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僕と不思議な君  作者: 千崎の趣味
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血まみれの世界

「......なんだよ、これ.......」


そこに広がる光景は、さっきまでの楽しい場所とは

異なっていた




冷凍にされた死体が、ずらりと、

1ヶ所を取り囲むかのように高く積み上げられている、

回りには血まみれの、

刃物刃物刃物刃物刃物刃物刃物刃物刃物刃物刃物刃物刃物刃物刃物刃物刃物刃物刃物刃物刃物刃物刃物





人から、象やイルカ、犬、猫、大きいものはクジラ

動物が、そのままの姿かもしくは


見るも無惨なグチャグチャな状態で冷凍されている



その中心に、


ホワイトがいた



体が傷だらけになって、ぐったりとしている



人の姿をしたナニかが、ホワイトを取り囲んでいる、


あいつら、なんだよ




「!?っホワイト!?」


なんだこれ、なんなんだよ

なんでホワイトがあんなになっってんだよ


さっきまで僕をおちょくっていたのに、



人の姿のナニかは、僕には関心を示さない様子で、

ただただ、ホワイトを見ている



『......これしきの怪異に、ここまでされるとは......』


ホワイトの声が響いた、苦しそうだが、よかった、

生きている



とっさに僕は回りにあった血まみれの刃物を

手に取った、

気持ち悪い、夢だよね?コレ



ホワイトのもとへ、駆け寄った、

そこで、やっとナニかは僕に一斉に顔を向けた


知ったこっちゃない、今はホワイトのもとへ、


『.....お主、来たのか、悪いが私はこれまでのようだ、』

「なにいってんのっこんな奴ら倒せばいいじゃんっ」

『今の私にはこやつらを歩降る力が無い、

すまないな、ついさっき友の契りを交わしたばかりだというのに.......』


弱々しく言うなよ、僕を、君はまだ見つけていないでしょう、

かくれんぼ、こんなところから出て、続けよう...



あぁ、そうか、力が足りないんだっけ、

だったら、ほら、ここにまだ動ける僕がいるよ、




「こんな意味が分からない奴らに君を奪われる位なら........僕が」


僕がコイツらを倒せばいいよね




















記憶に残らなかったようで、

気がついたら人の姿をしたナニかはいなかった


変わりに血まみれになった、反り血、

あいつらの反り血だ、


僕は奴らを追っ払えたのか、

なんだ、倒せなかったのか、残念、


さらに血まみれになった刃物を棄てて、

ホワイトに向き直った


「ホワイト大丈夫?」


ここで夢が途切れた













目が覚めたら、いつもの家の寝室の布団の中だった


随分生々しく、でも、満足した、


彼は、ホワイトは大丈夫だろうか


あの傷、治るといいな、はやく遊びたい





またいつもの生活が始まる、




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