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僕と不思議な君  作者: 千崎の趣味
8/18

夢の中の謎

「僕にはまだはやいって、どういう意味だろう」


学校の帰り道、赤いランドセルをしょってぶつくさ言っている不気味な少女が一人、


ホワイトに言われた契りを悶々と考えていた


「3年後には教えてやろうっていっていたけどさ」


3年たたないと教えてもらえないとか、

3年後覚えているかわからないよ

その契り


第一、実るってなにさ、


..............はっ、

さてはホワイトのやつ、

僕のことフルーツ扱いしてるだろっ

人をフルーツ扱いするとは酷い!!まったく!

あの馬鹿ヤマタノオロチっ


軽く罵倒しながらトボトボと歩いていると


「つなーっ一緒に帰ろー」


眼鏡っ子が走ってきた

彼女は香海 林檎

僕の夢の話をできる唯一の友人、

彼女にはホワイトのことも少しばかり

話しているので

話にのってくれる

お互いのみた夢を話せる子だ


皆、夢から覚めると大体忘れてしまうみたいで、

なかなか夢の話をできる子がいなかった


なんで忘れてしまうのかな、こんなにも面白いのに


「でねー、この前の夢がねー」


「その夢はきっとさ…」


夢の話をできると、さらに話は広がる

新しい発見も、あるというのに

少なくとも夢はもう一つの現実だと、僕は思う


感触や匂い、リアルに感じれる夢の中を


ホワイトがいてくれる世界を、





























ホワイトを

愛し始めていた


と、いっても、これがどういうものなのか、

僕には謎だった

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