正義の欠点
正義論は、ちょっとだけ勉強しました。
いくら愛や寛容を謳っていようと
最終的には力に頼らざるを得ないで
鉄拳を振りかざしてしまうのこそが 正義の欠点だ
心のこもった抱擁で目を醒まさせるなんて
できっこないでしょ?
そんなに強く擁きしめたら
むこうが感じるのは ぬくもりよりもしめつけだ
それって鯖折りじゃん!
防衛力と抑止力じゃ ことを収めきれず
決断力と執行力を以て ことをねじふせるために
鉄拳を叩きつける
そんなものが正義だなんて旗を高く掲げるのには
疑問を抱くひとも多いだろう
それが正しい義のもとにおこなう
正しいやりかたなのかと!?
だけど いまぼくが使ったのは足だから
鉄拳じゃないもん セーフだよね?
手でも足でもいっしょだなんて まさか言うまい
サッカーだって足で蹴ればゴールでも
手を使ったならハンドをとられてノーゴールだもん
もっとも はたいたのが神の手なら おとがめなしで
正義にもゴールにもなるんだろうけどさ
だけども とはいえ
必ずしも神が宿るのは正義でもないし
まちがっても 恣意的かつ独善的な神に
正義を支配させちゃいけない
正義の名のもとに
誤った場面 誤った匙加減 誤った用途で
振るわれる力は
むしろ なにより危険な悪のはず!
それを知りつつも なんだかんだで
最終的には力での解決を選んでしまい
振りかざした正義の鉄拳こそが 正義の欠点なのだ
公平的正義/分配的正義とか。










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