第5話 月の過去…
月【はぁ…私は今莢ちゃんと帰路に着いてます…それだけだといいんですが…質問責めにあってます…】
莢『ねっあの3人レベル高いよねぇ、ねっ誰が好み?』
月『顔じゃないと思うけど?』
莢『えぇ〜顔も大切だよぉ…ん〜まっ性格ふまえてもやっぱ周君かなぁ♪』
月『ぇ゛』
月【何故?…遊んでますオーラ満開だったよ?…莢ちゃんも遊んでるか…】
莢『…月もさ…昔の事忘れて恋愛しなよ…』
莢【何言ってんだろあたし…月の過去知ってて…でも…幸せになって欲しいからだよ?…】
月『…うん…ありがと…』
月【4月27日…それはこの世で一番嫌いな日…私の…妹が死んだ日…私達姉妹は捨てられた…私が1歳と3ヶ月で妹は生後2ヶ月だった…その後はお決まりのコース…親戚の家をたらい回し…酷い仕打ち…私の体はそんな傷だらけ…私は耐えた…だけど…妹は耐えられなかった…不良になり…妹が13歳の4月24日に家出した…妹は3日後自殺…自殺理由は…集団レイプ…犯人は捕まった…15歳の少年8人…レイプ理由は興味本意…でも反省してます…そんな理由で私の妹を自殺にまで追いこんだの?…反省なんてしてないじゃない……だけど…少年法に護られた…何故?…釈放されたとき薄笑いしてたのに?…確かに妹は色々バカやってた…だけど私には大切なたった1人の肉親だった…赦せない…だけど…何もできない…そんな自分に…腹が立つ…その日から私は…男が…いや…そこからつい最近まで人が信じられなくなった…闇から出してくれたのは莢ちゃん…でも…まだ男は怖いよ…】
莢『月?…ごめん…余計な事思い出させて…』
月『ううん…イイの…泣いても…妹は返ってこないのにね…泣いて返ってくるんならいくらでも泣くのにね…』
莢【私は…神を憎む、怨む、呪う…まだ16歳だよ?…初めて月に会った時…その時の…月の眼…温かさが微塵も感じれない眼…映るのは…悲しさ…苦しさ…寂しさ…切なさ…辛さ…とても淋しい眼…神が居るとしたなら…貴様はくそったれだな!…月は…親に捨てられたんだよ?…もうそれだけでイイじゃんか…なんで…なんで最愛の妹まで奪うんだ!…なんで淋しい思いばっかりさせるんだ!…なんで…そんなに虐めるんだ?…心も体も…もうボロボロなんだよ?…これ以上虐めないであげてよ…】
月『ごめんね…莢ちゃんまで泣かせて…』
莢『謝らなくてイイよ』
月『私…生きてる意味あるのかな?…』
パンッ
莢『バカ!!…望まれずに…望まれずに生まれてくる子なんか居ないんだよ!?…それだけは言っちゃダメなんだよ!?…無責任な言い方だけど…生きてたらイイ事あるよ…1人じゃ見つけられないならあたしも一緒に路を歩いてやるから…そんなの言わないでよ…』
莢【ここまで虐めて!!…私は神を心底軽薄する…神程愚かな奴は居ない!…】
月『ありがとう…』
月【そうだよね…きっと1人じゃ路が真っ暗で進めない…でも…私を想ってくれる人が必ず路を照らしてくれるよね…私はもう決して折れないよ…何故なら…私を照らしてくれそうな男性〈ひと〉を見つけたから…】




