周りの地と対照的に、行く手はかすかな光を放っていた。

早くこちらへ来いと言わんばかりに


「..............」


取り乱されていた

自覚していたが、花と炎の誘惑に足を止めなかった。

瞬きをしなかった

隙を与えず、目いっぱいの大きな剣にのめり込み始めた。

確かに、良くないんだけど。 危ないな。 今はまだダメなんだけど。

頭の中で思い返してみたが、体は僕の言うことに従わなかった。

人間が麻薬中毒になったらこんな気持ちだろうか。

足をつるほど、花と剣が揺れていた。 身の毛がよだっても足が止まらなかった.

かなり危険だな。

もともと世界に生きて隠れていた時もこんな気持ちは感じなかった。

麻薬、タバコ、ゲーム中毒でなくても、健全な生活を送っていたからだった。

ただ、毎日小説を見て、アニメを見て、好きな作家のファンミーティング情報を検索するだけだった。

中毒にならないようにジャンルも多様に見た。

推理、ファンタジー、ラブコメ、アクション、ヒーローまで


「お前の目的は何か」


くだらない考えが頭を支配し、歩みはずっと前に進んだ。

もう足を踏み出すのに僕の意志なんか要らないぐらいまで行った。


「お前はこの力をどこに使うのか」


残った異性で周囲を見回した.

黒い灰でできた土地は消え、果ての見えない白い光とつるに縛られていた剣だけがあった。


「お前はどんな終末を呼び起こすんだろう? 」


そして、さっきから聞こえてくる変な声。

低い中年男性の声 少しずつ終わりの音が響く男の声だった。

今この白い世の中には僕とこの大きな剣しかないはずなのに。

周りに赤い花も枯れた木も消えた。 確かに、剣と僕だけだ。

そして、ついに剣の刃にたどり着いた。


「もう一度問う。 お前の目的は何か? 」


また聞こえてくる。変な声。

目的は何かというと.

声の質問に考え込んでみた。

今、僕がここになぜいて、このようなおかしな経験をしていなければならないのか。


「この世界を支配したいのか。 世界を終末に導くこの力でもう一度僕に祭りを見せてくれることができるのか? 」


世界に終わりである。 本当に小説に出てくるビランらしい考えだね。

だが、僕はこの物語の主人公だ。

そうだね。話。

わたしの目的が整理された。


「世界を支配したい、7つの王冠を全部集めてこの世界を支配する」

「それがお前の目的か」


敢えて聞き返すって?

間違いなかった。

この世界、この大陸を支配してこのゲームで勝つ。

それが僕がこの世界に来た目的...


「いや、違う」


きっとこの世界を支配するのも僕の目的に入った。

でも、本来じゃないじゃない。

トラックに轢かれて死に、女神と主張するシロに出会い、チュートリアルにNPCのような魔女を通り、黄金チケットを使ってこの空間にやってきた。

最初に戻ってみよう。

理性的で、冷静に。

力負けしてただこのゲームを支配するというのは僕の目的ではなかった

僕は僕の物語の主人公。

勝利の条件

ビランのような誘惑の声

そうなんだ


「僕の名前は相良秋。 世界を支配する王になる、神々を満足させる物語を作る。 これが僕の目的だよ」


白い光に満ちた空間がひび割れ始めた.

窓ガラスが割れる音とともに、ガラスの破片が真冬に雪のように降り始めた。


「おかしな答えだね。 お前の正体は何だろう 」


答えが正解ではなかったか。 だが、正解を叫ぶとこの問題では脱落だった。


「自分の力で誘い続ける悪魔の声。

たぶん、その力の主アベルの声だろう。

終末を願うのはヴィラン。

あと、ヴィランの主人公がよくいるのはもうずいぶん前に決まったんだ。

この空間は主人公が悪と善、 その選択肢を選ぶ区間だ。

小説でいえば、第1、2話の次に出てくる第3話では主人公が覚醒する重要な場面だ。

善を選べばヒーロー物、悪を選べばピカレスクかな? 」

「うわごとはやめて早く言え! お前の正体は何だろう! 」


本当にせっかちなヴィランだね。

僕が作家なら韓国映画に書いてすぐ捨てるビランとして適当だった。

悪魔の声はもう手に負えないように、怒り出した。

空で声がかければ響くほど、空間は急速にひび割れして消えていった。

それで、目的が聞きたいの?俺の正体が聞きたいの?


「両方言え。 お前にこの剣をあげられる理由を言ってみなさい」


やはり、終末の神。アベルだったのか。

自称女神のシロのように、僕の心の中をのぞいてみると、確かに神であることが感じられた。

誘惑の声で僕の精神を奪うことも、新しい空間を作ったことも。

アベルが未知数の神ではなく、本当に存在する神であることが理解された。


「自己紹介か···。じゃあ、小説の主人公のようにやってみようか」


僕は両腕を頭高く上げて、足を肩くらいに広げて、英雄が危機の中に登場して自己紹介するポーズを取った。

元々、世界なら全身に鳥肌が立って倒れたはずだが、関係なかった。

今、目の前に高層ビルぐらいの剣が喋っていて、残像だけが残ったこの白い空間を見ると、かっこいい自己紹介を言うのが礼儀のようだった。


「もう一度言ってくれ。 僕の名前は秋。

一流作家になりかけた男だったが、今は僕の新しい物語を完璧に完成させる『神々を満足させる作家』だ! 」

「神を…満足させるか… 面白くない人間だな」


剣はがっかりした口調で声を出した後、白いスペースが完全になくなった。

残像も残っておらず、破片も残っていなかった。

再び火炎に燃える花びらと赤いつる、灰で暗い黒い地…。

そして、依然として固くなっているアベルの剣だけがあった。


「帰ってきたのか? アベルの誘惑に打ち勝ったのか? 」


黒い所に帰っても何も変わっていなかった。

ただ、火炎の火力が弱まり、剣に向かう道が開放されただけだった。

僕は剣への道をゆっくりと歩いた.

これ以上吸い込まれる感じもせず、変な声も聞こえなかった。


「これが…アベルの剣? 本当にすごく大きいね。 これで3回も終末が来たってことだよね?

こんなに強力な力と終末の神様という名前なら、王になるのは時間の問題だね」


そう言ったあと、巨大な剣の刃に指を当てた。

火炎に包まれていた剣としては、かなり冷たい温度だった。

剣には人の血のように何かが流れるのが感じられた。

別に異常がないことに気付いて、手のひら全体を剣に任せた。

すると、剣に巻かれていた赤いつるが、気づかないほどの速いスピードで僕の手に乗って腕を巻き付き始めた。

つるを右手を皮切りに右腕をぎゅっと締め付けながら僕の心臓に向かった。

だが、拒否しなかった。

僕はじっと目を閉じて,再び剣の下に戻った.

暗黒の空間から暖かい風が感じられ、何かが近づいてくるのが感じられた。

目を開けることはできなかったが、地の動き、圧倒される雰囲気に巨大な存在が近づくものと予想された。


「怖くないのか? どうして我輩の力を受けてあげるんだろう?

我輩の力は終末の力だ。 この世界を支配するどころか、命を失いかける終末を起こすだけだ。強い力が全てではないということは、最初の試験で悟ったはずだが…。 お前は我輩の誘惑に打ち勝った。

神の試験に打ち勝った者は、この空間から出て、自分に合った能力を見つけることができる」


今しがたも聞こえてきた低い声 だが、言葉遣いはかなり落ち着いた様子だった。

アベル。終末の神であり、この剣と力の主。 彼はこの力より他の力を入れることを勧めている。

どうして?先ほど誘惑に打ち勝ったとすれば、今は2回目の誘惑ということか?


「お前の考えは自由だ。 でも、心配だね。 お前のような小僧が我輩の力を操るのが。

我輩の剣を使った人間は3人、そして3人とも終焉を告げた。

お前たちの目的は、この世界を支配することだから、その目的を遂げて終末が起こったというのだ」


姿は見えないまま、悪魔のささやきが神の懐柔で聞こえてきていた。

人間の未来を憂う終末の神様って、かなり新鮮な個性だね。

しかし、くだらない心配だった。


「この話に作家は僕だ。 話を展開するのも僕だし、変えるのも僕だよ」


アベルは不満のある声で言い放った.


「お前がその作家だということにそんなに自負心を持っているのか。 世界を破壊する魔法使いや、敵の首を切り裂く戦士ではなく、

ただ妄想する作家なのだ」

「そう、僕は強い魔法だけど、優れた剣術はできない。 でも、ある時は妄想する作家が一番強い時間が存在するんだ」

「なに! 」


僕は何も見えない状態で腕を伸ばした.

手にはざらざらした肌が触れ、初めて触れた時は驚いたのか、少しびくびくしていた。


「作家はね。 時間を止める強力な魔法の力とか、空間を切る剣術とかは絶対に使えない。

しかし、その力の存在を作り出すことはできる。 ルールを破る冒険、死んでも死ぬことのできない不死身、怪物に生まれ変わる物語…。

作家の最も強力な武器は想像力だ。 この武器を絶対に軽く見るな。

一つ問題を出す。 ある神様が一つ願いを叶えてくれるというので、ここに来た。

僕は果たして何の願いをかなえたのだろうか」


「今の我輩とふざけようというのか。 我輩の力がほしい 願いを祈ったから我輩のところに来たんだろう」

「いや、違う」


僕が答えると同時に、肌の震えが止まった。

そうして、遮られた視界の前で熱い鼻息がした。

ドラゴンみたいに…一度も見たことないが、ドラゴンの鼻息がこんな感じのようだった。


「まだ怖くないのか? お前の目の前には今すぐにでもお前を殺せる神様が前にいる」

「そうだね、怪物が目の前にいて怖いのは怖い。 でも、実験の結果は目で見なきゃね? 」


そして、僕は閉じていた眼をそっとあけた。

終末の剣の中、そこには竜の姿をしている終末の神アベルがいた。

たった今燃えてしまった灰のように、黒と花と木で飾られた赤い色が調和のとれた竜だった。


「...どうやって目を開いても消えないんだろう? いったいお前は何者だ どんな願いを込めたから、 この目をこうやって開けられるんだろう」


アベルは鋭い歯をむき,また質問した.

「答えなければ殺してやる」という雰囲気だった。


「そう、まあ。作家を無視したお前にはもう言ってもいいだろう。

その前に一つ聞いてみよう。 もし、普通の人間がこの空間で目覚めたらどうなる? 」

「自然発火しながら苦痛に燃えてこの地の灰の一部分になるんだ」

「うーん、悪くないね」


それから、腕を高く上げて右の指を強く弾いた。

指が弾かれた場所には金色の星の光と残像が残り、風に流されるように消えていった。


「…遺言は終わったのか。 灰になる用意ができたか」


アベルはうなりながら周囲に紫色の火炎を出し始めた.

だが、紫色の火炎は次第に黄色くなり、たちまち、黄金色の炎に変わった。


「な…なに!!ううっ!!熱い…!!! どうして···俺が作った紅炎が!! 」

「おまえが言っただろう。 この空間で主人の許可なしに目を覚ますと、自然発火で苦しみながらも燃えるという」


アベルは大変驚いたようだ。

一言で黄金色の火炎を無視して、僕の足の爪を振り回し始めた。

巨大な爪が空を覆うほど舞い上がった.

そして、そのまま空中で火炎によって灰に変わってしまった。


「うわぁ!!!お前…お前何様の仕業だ!! 」

「気になるみたいだから、正解を言ってくれ。

1つ目、神の能力を持つ。

あなたは強い能力を持っている。 状況を無視する強力な幻覚も起こすことができるし、あなた自身の力ではなく、貸した力でも簡単に一つの土地を何の生命も生まれない終末の地にすることができる。

そのような強力な能力に副作用が存在しないか。 いや、きっと代価が存在するだろう。 強い力には彼の代価が付き物だから。

第二、神を仲間にする。

僕が力を使わずに、あなたの力そのものを使えばどれだけ楽か。 同僚という言葉で僕たちは一つの固い関係が続くけど、でも僕は気に入らない。 神様たちは、僕がこのゲームを支配するのが 見たいから。

3つ目、神の力を奪う。

お前の力を奪えば、終末の神の力を簡単に手に入れることだろう。 お前は訳もなく力を失って、 ただの平凡なドラゴンになってしまうよ。 でも、それでは弱ってしまったアベルの名前はどこに書くの? 僕には王座を支える神の名前が必要なんだ。 力だけで統治する暴お前ではなく、精神的支えになる真の王にならなければならないから」

「それで…いったい何を…」


アベルの体はもはや見分けがつかないほど灰になっていた。

早く言ってくれないと、返事は聞かないまま、消えそうだった。


「そこで、苦心の末に決めた最後の方法。

相手の存在を奪うそれが凡庸な現生人であれ、神の機会を受けた転生人であれ、太初の神であれ、関係なく。

あ、もちろん、チートみたいな能力はダメって言ってたから、一枚につき一枚ずつだけできるよ」

「!!!!! 」


--あまりにもじらすように言ったのか。

すでにアベルの口は消えて久しい。

彼の充血した瞳だけが憎しみを感じた.


「神の力を持つこともできるし、勝手に使えるし、お前の名前まで残せる。 なぜなら、これから『アベル』は僕だから。

この空間を離れるなら、転生人と現生人に関係なく、自分の力を両目で見れば、感覚的に感じられるだろう。彼は終末の神アベルだ。強い力を持った王、圧倒的な精神的神、これで僕は偉大な王の条件をすべて満たした。

あ、一つ教えてあげようか? 剣の外にある黒い灰であるいっぱいの空間も僕が作った空間だ。 能力でお前の存在を奪った後、巣のことを考えると。 ここに瞬間移動されてたよね? 僕と親しい神様が言ってくれたの。 神様ならひとつずつ自分の世界ぐらい持ってるって。 まずは、お前も神って言ったから あると予想はしてみたけど。 本当にあるとは思わなかった。 ハハ」


再び目の前には果てしなく伸びている灰の砂漠だけが残っていた。

赤い花も、つるも、巨大な燃える剣道、終末の神アベルもなかった。


「あ、違う。 終末の神はここにいるのか。

無くなったのはドラゴンアベルだろう。

どこ....『消えない炎』、『火炎からなる剣』、『召喚』、『幻覚』、『自分の世界へ帰還』。これが終末の神の能力か? そんなにチートじゃないから シローも見てくれるよね? 」


そのように僕は王になる前、神が先になってしまった。

黄金色の炎を振り回し、終末の剣で世界を支配する太初の神中終末の神。

終末の神「アキ」


「俺が言っただろ。 作家が魔法使いや戦士より強い時間があると。

これからずっとこの時間で動くから期待してね」

この世界では想像豊かな作家が剣と魔法に勝ちます。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ