プロローグ: 卑しい夢想家。 死んでしまう。
ファンタジー小説、始めます!
よろしくお願いします!!
「さて···ここではこの公式を代入して···こう解くのだ」
気だるい風が学校の窓を突き破って生徒たちの頬をなでる。
忠実に先生の授業を受ける学生
頬杖をついたまま、暖かい風を感じながら居眠りしている学生。
そして、ノートにあらゆる奇怪な文を書く学生がいた。
『アポロ : 紅炎を操る英雄。 花火でできた槍で戦う···』
数学ノートに物語の中の英雄についての情報を書いている私。
私は試験勉強に専念している時より、集中する姿で文を続け始めた。
平凡な学校で平凡な授業時間の中で平凡なノートに
私は「この世界を救った尋常でない英雄の一人。 アポロ」の一代記を書いていた。
私の名前は相良秋。 18歳。
近い将来に私の作品で全国を泣かせる一流作家になる男だ。
自分の口で言うのはちょっとあれだけど、心の中で言う独り言なので関係ない。
こうみても、ネットでアップされた私の小説は月間ランキング1位を3ヶ月間維持していた。
『神々の戦争』
平凡な人間では経験できない神々の物語を読者たちに伝えるファンタジー小説。
しかし、私もまた平凡な人間だった。 神々の話なんて、見たことも聞いたこともなかった。
そうだ。
すべては私の頭の中の夢想から出た話だ!
この神様なら、この状況でどのように問題を解くだろうか。
この神なら戦争の中で何を最重要視するだろうか。
『神々の戦争』はすべて私の頭の中から出たフィクションの話だが、人々はそれでも私のフィクションの話を愛した。
ネット小説サイトで投稿してまもなく、多くの人の関心から月間1位を占めた。
そして、月間1位という王座に上がった時、私の夢は確実になった。
「私は一流作家になる!」
「相良?答えないの?」
本音で私の夢を誓っていた時だった。
確かに黒板の前に三角形を描いていた数学の先生が、私の机の前に瞬間移動して、私の前で険悪な顔をしていた。
「···! それが, 問題集中しすぎて···」
「おお、そうなんだ······」
先生は何本も残っていないはげ頭を輝かせながら、私に興味深いという視線を送った。
「そんなに問題に集中すれば一流作家になれるわけだね 」
「!!心の中で言ったはずなのに! 」
私は先生の一言でぞっとした。
あと、頭の中で実は先生は人の心を見抜く能力を持っているのか。 という妄想をした。
「何を心の中で言うんだよ! 隣のクラスもよく聞こえるように大きな声で言っただけ!
そう、君の夢を応援するこの先生の広い心で君は追加問題をあげよう」
まあ, 僕の妄想はかなわなかった。
「ああ!! ちょっと待ってください。 先生!! 」
◈◈◈◈◈
「君は度胸もある。 静かに授業中のその瞬間に、大声で一流作家になろうと叫ぶなんて····」
全ての学校の授業が終わって職員室に入って追加問題のプリントをもらった私に田中が肩をとんとん叩きながら声をかけた。
「仕事中は人のことは気にならないことはお前も知ってるだろ」
「いやいや、授業中に働くことからもうアウトなんだ」
田中は手をゆっくり振りながら、私の言葉にはっきり否定した。
「でも、仕事ではないんじゃないの? プロ作家でもないのに」
「何言ってるんだ!もうすぐ公募展が開かれるんだよ。 月間1位で上がった私の実力なら、新人賞も狙えるんじゃない? 」
「まあ、お前の筆力や文法は結構壊れてるけど、想像力や表現で生きる小説だからね」
「おい、何か変な言葉入ってない? 」
田中はもともとライトノベルとか前世の異世界小説のようなファンタジー的な文をよく読まない方だった。
だが、私の勧めで田中は『神々の戦争』でファンタジーの初体験をした。
そして、推理小説やミステリー小説を楽しんでみてファンタジーのような異世界の話は拒否するその田中が
私の小説、『神々の戦争』だけは面白く読んだ。
「ファンタジー小説が嫌いな君が読み終わったくらいなら、新人賞はもうとった賞だよ! 一流作家になると、尊敬する作家の方々にもお会いして···もっとたくさん愛されて、もっと私の想像を広めたい···」
「まぁ···夢をしっかり持っているタイプがいいんだけど··· お前、ご両親とは相談した話? 」
「···うん······ま···」
7年間知り合った、男の幼なじみ。 田中はほかの友達より私のことをよく知っていた。
好きなアイスクリーム味、好きな理想のタイプ、そして、私の家族事情まで。
私の家は代々受け継がれている弁護士の家だった.
頭の中が法と年輪でつまった父の上から
どこが始まりかも分からないほど長く伸びている法の家だった。
お母さんはそれに合わせて検事という職業を持っていらっしゃって,
家族の兄と姉、すべて両親の言葉と家族の意思どおりに法関連の職業を選んだ。
そして、その家の末っ子。 相良秋は、
「···法に関する小説を書くと···。認めてくれないかな? 」
「おお、それは悪くないね。 絶対アウトだけど、君の連載中の小説は両親が見たことはある? 」
「それも私がわざと見せたのではないのが問題なんだ··· 誤って小説サイトを画面に出していたらお母さんが急に入ってきたんだよ。
それでその小説をちらっと見て言う言葉が···」
『趣味の生活もいいけど、勉強が先なんだよ』
「うん、アウトだね。 3アウト 」
知っていた。
ご両親は勉強一筋で、お家のお兄さんやお姉さんもまた、ご両親と同じ道を歩き始めた。
しかし、私はその道がいやだった。
私の小説のメインビランの手下より魅力はなかった.
よく舗装されている楽な道。
でも、僕には終わりが見えない遠くて遠い道。
私は兄と姉と小さい時から違っていた。
勉強ができない方ではなかったが、できる方でもなかった。
毎日勉強で全校1位と全国的に競争する兄と姉とは違って。
私はひそかに漫画と小説を読みながら夢想を広めた。
そして、その結果は
兄と姉は両親の希望通りに有名な法学部に入り、私はただ微賤な夢想家になってしまった。
「こんな言葉がある。 文を書きたければ、一旦家を出て行け」
「チッ、私のことを言っているんだね···。 期末試験が始まる前までは話すつもりだったの。 作家になりたいって」
「期末テストが始まるあと2週間だけど···? 」
「知ってる、その日が今日なんだ」
田中は、私の心のこもった言葉が耳に入ると、手で肩を叩きながら心のこもった言葉を言ってくれた。
「きっと、生きてきなさい」
「それ死亡フラグだよ。 大切な友達よ」
◈◈◈◈◈
夜10時______
家の中は法学部に入って2人も抜けている形だったので、前よりずっと静かだった。
静かなキッチンテーブルでは母と額縁の中の父の写真、そして私。 こんなに3人でだけ箸を持っていた。
うちは普通の家と違って遅い時間に帰る母のために夕食が遅くできてしまう。
「そういえば、秋。 もうすぐ試験期間だよね? 今回は前回の試験より良い点数をもらわないといけないと言うんだ」
お母さまは、ジャガイモの煮物を取りながら、静寂を破る不吉なお言葉をおはじまりになった。
「この前の試験にはどういう風の吹き回しなのか、急に成績が出なくて···。最近、他のことを考えてる? お前もお前の兄さんと姉さんのように良い大学に入って安定的に弁護士や検事にならなければならないじゃないか」
あ、またこの話。
私が本格的に文を書いて始めたのはおよそ5ヶ月前。
私の想像力を広げ、新しい世界を建築していた時、自然に、そして当然に私の成績はどんどん底に落ちていった。
両親には一つのトリュフがあったと取り巻かれていたが、今回も自信がなかったのは同じだった。
勉強をせず、できなかった。 私が作ったその世界に、神々の物語が繰り広げられるその想像に集中するあまり、現実に集中できなかった。
「あの···お母さん···申し上げたいことがあります」
「なんだ、秋。 他の塾に通いたいの? 今通っている塾が気に入らないの? 」
「いや···そっちの問題じゃなくて···」
「じゃあ、何が問題なんだ? 」
お母さまは、純粋ではあるが、強圧的な問いをおかけになった。
うわごとを言ったらぶっ殺すというその目つきと共に、私は箸の先が揺れ動いて震え出した。
---「きっと、生きてきなさい」
---「それ死亡フラグだよ。 大切な友達よ」
そうだ, しなければならない。
ここからさらに引き下がると、本当に取り返しがつかないと感じた。
すでに投げられた死亡フラッグ。決まった死に私は恐れなかった。
まるで、『神々の戦争』の英雄。アポロのように。
「私、弁護士や検事のような職業を持つつもりはありません。」
「な···?」
お母さまの強圧的な眼つきは、たちまち濃くなっていった。
敵の攻勢がだんだん強くなる.
だが、引き下がれない。
アポロのように炎の槍を高く上げ、敵に突進する。
私は携帯電話でインターネット小説のホームページに入って月間1位に大きく値する末息子の名前を見せてくれた。
「勉強も兄と姉と違うし、法について興味もありません。 お母さんにとっては突拍子もないかもしれませんが、私は実は小説家になりたいです。 既に私の想像と作品を好きな方も多いです。 ここが何人か見たら____"
「お前今それが話になると思うか!!? 」
さっきまでジャガイモに刺していた金の箸が、大きな音とともに空中を飛び始めた。
思わず視線が離れたお箸に目が行ったあとで、急に暗い雰囲気のお母さまのほうに目を向けた。
母は、いつにも増してゆがんだ顔を見せていた。
「お前···本気なの? 僕がお前をそんなに教えたのか? お金を簡単に稼げるようにするために、 そのお金が入って学校に行かせて、 塾にあげるんだけど。 あなたはそれを全部混ぜて食べるつもりなの? 」
「ちょっと···お母さん、とりあえず、少し落ち着いて···」
お母さまは、まるで心臓に触れた活火山のようであった。
溶岩と煙が噴出しており、あらゆる物を破壊し始めた。
「空にいるあなたのお父さんがこれを見たら何を考えるの?! お前が書いたあほうな文みたいなの見ながら爪でもかじってるかな? 」
「あほうな文······ですか? 」
「それじゃ間抜けな文章だよ、あれが有益な文章なの?! あれがお金になるのか. 教えを与えるのか。 ただ大したことない人間たちが妄想したことを書いただけじゃん!! 」
「小説をそういうふうに見ないで下さい!! 」
初めてだった。
私は黒い空で溶岩を噴出する母親に初めて食ってかかった.
もちろん理性的に食ってかかることはできなかった。 間抜けな文章、大したことのない人間たちの妄想なのだ。 私の夢に対して何もしてくれなかったこの火山には聞きたくなかった言葉だった。
「お母さんが私にしてくれたことは何がありますか。 「若い時に塾に連れて行き、強圧的に椅子に座らせ、成績が出なければ殴ったり···。 私はあなたの操り人形ですか」
「これがお母さんにたて突くの? 早くこのあほうな文章消せないのか。 君の兄さんと姉さんを見ろ。 このお母さんのおかげで楽に働いて、楽にお金を儲けるんじゃないの? 」
「そんなに楽にお金を稼ぐ機械にしたり、うつ病になったりするんですか? 」
再び金属製の箸が轟音とともに飛行した。
兄は過労で病院に入院するのが日常で、姉はストレスでうつ病に悩まされていた。
その中に姉は私の文章を密かに見ながら、休憩を取っていると連絡を送ったことがあった。
お姉さんにも認められた文なのに。 うつ病になったお姉さんがよく読んでる文章なんだけど···
「母にはこれがぼんやりと見えるかもしれないけど、私の文章は多くの人に好かれる文章です。 私は止めることができません。 ずっとそのように私の文を無視するなら, 私は家を出ます」
「はぁ?そうだな、出て行け。 今すぐ出て行け! 顔も見たくないから、早く目の前から消えろ!! 」
その瞬間、泣き叫ぶお母さまは、私の小説のおぞましい怪物として投影され、視野が涙のために、だんだんぼやけていくのを感じた。
心がどっか気まずい。
一番認められたかった人に
私は今日、馬鹿な文章だという言葉を聞いた。
「そう!!お母さんが私の夢をそんなに全面否定したら、私はお母さんに従いません!! 」
私は熱い涙を流しながら、隣の家にも聞こえるくらい大声で叫んだ。
そうして、お母さまが、どんなご反応をなさったのか、確認もせずに、お家の外へ飛び出して行った。
◈◈◈◈◈
夜11時。
もう時間は夜明けに向かって走っていた。
私はどこまで走っていたの?
私の顔は涙でいっぱいだった.
夜の空気を横切りながら、とめどなく走り回っていた。
心臓は張り裂けるように鼓動しており、頭はどこが終わり、始まりなのか分からなかった。
わっと泣きじゃくる声が、暗い道に響き渡った。
そして、体力が限界に達したとき、私は冷たい灰色の道路に立ち止まった。
心臓のように揺れる両足、ようやく私の上半身を支えていた。
気持ちだったら、もっと遠くへ逃げたかった。
これまで私を操っていた母から、作家は妄想家に過ぎないという現実から。
最初から、この世界を離れたかった。
·········
そして、この世界は私の切実さに答えというか、
目の前から大きなバスが走ってきていた。
「このじかんに···バス···」
苦しそうにうめき声を上げる途中,私は静かにささやいた.
バスは、この暗い夜に、どう運転するかわからないが、前、後ろ、そしてバスの中まで、全部明かりが消えていた。
バスはただ闇の中で揺れる青い魚に見えた。
その時、ある漫画ユーチューバーが番組の途中で言った内容私の頭をこぼした。
確かに、異世界への行き方についての内容だった。
誰もがコンビニに寄って突然、誰かは通り魔殺人で異世界に行き、誰かはトラクターをトラックと勘違いして心臓マヒで死に(これが一番呆れる) いろんな方法があるんだけど、
そこで一番大衆的で、よく出てくる方法はトラックにひかれて死ぬという内容だった。
確かに、ありふれた異世界転生小説だと、主人公が一度死んで異世界に行かなければならないのに、そこで一番多く使う方法が事故死、
つまりトラックで轢死するのが一般的だった。
······
いやいや、しっかりしろ。 ここは現実世界じゃん。
俺がここでバスをよけずに、そのままバスにひかれて死んだら、ただ自殺を美化する格好になるんじゃない?
私は汗まみれの髪を振り払い,体を引き締めた.
最初から死ぬことができなかった。 私は全国を泣かせる、いや、世界を泣かせる一流作家になる身だ。
ここで死んだら、たった今お母さまに怒られて家を出た理由が無くなる。
それだけは許されなかった。
「······」
バスは止まらずにずっと私のところに走ってきていた。
行かないと。 逃げないといけないのに···。
何故か足が動かなかった。
震えているのも止めたのに、今は動いていなかった。
今、そうやって走ったからかな? でも、しっかりしろよ。 今バスが来てるって、
お母さんに死ぬ覚悟をして言った後に走ったんじゃないの。 じゃあ今も死ぬ覚悟でバスを避けろって。
私は両足を殴りながら叫んだ.
だが、足は冷たくなっていった。
「ちょっと待って···これ···」
橋ともめている間に、バスはもはや避けられないほど近くなった。
死が近づくような気持を覚えた
だが、涙は出なかった。 身も心も震えていなかった.
私は死ぬことを恐れてはいなかった.
バスはいまだに光らないまま走ってきていた。
だが、私ははっきり見えた。
僕に向かって走ってきているバス。
バスの運転席も暗黒のように暗かった。
そして、はっきり見えた。 そのバスの中には、男も、女も、子供も、お年寄りも。 運転手さえ見かけなかった.
すでに避けられない距離。 「私は一流の作家にならなければならない。
お母さんにそう言って、周りの人にも同じことを言った。
ならないといけないと思うんだけど···
私の体はその場でバスを眺めているのを選んだ。
そのようにバスは一度ごう音を立て、無事に自分の行く手を走り続けた。
·········
死んだのか?
冷たい灰色の道の床に生えた頭が熱い液体で湿っていた.
汗ではないような生臭い香りが私の鼻を突いた.
鼻が香りを感じ取ったということは、まだ呼吸ができているということになった。
あんなに大きなバスに押し込まれたのに、死ななかったのだ。
「···ハハ」
私は体に力が入らないことに気付き、苦笑した。
つかの間でも、小説の中の異世界に飛んでいくのだろうという期待を抱いた自分自身が、あまりにも情けなかった。
現実はバスにひかれたら、体にどの部分が壊れたのかも分からないほど、体が壊れることがあるということに改めて気づいた。
異世界なんて存在しない
すべて人々の想像に過ぎないし、
それは、書き手りたちの妄想に過ぎなかった。
「あら、もう死んだの? まだ君の人生がどんなに明るくて晴れやかなのに···」
血が私の肩にまで濡れていったとき、耳元で女の声が聞こえた。
耳を含め,それでもまともに機能している目の筋肉に力を入れた.
そして, 焦点の合わない視界の中で, 頭からつま先まで, みんな雪のように白い少女が見えた.
「············」
「はぁ···死んでまでそんな考えをしているんだな? 」
「············」
口が動かなかった。
今、聞きたいことがたくさんあるから。
お前は何者で、いったい何が起こったんだ、おれはこんな目に遭っているんだ。
「僕はGOF153だよ、君は今バスにひかれて死んだよ、そして···。君がこんな目に遭うのは必然だるな」
「···! 」
私は口とは反対に作動していた目で驚きを表現した.
瞳が大きくなり、眉が上がると、少女はおもしろそうにキャハハ笑い出した。
「まあ、時間があまりないみたいだから、本論から話すよ。 お前この話が終わるのが惜しい? 」
この話だって?
「今君が息をしているこの世界さ。 もうすぐ放送中断になるこの話だよ。」
今私の人生について話しているの?
「序盤は反応が良かったのに···。だんだん後半になるにつれて評が悪くなってね。 君の人生
まあ、最初はみんなそうだよ。 自分の人生を見る視聴者のような存在がいるとは思わないから」
全然理解できないんだけど。
「······ま、そうするしかないのか? 基本背景が分からないからね。ふうふう」
純白の少女は血に濡れた私の額を撫でながらささやいた.
「じゃあ、よくわかるように説明してあげるよ。 異世界に行きたいの?
そして、その世界に行ってあなたの話を思いきり書かせるの。
種類は一つだけだが、君の気に入ると思う」
私は誰だか分からない神秘的な存在に本能的に反発感が生じた。
断るなら、どうなるかということが気になった。
「断るなら···うーん···そうだろう? お前たち人間たちが作った天国と地獄に行くんじゃないか? 」
天国と地獄が実際にあるって? そして人間が作ったの?
「気になるなら、そこに送ってあげようか? 残念だね。立派な作家になれたのに」
少女の口から、立派な作家という言葉が出て、私は自分の勝手な気持になった。
立派な作家というのは一体何なんだ. 視聴者たちはまた、一体何なのか。
「知りたければ、いったん心界に行くんだけど~どうだ、天国と地獄で退屈に生きるよりこっちの方がもっと面白くない?」
少女はいつまでも好奇心のこもった言葉を続けた。
確かに、既にバスにはねられた時点からこの世界に対する感情はなく真剣になって久しい。
この世界に冷たい死体として残る理由はなく、天国と地獄に行く理由はなかった。
少女が語る異世界。
ファンタジー作家として、優れた夢想家として、そして一流作家になる身として。
「じゃあ、同意したの? よかった。ついに一人迎え入れたな···」
迎え入れて···? それはまたどういう意味だろう?
私は少女の最後の言葉に疑問を抱いた.
「あ、一応行って説明してあげるよ。 本格的に始める前には心の準備も少しかかるからね」
純白の少女はそう言った後、手を合わせながら祈り始めた。
そして、私の生臭い血に染まった体が、次第にほこりに変わっていった。
私は驚きのあまり、純白の少女に心の中で一瞬と叫んだ。
けれども、少女は祈りを止めず、太陽のように明るい笑顔で私に言った。
「ようこそ!王のゲームに参加させていただいたことを! 」
初めて書く異世界物ですね。
原文を翻訳機で回して連載するので誤字脱字があるかもしれませんよ!
楽しく見ていただいて、おすすめとレビューをしてください!!