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浮かれ過ぎにご用心  作者: やゐゆゑよ
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田中は同情される

 田中は小山本人から報告されなかったことについて気にしないことを周囲に宣言した。

 所詮当事者ではない娘の話だと割り切るつもりだった。

 

 最初に人づてとはいえ、小山の娘が結婚すると聞いたとき、田中がお祝いをするつもりでいたこと。

その田中に小山は伝えなかったこと。それを受けて田中は小山は職場とプライベートをわけて考える人だと思うようにすると漏らしたことから、年長独身者の間から田中への同情が集まった。


 田中の言う<小山が職場とプライベートを分けて考えている>という話は矛盾があった。

 小山は職場の既婚者や年若い同僚には結婚の報告をしているのだから。

 小山は"女帝様"や田中が未婚であることや娘より年長というプライバシーに踏み込んで既婚者や年若い同僚と異なる扱いをしているのだから。


 田中は気を張って負け惜しみをしていると受け取られた。

 


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