阿笠優(アガサ ユウ)特典ストーリー
@背景、場所
(言い回し、ニュアンス)
※SE描写
あなたに思いを伝えようとする阿笠優。
高校生時代にお世話になっていた家庭教師の金子紀恵と、
金子の幼馴染という須田和樹に相談をしていたところ……
@カフェ
阿笠「金子先生!! 僕どうしたらいいの……!」
金子「(少し小声で) しーっ! ちょっと、カフェで大きな声出しちゃだめだよ優くん……! それに私は、優くんが高校生の時に勉強を教えてあげてただけでもう先生じゃないし……、むしろ今はあなたが先生でしょ」
阿笠「僕にとっては先生はいつまでも先生だよ。そのおかげで僕は教師になれたしね」
金子「私のおかげじゃないよ。優くんが必死に勉強したから夢を叶えられたんじゃない」
阿笠「それは……ただ憧れの人に追いつこうとしてただけで」
金子「その調子でその人に自分の思いを伝えたらいいんじゃないかな……?」
(ここから早めの言い合い、前のめりになってるイメージ)
阿笠「出来ないから先生に相談してるんじゃん!!」
金子「私に相談されても困るよ……!」
阿笠「だって先生彼氏いるしさあ!」
金子「わ、私から思いを伝えたわけじゃないんだもん……!」
(ここまで)
阿笠「先生に会うために勉強ができないフリしてたっていう、あのイケメンの元教え子でしょ? はぁ~~僕にはそんな事できないしなぁ……。その彼氏今からここに呼べない?」
金子「ええっ?! どどどうして?」(びっくりしたように)
阿笠「いやあ、直接教えてもらえないかなって。いいアドバイスとかくれそう」
金子「この時間は大学で勉強中だから難しいかなあ……あ、私の恋人じゃなくて恋愛の先生を連れてくることは出来るかも」
阿笠「え、なにそれ。恋愛の先生なんているの?」
金子「ふふ、まあね。待ってて、ちょっと連絡してくるから」※席を立つ
@少し時間が経った同じカフェ
須田「それでアタシが呼ばれたってわけね」
金子「カズちゃんこういうの得意でしょ? あなたも恋人ができたって聞いたし」
須田「やだちょっと、それどこから洩れたの? 女ってこういうところが怖いわね……」
阿笠「阿笠優です、はじめまして。えっと……」
須田「カズミちゃんって呼んでくれればいいわ、よろしくね」
阿笠「お願いします。それでカズミちゃんは何者なんですか? 金子先生とはどういう関係?」
金子「カズちゃんはバーを経営してるの。私の幼馴染よ」
須田「恋愛の先生だなんてとんでもないわよ。相談にはのれても自分のことに関してはホントだめなんだから。だから堅苦しい敬語も要らないわよ!」
金子「確かに、前も『好きな女の子が知らない男にデートに誘われた』って大騒ぎしてたもんね」
須田「もう、ノリちゃん! 恥ずかしいからやめて頂戴よ」
金子「でも私よりはいいアドバイスをくれると思うから。ほらほら、優くん」
阿笠「えっと、その、……5歳歳上の好きな人に思いを伝えたいんだ。昔馴染みで同じ職場だし、仲もいいからタイミングが無いわけではないんだけど、なかなか勇気がでなくて」
須田「なるほどねぇ……近くに居すぎた故の悩みってとこかしら」
阿笠「まさにそんな感じ。僕には金子先生の彼氏みたいにはできないし……」
須田「そういうときはなにかイベントがないとね。問題はその内容だけど……」
阿笠「カズミちゃんも最近恋人が出来たんだよね? どうやって?」
金子「あ、それ私も聞きたかったの」
須田「アタシのはだめよ、参考にならないから」
阿笠「そう言わずに! 参考にならなくてもいいから!」
須田「そんなのただの報告じゃないの!!……その……け、よ」
阿笠「なになに??なんて?」
須田「酒よ!!!酒の勢いで言ったの!!」
阿笠「参考にならないな~~~~~」
金子「参考にならないね~~~~~」
須田「仲いいわねアンタたち……、あら?」
金子「どうしたのカズちゃん」
須田「外にいるあの子、ずっとアタシたちのこと見てるわよ? 知り合い?」
阿笠「……ん? あっ!!」※立ち上がる
金子「走って行っちゃった。もしかしてあの女の人?優くんの好きな人って」
阿笠「う、うん……」
須田「まずいかもしれないわね。あの場所からじゃアタシが影になって見えないわ。ノリちゃんとメガネくんが二人きりで親密そうに話してるように見えたかも」
金子「まさか私と優くんが恋人同士だって勘違いしちゃった……?」
阿笠「ど、どうしよう……」
須田「とにかくここを出てあの子を探しましょ、誤解を解かなきゃ。ノリちゃん、あなたは可能なら彼氏を呼んでおいて。彼を見せたほうが手っ取り早いわ」
金子「そ、そうだよね。そろそろ大学終わる頃だと思うし聞いてみる……!」
須田「いくわよ、メガネくん。あなたの恋をここで終わらせたりしないわ」
阿笠「うん……!」
@公園
彼氏「話は紀恵さんから聞きました。俺が力になれることがあれば何でも手伝いますよ」
須田「あら、噂通りのイケメンね。ノリちゃんも隅に置けないわぁ」
金子「か、カズちゃん!!」
阿笠「ごめんね、僕のせいで無関係の君まで巻き込むことになっちゃって」
彼氏「いえ、優さんも紀恵さんの元生徒なんですよね。なら無関係じゃないですよ。それに、彼女が別の男の人と付き合ってると勘違いされたままなんて俺が嫌ですから」
阿笠「ぐっ……ごめん……」
彼氏「はは、やだな、冗談ですよ。俺にも優さんを応援させてください」
阿笠「ありがとう、助かるよ」
金子「でも、このあたり結構探したのに居なかったね……」
阿笠「……うん」
須田「っていうか電話は? 連絡先知らないの?」
阿笠「……知ってる、けど……」
須田「ならかけなさい! 今どこにいるの? 誤解だから説明させてほしいって!」
阿笠「いや、それが、その……社用携帯の番号なんだよね、家にあるし取りに行くのに時間がかかる……」
金子「それ知ってるって言わないよ優くん……」
須田「でも、そもそもどうしてあの子は逃げたのかしら」
阿笠「え? どうしてって?」
須田「例えばメガネくんのすっごく仲いいお友達がカフェで異性の人とお話してたとするわよね。それをあなたが目撃したとして、どう思う? その友達と目が合った時、どうするかしら?」
阿笠「うわ、アイツ恋人出来たのかよ! って思うくらいかな……邪魔はしないけど目が合ったんなら相手によっては茶化したり、手を振ったり……」
金子「そういえばあの女の人、辛そうな表情してた。傷ついた、ショックを受けた、みたいな……。もしかして彼女……」
須田「それは直接本人に確認すればいいことよ。メガネくん、他に彼女が行きそうな場所とか分からないの?」
阿笠「うーん……行きそうな場所……」
金子「思い出の場所とかは?」
阿笠「思い出の……場所……。……あ」
@懐かしのカフェ
阿笠「……探したよ……ここに居たんだね、僕と君が再会した場所……最近仕事続きで全然来てなかったから、すぐに出てこなかったよ。
え? ち、違うよ! 彼女が出来たから来なくなったんじゃない! 聞いて、誤解なんだ、さっき店で僕と女の人が一緒にいるところを見てたでしょ? あれは……っ、な、なんでおめでとうなんて言うの……? お似合い……? 僕とあの人が……? どうしてそんなこと……君は僕に恋人が出来てもなんとも思わないの? ……なんだよ、それ……優くんには幸せになってほしいだなんて、僕はそんなことを聞きたかったんじゃない……っ
……待って、(声を荒げて)……待てよ! まだ話は終わってない! ※歩き続ける彼女
(絞り出すように)……っ……お願い……待って……
……僕は君のことが好きなんだよ!!!
(声もあまり出ないような感じ、少し泣きそうな感じでも○)
君のことが……好きなんだ……。他の誰でも無くて……君のことが。
あの人は、僕の先生で……どうやったら君に思いを伝えられるか、相談してた。
……そうだよ、言ったでしょ、誤解だって。あの場所にはもうひとり居たんだよ。君からは見えない場所に座ってただけ。
ひどいよ……僕を幸せに出来るのは、君だけなのに。
ううん、ごめん、こんなはずじゃなかったんだ。……もっと上手く、伝えたかったんだけど。
……え? 問題……? 今……? いいけど……やっぱり君って変わってるね、そういうとこも好きなんだけどさ。
……あは、そのクイズは簡単すぎるよ。……いいの? 答えて。
君を幸せに出来るのは誰か……それは、僕だけだよ」
@カフェの外
須田「なにかあれば駆け込む準備はしてたけど、どうやら必要なかったみたいね」
金子「そうみたい。よかった……」
彼氏「俺はちょっと残念だな。紀恵さんの恋人は俺です!って言いたかったのに」
金子「ええっ?!」
須田「あ~ハイハイ、オネエの前でイチャつかないでくれる~? ホッとしたらお腹空いてきちゃったわ? 結局あのカフェではなんにも食べられなかったし」
金子「あ、じゃあ今からうちにくる? 最近お菓子作りにハマってて、たくさん置いてあるの」
彼氏「紀恵さん、あれ全部俺のじゃないの?」
金子「こーら! そんな子供みたいな事言わないの! それにカズちゃんにも恋人がいるんだからね!」
須田「そうよ~~? アタシのわたあめちゃんは日本一可愛いんだから!」
彼氏「紀恵さんは世界一可愛いですよ」
須田「ならこっちは宇宙よ! 銀河一可愛いんだからね?! あとで写真見せてあげるわよ!!!」
彼氏「いりませんよ!!!」
金子「もう~~~いいから!!ほら行くよ!!」




