01 支度
「」=主人公
『』=主人公以外
『__て__さ_!!
_き_くだ__!!
起きてください!!』
耳元で大声を出されたので、まだ少し重たい瞼を開けると
手のひらサイズの小さな人が、ふわふわと私の頭の上で浮かんでいた
『もぉー
今日は街へ行くんですから
早く支度をしないと間に合いませんよ!!』
「んーフワァ〜」
アクビをしながら 部屋に吊るされているハンモックからおりる
「ん、みんなおはよ」
『おはよぉーー!!』
私の家は一階建て。中は広いよ……なかなかね
その中に私以外に精霊がすんでいる。それも何十人も
───────
精霊……炎や氷、木 etc…に宿っている
姿が変えれたりして意外と強い
───────
なんかね
死にそうだったから助けてたら
めっちゃ増えた……
まぁとりあえず
のそのそと朝食の用意をした
パンケーキを自分の分と、もう1枚焼いた。
それを、小さく切ると、精霊たちが次々と自分のお皿に持っていく
「準備OK?」
『うん』
「じゃあいただきまぁす」
『いただきまぁす!!』
・・・・
食べ終わったので支度をしようと思ったけど
なんかもうされてた
なのでシンプルなローブを着て、フードを被り
準備されていた鞄を肩にかけて
カルファ族特有の目の中にある印を隠すように、眼帯をした
鞄の中には4人の精霊が入った
氷の精霊…ソフィア
炎の精霊…ハイネ
風の精霊…フィン
樹の精霊…アイン
それと案内役で
土地の精霊…チーノ
後の子達は街で住むところが決まり次第
来ますよ
だって大人数で行ったら迷惑でしょ?
「みんな、住むところが決まるまで
留守番宜しくね」
『はぁーい!!』
「じゃあ行ってくる」
『行ってらっしゃい!! イヴ様』
あぁ自己紹介が遅れたな
私の名前はイヴ…
ベアトリーチェ・イヴ・キフェル
イヴはミドルネームだ
親が小さい頃つけてくれた
ベアトリーチェとは神の御加護とか喜びをくれる者?とかって意味があるらしい
よく知らないけど……
それより
「街ってどんなところなんだろ?」
『そーですねぇ
簡単に言えばいろんな種族がいっぱいいます』
「そうなんだ」
初めての街
楽しみだなぁ




