あともう少しだけ...
いや、マジで初投稿なんで勘弁してください。
誤字、脱字も勘弁してくだs...
ピンポーン...
「スヤスヤ...」
ピンポーンピンポーン...
「うーん」
ピンポーンピンポーンピンポーン...
「うるせぇんだよっ!」
重いまぶたを眉間にシワを寄せながら少しずつ開く。眠りを妨害されたせいか、勢いづいて玄関のドアを雑に開けると制服姿の平凡という言葉が似合いそうな外見の少年が立っていた。
「おはよう。お前今日入学式だぞ?」
「・・・」
「・・・」
すっかり忘れてたあああああああっ!
俺、飛騨純一は毎朝起こしてくれるスマホの目覚ましが鳴っていないのに今更気づいた。それに、最終兵器である姉が今日は不在だったことにも気づく。
朝食はアイツの弁当食うか・・・
「べっくしっ!アイツまだかよ・・・。にしても今日の俺の弁当に危機が迫っているような気がするのは気のせいかな・・・。」
最低限の準備をすませると、頭上の寝癖が多少目立ったままダボタボの姿で俺は玄関のドアを開けた。
「遅かったな。って、お前何だよその格好。」
コイツは井上シャイニングフレイムマスター・・・。じゃなくて井上翔太。俺の友人。さっきのは間違い。うん。
「それはこっちのセリフだ。やっとこさまともな格好してんだな。」
それを聞くと翔太の顔が真っ赤になる。それにおびただしい汗の量が一気に溢れた。やめろおおおおおっっっっっ!!!と叫びながらのたまわっている。まあ、彼の中学時代の黒歴史は放っておいて、さっさと歩き始める。
「バラすなよっ!?バラすなよっ!?絶対にバラすなよっ!?」
わざとやっているのかはわからんが、コイツは3回言った。残念。日本のルールでバラそうかと思っていると、いつの間にか駅に着いていた。せめて身だしなみを整えろと翔太に指摘されシャツをズボンの中に入れていると、
「うわっ。あっ。すいません...。」
そこでぶつかってしまったのは同じ学校の制服のメガネっ子美少女・・・ではなく、同じ学校の制服のイケメンメガネ男子だった。
「「チッ」」
「いや何で舌打ちするんですかっ!」
え、わかんないの?お前みたいなのが女子にきゃあきゃあモテるんだよ。ホントにリア充蒸発しろ。と隣の同類と舌打ちをした。別に俺らは悪くない。
ん?
俺は目の前のメガネの鞄にぶら下がっているあるモノに驚きを隠せなかった。それはまさにあの人気アニメのヒロインキャラの限定版ストラップだった。
「「っ!?」」
なんだ。同類か。
更新は気ままに...何でもないです。
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