ある少女のスタート
お読みください。
ぺこり
「はぁー、」
少女はため息をつく。
なんであんなこと聞いちゃったんだろう…
絶対へんな奴だと思われちゃったよね、
でも、かっこよかったなぁー。
ある男の顔思い出す。
諦めた方が楽なのかな、なんてね、
そんなことを思いながら学校に着く。
「早く着きすぎちゃったかな。」
学校には人気がほぼない。
靴を履き替え、教室へと向かう。
「今日はどうやって話しかけようかな…」
考え事をしながら歩いているとドアの前に着いた。
あれ?何か聞こえるけどなんだろう?
「あのね、私好きなの。」
え?この声って月華ちゃん?
誰に言ってるんだろう、
ドアを少し開けて覗き込む。
!
そこには木兎の姿があった。
な、なんで、まさかこれって月華ちゃんが木兎くんにこくはくしてるの??
「――――君のことが」
「ふ―ふ、い―いだろ―」
あれ?よく聞こえないな、耳をすませる。
「俺がお前をあいつの彼女にしてやる!」
なんか大事な部分を聞いてなかった?
待って!落ち着いて考えるの私!
全く落ち着いてない心を静めてからもう一度あらためて考える。
考えてでた結論は。
もしかして、相談されてる?
そうすれば納得はできる。
もう少し聞いてみようとすると、
「――――バイバイ!」
まずい!
どこかに隠れなければ!
隣の教室に避難し、やり過ごす。
ど、どうしよう、
まずそれが一番の感想だった。
?
ふと、思う。
これってチャンスなのかも!
だとしたら早速実行しないと!
ドアをノックする少女。
「あのー、」
「さっきの話、私も手伝っていい?」
よし言えた!
ここから私の恋はスタートするんだ!
そして話は進んでいく…
なかなか小説とは難しいものですね
これからもちょくちょく更新できたら嬉しいです!