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東方作家萃 ~Phantasm Novel Union~  作者: PNU
第一回企画<雛の部>
2/20

厄神様の悩み<作者:F1チェイサー>




 私は時々考えることがある。


 自分がやっていることは本当に正しいのか?

 自分がやっていることは本当に意味があるのか?

 そもそも、私は誰かにとって必要な存在なのか?


 私は日々、色々なところから厄を集めている。

 厄は不幸の源であるし、近くにあっても何も良い事はない。

 だから、私はそれを代わりに請け負うことで人が背負い込む厄を減らしている。

 私は厄を溜め込んでも不幸にはならないし、それが私が存在する意義だと思っている。


 私は日々、妖怪の山に入ろうとする人間達を追い返す手伝いをしている。

 人間にとって、妖怪の山はとても危険な場所。

 そういうところに人間を立ち入らないようにする事は、人の味方である神なら当然のこと。

 だって、幾ら厄を引き受けたって死んでしまっては元も子もないのだから。

 だから、私は哨戒天狗に混じって人間が山に入って来れないようにしている。




 でも、本当にこれで良いのかしら?




 そう思うようになったのは、つい最近のこと。


 この間、人間が妖怪の山へ入っていこうとするのを見かけた。それも二人だ。

 一人はどこかの巫女のようで、妖怪の山に用があるみたいだった。

 もう一人は黒い服の魔法使いで、目的は分からないけど山に向かっているみたいだった。

 もちろん私はその人間を止めようとした。

 けど、二人は私の言葉を聞かないばかりか、実力行使をしてきた。


 二人はとても強かった。


 私は何とか追い返そうとしたけれど、どうしようもなかった。

 その二人の人間を止めることが出来ず、黙って見送ることしか出来なかった。

 後はもう、何も出来ない。

 あの二人の人間が死んでしまったとしても、私は悔やむことしか出来ない。


 私は、どうしようもなく無力だった。


 そんな中、あの二人の人間は山からそれぞれ降りてきたのだった。

 それも、自分の目的を果たした上で。

 誰の助けも借りず、この危険な妖怪の山で目的を果たしたのだ。


 そう、あの二人は……人間は私が思っているよりもずっと強かった。


 それを実感してからと言うもの、私は考え事をする時間が増えた。

 人間は私が思っているほど弱くない。

 妖怪の山に立ち入らないように追い返すなんて事は余計なお世話なのかもしれない。

 もしかすると……私が厄を集めたりしなくても、自分の力で災厄を乗り越えていけるのかもしれない。

 むしろ、その方が人間自身が強くなってためになるのかもしれない。




 ……なら、私は何のためにここに居るのかしら?




 私が居なくても、人間は何の不自由もなく生きていける。

 それなら、私がここに居る意味なんて無い。

 でも、それでも私はここにいる。

 何故? 何のために私はここにいるの?

 私に出来ることなんて、厄を集めることしかない。

 ということは、それが私の存在意義のはず。

 けど、それ自体が無意味なのかもしれないのだ。

 考えてみれば、私がどれだけ厄を集めて回っても感謝された覚えはない。

 それどころか、集めた厄のせいで近くに寄るだけで嫌な顔をされることがほとんどだ。

 私がしていることは本当に正しくて、必要なことなんだろうか?


 ……分からない。幾ら考えても答えなんて出てこない。


 だから私は仕事をする。

 だってそれが私の存在意義、そう信じていないと消え去ってしまいそうだから。


「あ、雛さん。こんにちは」


 思考を放棄するように仕事をしていると、一人の哨戒天狗が声をかけてきた。

 この人の名前は犬走 椛さん。

 よく一緒に人間が入り込まないか見回りをしている真面目な白狼天狗だ。

 椛さんは私の姿を見ると、こっちに近づいてくる。

 ……と言っても、近づきすぎると椛さんが不幸な眼にあってしまうから、ある程度距離をとるけど。


「こんにちは、椛さん」


 私は椛さんに挨拶を返す。

 すると、椛さんの表情が途端に変わった。

 ……どうやら、気分が沈んでいるのがバレたみたい。


「どうかしたんですか? 元気が無いですけど……」


 椛さんは心配そうに私に声をかけてくれる。

 ……心配させると椛さんのお仕事に障るわね。


「ううん、大丈夫よ。ちょっと考え事をしてただけだから」


「それ、本当に考え事ですか? 困ってしまうような考え事を、世間では悩みって言うんですよ?」


 椛さんはそう言いながら私の顔を覗き込んでくる。

 ……ちょっと相談してみようかしら。


「椛さん。どうして私達は人間が入って来ないように見張ってるんだっけ?」


 ……直接的な質問は出来なかった。

 だって、自分の存在意義は何なのか、何て言い出したら大変なことになりそうだから。

 優しい椛さんのことだ、きっと私のことが心配で仕事にならなくなってしまうもの。


「そうですね……まずは私達の生活圏を荒らされないように、って言うのが一番だと思います。結果的に人間を助けることにもなりますけど、やっぱり暮らしを守るのが大事ですから」


 椛さんは対して考えることなくそう言い切った。

 つまり、椛さんはそれだけしっかり自分がやっていることに意味を見つけられているってこと。

 ……今の私なんかとは全然違う。


「そう……そうよね。そういう理由もあるわよね……」


 椛さんには守るものがある。

 それを守るために椛さんは見張りをしている。

 じゃあ、私は? 私は何のために……?


「……雛さん? いったいどうしたんですか? 顔が真っ青ですよ……?」


 気がつけば、椛さんが青い顔で私の顔を覗き込んでいた。

 ……いけない、考え事が顔に出てたみたいね。

 私はそれを振り払うように首を横に振った。


「……ごめんなさい。何でもないの」


「何でもない訳ないでしょう!? 本当にどうしたんですか!? 正直に言ってください!!」


 ごまかそうとしても、椛さんは掴みかかってきそうな勢いで私にそういう。

 よっぽど私の顔色悪いのね……話してみようかしら?


 ……ダメ。ここで口にしたら崩れてしまいそう。

 私は、椛さんには話せそうにない。


「っ……ごめんなさい!!」


 そう思った瞬間、私は弾けた様に椛さんから逃げ出していた。

 ……惨めだった。悲しかった。

 椛さんと比べると、今の私は情けなさ過ぎて相談なんて出来ない。


 ……息が苦しい……胸が痛い……

 分からない……私が不要って言うのなら、私はいったい何?

 今まで私がしてきたことは、いったい何だったの?


「あの……どうしたんです?」


「……っ」


 急に後ろから声をかけられた。

 振り返ってみると、そこには人間がいた。

 ……いえ、感じる力は人間と言うよりは神様のものみたいね。


「そんなところでうなだれて、どうしたんですか?」


 彼女は私に話しかけてくる。

 こんなところまで来るのだから、彼女も相当強いんでしょうね。


「……貴女は、誰?」


「この山の上の神社の風祝の東風谷 早苗と言います。それで、何でそこで何か良くないものを集めてうなだれてるんです?」


 そう言えば、この間山の上に神社が出来たって言う話を聞いた気がする。

 どうやら彼女はそこの風祝らしい。


「……何ででしょうね? 私にはよく分からないわ」


 彼女の質問に、私はそう答えるしかなかった。

 自分が厄を集める事が本当に正しいのか、必要なのか分からないのだからしょうがない。


「ところで、貴女は誰なんですか?」


「……鍵山 雛。厄を集めて回る厄神よ」


 風祝の質問に答えると、彼女は納得したように頷いた。


「ああ、だから貴女の周りには良くないものが集まってるんですね。それじゃあ、何が分からないんですか?」


 彼女は首をかしげて私にそう尋ねてくる。


「……私って、必要なのかしら?」


「はい?」


 思わず出てきた私の呟きに、彼女は首をかしげる。

 ……何を言っているの、私は。

 初対面の人にこんな相談をしても仕方ないじゃない。


「……いいえ、忘れて「必要なんじゃないんですか?」え?」


 彼女の返答に、私は思わず顔を上げた。

 思わず聞き返すと、彼女は理由を口にした。


「だって、必要の無い神様ならそもそも存在できないじゃないですか。神様って、信仰があって初めて神様になれるんですから」


 どうやら、目の前の風祝は何故そんなことを疑問に思っているのかが分からないみたいだった。

 乗りかかった船だし、この際話してしまいましょう。

 私は気分を落ち着かせるために、大きく深呼吸をした。


「人間は強いわ。私なんて居なくても、私が厄を集めなくても、みんな自分で乗り越えて行ってしまう。私なんて、最初から必要なかったのよ」


「ん~……それは人間を買かぶり過ぎだと思いますよ? 大体、そうだったら貴女は何でここに居るんですか? さっきも言いましたけど、必要のない神様はそもそも存在できないんですよ?」


「だとしても、いずれ人間は私なんて必要じゃなくなる。人間はどんどん強くなるわ」


 自分でも、かなり自虐的だと思う。

 だって、自分の存在意義を否定するって事は死を望むのと変わらないのだから。

 私の言葉を聞いて、彼女は考え込んだ。


「……何でそう思うんです?」


「……前に、二人の人間が妖怪の山へ入っていったわ。追い返そうとする私を蹴散らしてね。私はその二人はもう助からない、山を登る最中に妖怪に食べられてしまうと思ったわ……けど、そうはならなかった。二人は妖怪の山で用事を済ませて、悠々と戻ってきたわ。その時は驚いたわよ、人間はこんなに強かったのかって。私が止める必要はなかったんじゃないかって。そんなに強いんなら、私が厄を集めるのも無駄なんじゃないかって。私、もう何が何だか分からないのよ……」


 私はことの発端から現在に至るまでを洗いざらい話した。

 正直、自分で言ってて情けなくなってくる。

 情けなさ過ぎて、相手の顔が見れない。

 ……また胸が痛くなってきた。


「はあ……何かと思えばそんな事ですか……」


 しばらくすると、風祝のなんとも呆れたようなため息が聞こえてきた。

 ひどい。私は真剣に考えてるのに、それをそんな事って……

 私が顔を上げると、彼女は更に言葉を重ねた。


「考えすぎですよ、厄神様。そんなことで貴女が必要無いなんて思うほうがおかしいですよ」


「でも、人間は現に私を乗り越えて……」


「あのですね……それが出来る人間が何人居ると思ってるんですか? そんなことが出来るのはほんの一握りの人だけですよ。貴女が相手をした二人は、人間の中でも特に強い二人なんですよ? と言うか、あの二人を基準にしてはいけません」


「それでも、私が厄を集めることに意味はあるの? 誰も、誰も私がしていたことなんて見向きもしないのに!!」


 気がつけば、私はそう叫んでいた。

 そうまでしておいて、私はようやく一つのことに気がついた。

 ……つまるところ、私は自分が役に立っている実感が無いのだ。

 幾ら厄を集めても、それが相手のためになっているか分からない。

 言い換えれば、それさえ分かれば私の疑問は氷解すると言うことだ。

 私は胸の苦しさを抑えて、肩で息をしながら目の前の風祝を見つめる。

 彼女は唇を指で叩きながら、何か考え事をしているみたいだった。


「……貴女、空気に感謝したことはありますか?」


「え?」


 突然の風祝の一言に、私の目は点になる。

 ……いきなり何を言い出すのかしら、彼女は?


「たぶん、雨や風や大地の恵み、太陽の光に感謝したことがあるかも知れません。現に、これらのものはみんな神様が居ます。ですけど、不思議なことに空気そのものを祭った神様は見当たらないんです。人間、水がなくても三日は生きられます。でも、空気がなくなると数分と持たないのに、誰も空気に感謝することなんて無いんです。何でだと思いますか?」


「……分からないわ」


 私は彼女の問いにそう答える。

 質問の意図が分からない。彼女は何が言いたいのかしら?


「それはですね、空気はとても働き者だからです。みんなにとって、あるのが当たり前なんですよ。だから、感謝しようにも気が付けないんです。無くなってから、ようやく気づけるものなんですよ」


「それがどうしたって言うの?」


「厄神様は、いつもみんなの厄を吸い取っています。そのお陰でみんな笑って過ごせますが、厄神様がしたことには気付けません。何故なら、そうあることが当たり前だからです。だから、厄神様は信仰されても感謝されないんです。ちょうど、空気が感謝されないのと同じようにです」


 彼女は私に言い聞かせるようにそう話した。

 つまり、私は空気と同じだと言いたいらしい。

 ……そういう考え方もありなのかしら……


「それに、幻想郷で大きな不幸は今まで起きたことが無いって聞きます。これは厄神様のおかげじゃないんですか? もし厄神様が居なかったら、大事件が起きていたかもしれません。何しろ、全員がその厄を乗り越えられるわけではありませんから。弱い人は自分の背負った厄に押しつぶされて、どうしようもなくなってしまいますよ」


 ……確かに彼女の言うとおり、私が知る限り異変こそあるけどそこまで大きな事件は無い。

 考えてみれば幻想郷はずっと平和だった。

 これが……私のお陰だっていうの?


「だから人間を……じゃないですね。世話になっているみんなを代表して、ありがとう、と言わせてもらいます。貴女のおかげで、みんな助かってますよ」


 風祝は微笑を浮かべてそう言うと、私に向かって頭を下げた。


「……っ」


 気がつけば、私の頬を涙が伝っていた。

 胸がいっぱいになって何も言えない。

 だって、面と向かってお礼なんて言われたのは初めてだ。


「あ、見つけた!!」


 そんな私に、後ろから声が掛かる。

 私は流れる涙を手で拭ってその方を振り返る。


「もう……捜しましたよ、雛さん!! 突然いなくなってどうしたんですか!?」


 声の主は怒ったように私にそう言ってくる。

 どうやら、随分と心配をかけてしまったみたい。

 ……今なら訊ける気がする。


「……椛さん。私って、必要ですか?」


 私は勇気を出して尋ねてみた。

 すると椛さんは眼をパチパチと瞬かせた後、呆れた様にため息をついた。


「いきなり何を言ってるんですか……必要に決まってるでしょう!! 貴女が居なかったら誰が厄を集めるんですか!?」


 椛さんは考える間も無く、力強くそう断言してくれた。


「そう……そうよね」


 口から気の入らない声が漏れ出した。

 不安な気持ちが一気に無くなり、大きく息を吐く。

 その瞬間、胸につかえていたものがスッと消えた。

 そんな私の後ろから、くすくすと笑う声が聞こえてきた。


「ほら。こんな風に厄神様を必要としてる人は、例え本人が気付いていなくてもたくさん居るんですよ? だから、貴女の悩み事は全くの杞憂ですよ」


「……ありがとう。貴女のおかげでまた頑張れそうな気がするわ」


「いえいえ、お役に立てて嬉しいですよ。それじゃ、私はこれで」


 風祝……早苗さんはそう言うと、私に背を向けて飛んでいこうとする。


「あの!!」


 私は思わず彼女を呼び止めていた。


「何ですか?」


 その声に反応して、早苗さんは私のほうを向く。

 ……呼び止めたは良いけど、どうしよう。


「……時間があったら、また話をしてくれる?」


 悩んだ末に口から出たのは、月並みな言葉。

 もうちょっと洒落た言葉が言えたら良かったのだけど、これが現実。

 そんな私の言葉に、早苗さんはにっこりと笑った。


「ええ、良いですよ」


 彼女はそう言うと、今度こそ立ち去っていった。

 私はその姿を見えなくなるまで見送る。


「……本当に、何があったんですか?」


 そんな私に、椛さんが声を掛けた。

 その表情は何が起きたのか良く分かっていないようにも見え、私に元気が戻ってホッとしているようにも見えた。


「いえ、ちょっと悩んだだけよ。さあ、今日も頑張って厄を集めるわ!!」


 私は彼女に、スッキリとした気持ちでそう答えた。

 気分は前よりもずっと良く、どこまでも晴れやかだった。




 その日以来、私は以前のような考え事をすることはなくなった。

 早苗さんとはあの一件以来良く話すようになって、色々と相談に乗ることも多くなった。

 ……最近は妖怪退治にはまったみたいで、よく椛さんとかが追い回されてるみたいだけど。

 椛さんとは、以前より気軽に悩みを相談したりするようになった。

 といっても、私が椛さんの仕事の愚痴を聞くことが多いのだけどね。

 

 それから厄集めに疲れた時、私は人里を眺める。

 人里に暮らす人間達はいつも笑顔だ。

 この笑顔を自分が作っていると思うと、私はまだまだ頑張れる。


 だから、私は今日もみんなの笑顔のために幻想郷の厄を集めるのだ。




 自分が要らない子だと思っている人や、心が折れそうな人に向けた作品。

 例え今は必要とされなくても、少しでも行動する意欲があればいつかどこかで必要とされる。

 それが例えどんなに地味な仕事でも、それは誰かの役に立つ。

 だから死ぬまで諦めるな、と言う話。


 ……何でそんな話を書いたかは察してください……


 はいども。F1チェイサーと言う名のゴムタイヤです。

 普段は『銀の槍のつらぬく道』と言うほのぼのだかコメディだか分からん作品を書いている者です。

 いや~……慣れない事はするもんじゃありませんなぁ……

 普段書かない重たい話をたまに書くと筆が進まないのなんの……

 やっぱりワタクシは少しゆるい話を書くほうが性に合ってますなぁ。

 なお、『銀の槍のつらぬく道』にはこういう話はあんまりありません……というか、あるかどうか怪しい。

 だって人間鬱になるより、笑った方が楽しいでしょう?

 あと、泣くのと鬱になるのは違いますからね? そういうのを読んで泣きたい人はじゃんじゃん泣いて下さい。


 ……いかん、歳をとるとどうにも説教臭くなっていかん。

 と言うわけで、ワタクシはこれにて失礼。

 最後に、『銀の槍のつらぬく道』も宜しくお願いします。(あと、できれば他の作品も)


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