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僕と不思議な君  作者: 千崎の趣味
2/18

契り、友

僕は出会って間もないのにすぐに名前つけに入った、

本人の名前も聞かずに


「君は真っ白な姿が綺麗だから、ほわいと.......

うんっホワイトに決定!!これから君はホワイトだよ!よろしくねっホワイトっ」


と、勝手に進めていた

我ながら随分強引に決めつけた、でも小学生だから

時効だよねっ


ホワイトはキョトンとした仕草を見せた

『.....怖くないのか?』

「え?」

『私は蛇だぞ?そして大きい、怖くないのかお主は』


たしかに、蛇を嫌う人は大勢いるだろうな、

大蛇となれば気絶する人もいる、

でもなにが嫌なのか、その頃から僕には分からなかった


「だって蛇好きだもん、嫌いじゃないよ?大きいって事は同じ遊びが出来るんじゃないかな、

小さいとかけっことかしても見えなかったりするし」


その言葉を言ったら、ホワイトはさらにキョトンとした


『本当に怖くないのか、...私に、友達になれと、申すか、』


うんっと、僕は頷いた、

次の瞬間には













ホワイトは即座に30mから10mにまで体を小さくした、体の大きさは変えられるようだ



そして、









僕とホワイトは唇が重なっていた

(蛇に唇とは言いがたいけれど、とにかく重なっていた)



なにがあったかわからなかった

僕、キスしてるの?

そして、僕もやらかした、

今の自分からしたら、してやったり、と思えるが

当時小学3年生の、夢の中の僕は現状を理解しないでビックリしていた、だからやらかした


ホワイトの口のなかに舌を入れた


大蛇の口の中は覚えていないけれど、

とっさに取った行動が結果として

初対面の人間と蛇がディープキスすることになった



もちろん、次に驚いたのはホワイトだった

『!!!!!!!?????ーーーーーー!』


明らかに僕よりも驚いている

唇を離し、体制を立て直したホワイトは

なおも驚きの顔を隠せないようだったが、

『......友となるための契りだ、これで我らは友になった』

と、必死に隠してた、実際は隠しきれないで

頭をグルグル回していた

これを将来俗に言うツンデレだと気づいたのはまだまだ先だった



『さて、何をして遊ぶ?』


ホワイトは目を輝かせていた

僕はこの子と遊べる事を考えた。

こんな契りで友になったけれど、

あれはツンデレだ!

ホワイトはツンデレ!

と、まだまだ続かせていただきます

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