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#17 学園の長い放課後

蘇羅そら



 高校1年で愚者愚者団で序列210位で妖精族と妖怪族ハーフの蘇羅は学園都市の壁際にいた。

 冬町のここは肌寒くレザーのジャケットを羽織り、いかついバイクに身を預けている。

 その隣には風船ガムをペチャクチャと噛んでいる凡人族の少女と、太っている小人族の少年がいて、三人とも怠そうに空を眺めていた。


「蘇羅さーん、ウチら空眺めてるだけでいいんすか?」


 風船ガムを膨らませて少女が言った。


「眺めてんじゃねーよ! 見張ってんだ、バカやろー」


 顔面傷だらけの蘇羅が不機嫌に言い返す。


「こんなことしてていいんすかね。今日、デカい抗争があるらしいじゃないっすか‥‥オイラたちも団長の手助けを──」


 太っている小人族の男が言い終える前に、蘇羅が頭をコツンと叩く。


「うるせーよ。団長たちが本気だすっつってんだ‥‥巻き込まれたら、死ぬぞ?」


「ふーん‥‥で、愚者愚者団は全員もれなく壁際の見張りっすか」


「外から魔物がやってきて、オイラたちは食われたりして」


 蘇羅が呆れたように「あのな〜」と続ける。


「壁が破られるなんてあるかバカヤロー。保険だよ、保険。俺たちは何か異変が起きたら、【老人会】に知らせるだけでいいんだっつうの」


 風船ガムがパチンと音をたてて破裂した。


「あ‥‥割れた」


「縁起でもねえこと口にすんじゃねえーよ」


 その日の放課後、学園都市の壁際を埋めるようにバイクにまたがった愚者愚者団の姿が多数確認されている。




平良たいらミント




 高校1年で妖精族と凡人族のハーフの平良ミントはアルバイト先から電話で呼び出されて、シフトに入ってもいないのに出勤していた。

 秋町にあるサブクエストギルドは学園生徒に特別な依頼を出すための民間企業である。

 なくし物の探索から、喧嘩の仲裁まで。序列に刺激を与えるため実力が拮抗する者同士の対戦カードを組んだりするのもサブクエストギルドの仕事である。


 学園では珍しいバロック様式な神々しいギルド会館は普段ではあり得ない騒々しい様子だった。

 ミントはギルドホールの職員机に座り、回ってきた依頼用紙を確認してすぐ固定電話の受話器を手にする。


「もしもし、序列30位の北別府さまでしょうか。サブクエストが発行されました。依頼内容は『官能乙一の討伐』夏町のトロピカルセンター駐車場で待機してください」


 ガチャリと受話器を置いて一息つくと、自分のほっぺが熱くなっていることに気づく。

 友達のお兄さんである官能乙一に、路地裏に連れ込まれブラジャーをつけられて以来、その名前を口にすると顔が熱くなってしまうのだ。


「うぅ‥‥だめだめ、仕事に集中しないと」


 次から次へとミントの机に回ってくる依頼用紙。周囲の職員たちも同じような対応を繰り返している。


(これだけの依頼が全て『官能乙一の討伐』だなんて。私はすごい人におっぱいを見られちゃったんだ)




☆フーヤ・ピロロ




 中央にある学園特殊塔の豪勢な机の周りには数えきれないモニターが設置されていて、学園都市に仕掛けられた監視カメラの映像が表示されていた。

 その中には、壁際に散らばる愚者愚者団の姿や、夏町へと集まる序列二桁の生徒の姿も映っている。

 大学2年で学園会総長で小人族の幼い顔に似合わない巨乳のピロロは、シワのない制服シャツの上から自分の胸を掴む。


「‥‥これが【学園さま】の呪い、か。ここまで、強烈な精神干渉を受けたことないな」


 冷静に呟き、あと数刻もしないうちに官能乙一が『私にブラジャーをつけるために追いかけてくる』と考えると、なぜか鼻血が流れた。

 ピロロは「おっと」と鼻を拭って、くふふ‥‥と笑う。


「勇者はいつでもクールじゃないと‥‥乙一に嫌われてしまうな」


 そして、官能七姉妹が待つ学園高等部の校庭へと向かうため立ち上がった。




☆セイラ



 高校1年で序列10位でディアランキング4位で妖精族エルフのセイラは白銀の祈り装束姿に身の丈より長い杖を手にしている。

 その杖の先にはタブレットがセットされていて、セイラは高い位置から自撮りしているカメラに向かって語りかける。


「いい加減にセイラ〜なんちゃって‥‥って、挨拶なんてしてる場合じゃありません。セラセラはなんとですね、これから官能乙一を討伐することになりました。いやーん、マジかって感じです。ディアキッズの皆さま見えますか? 私の後ろにいるのは、学園会と自警会の主戦力。序列二桁(99位〜11位)の方々です。今からこの人たちと協力して、官能乙一を討伐していきたいと思いまーす」


「セイラちゃんかわいい!!!」「うぉぉぉ、セイラたそ〜」「萌えええぇぇぇぇ!!!」「セラセラは暴露系やめて歌ってみたに専念したらメルさまを越える逸材なんなけどな」「うるせえ、お前誰だよ!」「この戦いが終わったらセラセラにデートしてもらうんだ」


「ほら、現場は盛り上がっています。私もディアランキング4位として、少しでも役に立てるように頑張ります‥‥あ、誰かやってきました! 聞いていた時間よりも早いですけど、もう官能乙一がきたんでしょうか」


 セイラが大袈裟に言ってから前へ振り向くと、そこには学ランの上から丈の長い白衣を羽織った猫背の男がこちらに向かってきていた。

 ここは夏町にある大型ショッピングモールトロピカルセンターの駐車場で、無駄に広いスペースはまさに集団戦闘にはもってこいの場所だった。


「あれって、日々徒然(ひびつれづれ)じゃね?」


 有象無象の誰かが口にすると、すぐに。


「あぁ、あのマッドサイエンティストな。あいつもサブクエ受けたのか」


「いや、あいつって序列圏外だろ? 喧嘩してるとこなんて見たこともないぞ」


「じゃあ、何しにきたんだよ」


 駐車場の中心地でセイラを筆頭にした序列二桁の数十人と徒然が対峙する格好になる。


 ──嫌な予感がする


 序列二桁の猛者たちの直感がそう働いた。


 そして、徒然は白衣をなびかせて「オヒョオヒョオヒョ」と奇怪な笑い声をあげる。


「私の校則違反アンチルールはアカデミア型の『自分の肉体を10分前に戻せる』能力ですぞよ。もちろん、連続で使用できるなんてチートは持ってござらん。特異レベルはたったの3ッ!!! さあ、ルールは至ってシンプル。10分後、あなたたちの誰か一人でも立っていられたら勝ちですぞ」


 徒然は捲したてるように話してから、注射器で自分の首を刺して緑色の液体を注入した。

 1秒もしない間に徒然の肉体が変態をはじめ、皮膚肉が溶けて粘膜性のある体液を帯びていく。

 腐敗臭を放ち、みるみると巨大化していく徒然はもう人の原型をとどめていなかった。


 全長5メートルの形容し難いグロテスクなそれは、巨大な目玉を肩に背負い、無数の触覚であたりを挑発した。


「お願いします、フェニックス!!!」


 唖然茫然と徒然の変態の目の当たりにしていた有象無象を他所に、セイラは魔力と呪術で合成した不死鳥をショッピングモールの駐車場に召喚した。


「序列10位。特異レベル7。ヒステリック型の『魔力と呪術を合成できる』能力‥‥そして、ここが一番大切な部分なんですけど。ディアランキング4位! 暴露系配信者! セラセラ行きまーす!!!」


 グロテスクなクリーチャーと神秘的なフェニックスがぶつかった! 




☆フーヤ・ルスク




 中学3年で序列7位で小人族にしては身長の高いルスクと、大学1年で序列9位で凡人族の馬場悦治ばばえつじは秋町の憩い公園にいた。

 憩い公園は無駄に面積が広く、遊歩道を見失うと森林の中で迷子になってしまうような場所だ。

 ルスクは緊張した面持ちでコインを飛ばして、キャッチしてみせる。


「そんなにかかってると本番までもたねえぞ、坊ちゃん。俺たちの出番はもっとあとだぜ」


 黒いハットにマントを羽織った馬場はハードボイルドな口調で言った。


「わ、分かってるよ‥‥でも、昔から『官能乙一には近づくな』って聞かされて育ったんだ。多少ビビってもしょうがない」


 ルスクがコインを握った拳を震わしてみせると、馬場が「ヒュー」と口笛を鳴らす。


「その歳で自分がビビってるって認めるのかい‥‥いいねえ、小人族の次の勇者は決まりかね」


「や、やめてくれ。僕は勇者なんかになりたくないんだ。アネキみたいに組織にガンジ絡みにされてまで、勇者なんかやりたくない」


「もったいないねえ。勇者になって序列1位になって学園会総長になれば、“ギャンブラー“なんて卒業できるだろう?」


「バカ言うな。汗水流して稼ぐ金なんてまっぴらごめんだ‥‥金は賭け事で稼ぐに限る」


「ヒュー♪ 坊ちゃんなんて呼んだこと謝罪しておくぜ。お前は立派な男だ」


 ルスクが気恥ずかしそうに「そういうのやめてくれ」と言った瞬間──

 近くから爆発音が響き、ガクリと地面が揺れた。


「な、何が起きた???」


 ルスクが身を屈めて周囲を警戒する。


「うーむ、俺のトラップが作動したみたいだねえ。官能乙一が来るにしては早すぎるが、まともにトラップを踏んだんじゃあもうやってしまっただろうな」


 馬場が冷静に分析しながらそう言うと、上空から木の枝をメキメキとへし折りながら巨大な男が落下してきた。

 男は「ふんぬっ!!!」と両足をついて着地する。


「今、『やったか』って言ったな?」


 ルスクと馬場が男に向かって構えをとる。

 焦げ臭い男は妖怪族の大柄な男で、真っ赤に充血した眼光を二人に向けた。


「俺は愚者愚者団・団長アカメだ! 序列は忘れた。特異レベルは知らん。ハーモニア型の『フラグをへし折る』能力を使う‥‥夜露死苦!!!」


 リーゼントヘアーに特攻服姿のアカメがそういうと、馬場の右腕が予備動作なくボキリと折れた。


「ぐはっ‥‥俺は『やったか』なんて言ってない、『やってしまっただろうな』って‥‥」


「んー? そうだっけか。まあいいや、さっさとやろうぜ。本気で殴るの久々だからな‥‥死ぬなよ」




☆ケンドー




 春町の桜の河川敷は官能乙一が小学生をボコボコにした場所だ。

 あえてこの場所を指定したのはピロロの乙一に対する精神的な牽制があったからだった。

 大学2年で序列3位で自警会・総監で妖怪族で天狗のような長い鼻のケンドーは桜の花びらを眺めながらこう口にする。


「どっちにしても、昨日までの学園には戻れんわな、こりゃあ」


 官能乙一を倒せたとしても、ここまでの戦力を動員したのであれば学園会総長も自警会総監も責任を問われて、解任になるのは必須だ。

 ピロロもケンドーも19歳。年齢を考えると、最後の仕事をするには相応しいようにも思う。

 それでも、この総力戦はやりすぎだ‥‥それだけ、ピロロが本気だということにもなるのだが。


「はぁー、次の総監は双樹ちゃんやろなあ‥‥いや、それすら今日の喧嘩次第。めんどいことになってもうたな」


「あのさ? ブツブツとうるさい? なんでディーナが? こんな場所で? 待ってなくちゃいけないの?」


 高校3年で序列4位で妖精族のゾッとするような美貌のウィンディーナが貧乏ゆすりをしながら、「チッ。チッ。チッ」と舌打ちを繰り返す。


「イライラすんなや、賢者。そんなんやと、友達なくすぞ」


「はあ? あんた喧嘩売ってんの? ディーナは別に? 今すぐあんたをやって序列3位をもらっても問題ないんだけど?」


「サブクエストの依頼放棄は問題あるやろ‥‥昔は『お兄ちゃん遊ぼう』って抱きついてきて可愛かったのになあ」


「おっさん? 死にたいの? ちょっとディーナの近所に住んでたからって? 調子にのらないで?」


「あいよ‥‥んっ、誰か来たで」


 ケンドーとウィンディーナが視線を向けると、小柄でフリフリのついた制服姿の女の子がガニ股で歩いてきた。


「メルヘン・ストロベリー‥‥チッ。チッ。チッ!!!」


 不機嫌な女神ほど怖い者はこの世に存在しない。そんな形相でウィンディーナは女の子を睨みつけた。

 ケンドーは「あれが噂の‥‥」と呟いて即座に河川敷の地面を殴った。

 拳と草土の接地点から地割れが走ってメルヘンの足元に襲い掛かる。


「勝手なこと? ディーナが殺るから? 邪魔しないで?」


 ウィンディーナが両手を広げて目を細めると、七色の光線がメルヘンめがけて放たれる。

 ケンドーの校則違反アンチルール、ファンタジア型の『地脈を暴走させる』能力。

 ウィンディーナの校則違反、アカデミア型の『魔法を無限に使用できる』能力。ちなみに、彼女は全属性の魔法適性を持っていて、呪文を使い分けるのがめんどうなので、とりあえず全属性の高魔力の光線を放つことを得意としていた。


 そんな序列3位と4位の攻撃がメルヘンに着弾する──その瞬間。


「配信の邪魔すんじゃねーよ。死ねなwww」


 二人の高火力な攻撃が無効化されて、ドーム状のファンシーでピンクな空間が広がった。


「なっ!? 空間変異!!!!!」


「チッ!」


 水彩絵の具で描かれたようなドーム状の空間で、妖精族と凡人族のハーフのメルヘンがお菓子のステッキに腰をかけて、ピースを決める。


「ディアランキング1位、つまり、わっち最強ッ!‥‥ギャハハッ! 行くぞ、おまいらッ!」


 球体状の壁にディアライフに投稿されるコメントがリアルタイムに表示され、ぐるぐると回る。

 洪水のように流れだしたコメント、宙に浮かぶファンシーなアイテム、そんな異様な光景に世界が変わる。


「メルヘンとか言ったな、あんさん特異レベルはなんぼや?」


 宙を浮かぶメルヘンにケンドーが叫んだ。


「特異レベル? そんなん興味ねーよwww」


「アホか! 特異レベル6以上は特異点研究所に協力することが条例で決まっとる。あんさんのこの能力、どう見てもレベル8やろ!」


「そんなの知るかよ、キッモwww」


 メルヘンが腹を抱えて笑うが、流れる大量のコメントはざわつき始める。


『メルさま条例違反ってマジか?』『メルさま最悪』『俺もイヤイヤ研究所には協力してるぜ』『流石にひくわ』


 その瞬間、メルヘンの顔面が爆発して“炎上“した。

 ファンタジア型の『コメントが炎上すると爆発する──しかし、自分も含む』、それがメルヘンの能力だった。




☆フーヤ・ピロロ



 高等部の校庭。サッカーゴールの前。まだ日は明るい。

 チャイムが響く‥‥学園都市の長い放課後のはじまり、はじまり。


 校庭が砂埃を巻き上げて、ゆっくりと官能乙一が現れる。

 ピロロはこのまま彼に抱きついて口づけをしたい欲求に駆られるが、ノーブラの胸でぎゅっと我慢する。


 すると、ピロロの後ろから七人の少女が歩いてきて、すれ違い前に出る。

 つまり、官能乙一と対峙するのは官能七姉妹になった。


「さすがお兄ちゃん、時間通りだ!!!」


 軍服のような制服姿の長女・無花果いちじくが黒い木刀を構えて言った。


「お願いしますっ!!!」


 拳術道着姿の次女・双樹そうじゅがでかい体でシコを踏みながら言った。


「あわわ、緊張してきたあ」


 中等部の制服姿の三女・三輪みつわが大きな胸を揺らしながら言った。


「はぁ‥‥憂鬱だわ」


 巫女装束に鈴のついた杖を手に持つ四女・死異子しいこがため息を吐いて言った。


「みんな集中して‥‥お兄ちゃん、手加減してくれると嬉しいなあ」


 背中が大胆に開いた動きやすいドレス姿の五女・幾束いくたばが空を飛び言った。


「お、お兄ちゃん‥‥やりすぎはよくないと思うの。だからね‥‥ごめんなさい」


 小学校指定の制服姿の六女・夢生むうが半泣きで言った。


「楽しみだな! ナルね、つおくなったんだよ???」


 同じく制服姿の七女・七流がピョンピョン跳ねながら言った。


「‥‥‥‥」


 官能乙一は無言・無表情だった。

 それを、ピロロは(なんだか嬉しそうだな、乙一)と嫉妬とも思える気持ちに胸を痛めた。


「フフッ、意外にここで決着がつくかもですね。官能乙一‥‥私にブラジャーをつけたいのであればまずは妹たちを倒しなさい!」


 ピロロの掛け声と同時に官能七姉妹が臨戦体制に入って、情け容赦のない乙一は自分で決めたルールに則ってポケットに手を入れた。





佐藤美紀さとうみき




 佐藤美紀は高等部校舎の屋上からグランドを見下している。

 少女はメガネをかけた地味な女の子だったが、序列も種族も特異レベルも所属もない。


 “序列も種族も特異レベルも所属もない“


 いや、強いて言えば氷室涼ひむろりょうの恋人という役割だった。


「‥‥涼くん」


 そう恋人の名前を呟いて、誘惑を含む微笑みを浮かべる。

 こないだ生まれて初めて微笑みを浮かべたというのに随分とうまくなった。


「涼くん‥‥涼くん‥‥涼くん‥‥」


 屋上のフェンスを力強く握り締め、ギシギシと音を鳴らした。


「やっと見つけたよ、佐藤美紀さん」


 少女が振り返るとそこには陶器人形のような無機質に美しい小人族の少年がいた。


「はじめまして、僕はターヤ・ハレヤ‥‥乙一くんの親友だよ」


「‥‥私に何か用ですか?」


「うん、殺しにきたよ」


「‥‥なんでそんな」


「そんな芝居、もういらないよ。僕は『過去をさかのぼって君の正体を見てきた』んだからね」


「‥‥何を言ってるんですか」


「佐藤美紀さん‥‥いや、こう呼んだほうがいいかな」









 ────さっちゃん



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