20.エピローグ2 彼らの結末
宰相サイドのエピローグになります
エクレウスが使ってた杖の設定を一品モノに変更しました
見切り発車のしわ寄せが~
地龍アースがヘレブと対面していた頃、宰相エクレウスは見知らぬ森の中に居た。
「ここは一体?私は、エルド荒野に居たはず………」
周囲は霧が立ち込めており、上手く景色を認識することが出来ない。
一体なぜ自分はこんなところにいる?
エクレウスは直前までの状況を思い出す。
ダンジョンに突如として光の渦が出現し、後方の部隊が謎の二人組に襲われたと報告を受けていた。
そこまでは記憶にある。
だが、その直後、急に辺りが光ったのだ。
驚いたエクレウスが足元を見ると、転移の際に使われる魔法陣が光り輝いて―――。
「ここは“イコールの森”っていう場所ですよ、エクレウス様」
そこまで思い出したところで、不意に後ろから声がした。
エクレウスは後ろを振り向く。
「お前は………」
そこに居たのは、エクレウスの秘書である女性リアスだった。
「リアス?どういう事だ?軍は、他の者は?戦況はどうなったのだ?」
いや、そもそもなぜ彼女がこんな場所にいるのか?
彼女には遠征中の、王都での実務を任せていた筈だ。
リアスはにっこりと笑って、彼の質問に答えた。
「どうもなにも、とっくに国軍はエルド荒野から敗走しましたよ?」
「なっ!?」
「生き延びた兵は、ほんの僅かです。殆どが、あの“光の渦”に巻き込まれて死にましたからね。地上にいた部隊も、あの二人組と、アクレト・クロウの襲撃によってかなりの数が死亡しました。果たしてどれだけの兵が、無事に生き延びることが出来たか。
ま、ヴァレッドさんとベルディーさんは、生き延びたみたいですけどね。あれほど渦中の中心にいて、生き延びることが出来るなんて、流石に信じられませんでしたが……。どうやらまだ、“龍殺し”と“穿界”には役目があるみたいですね」
ふふふ、と何がおかしいのかリアスは笑う。
それを見てエクレウスはぞっとした。
それは彼が知るリアスの表情ではなかった。
こいつは………誰だ?
「…………お前は、誰だ?」
思わずエクレウスはそう口にする。
だが、リアスは口に手を当ててくすくすと笑った。
「誰ってひどいですね、エクレウス様。リアスですよ?貴方の秘書のリアス・アウローラです」
「そういう事を言っているのではない!」
苛立つエクレウスだが、リアスはくすくすと笑うだけだ。
「とりあえずエクレウス様、此度の災害指定種討伐お疲れ様でした。本当に貴方は私の思い通りに動いてくれました。遠征に失敗するところまで含めて、ね」
「な………っ!?どういう意味だ!?」
「そもそも、おかしいと思わなかったんですか?いくら災害指定種が現れたといっても、あのエルド荒野に軍を派遣するなんて暴挙を、国王が許可すると言った事が。
タイミングよく、避魔石の量が足りていたことが。
超大規模転移術式を行使できる魔道具が、魔術都市にあったという事が。
兵たちがあのエルド荒野の中で恐怖を感じず、いつも通りに行動できていたことが。
その事にあなたが、何の疑問も抱かずにいたという事が。
何もかもが穴だらけであり、矛盾だらけであり、それでいて、その全てが貴方に都合がよすぎたことが」
「…………なんだと?」
エクレウスの頭が徐々に冷えてゆく。
そう、考えてみればおかしな点はいくつもあった。
あれほどあっさりと遠征の申請が通った事、兵や冒険者達がエルド荒野に着いても、全く動揺してなかったこと、おかしな点はいくつもあった。
「普段のあなたならば、この矛盾に気付けたかもしれませんね。でも、魔石の減少による、連日の財務調整でだいぶ精神が、擦り切れていた様ですしね」
にやにやと笑いながらリアスは言う。
「本当にありがとうございました。エクレウス様。貴方が頭でっかちのお坊ちゃんで本当に良かった。面白い様に私の“誘導”に引っかかってくれて。………まあ、最後の最後に、あの鬼爺に感づかれて介入されてしまいましたが……」
最後の部分だけは忌々しそうに、リアスは語った。
エクレウスは、ぞっとした。
今までの自分の行動、その全ての違和感が次々に甦ってくる。
それはとてもではないが、信じられるものではなかった。
いや、信じたくなかった。
「……お前は何を言っている?私を……“誘導”していただと?何の目的があってそんな……」
「んー?私の目的ですか。そうですね………まあ、良いですよ。教えてあげます」
にっこりと笑ってリアスは告げる。
「私の目的は“ダンジョン”の完成です」
「なんだと……?」
「正確に言うならば、より“強いダンジョン”を完成させること。今回、エルド荒野に造られたダンジョンは中々の出来でしたが、レヴァーティンやティルヴィング、グラム等の聖剣や神器を使われてしまうと簡単に攻略できてしまうという欠点もありました」
だから、とリアスは語る。
「より強力なダンジョンに育てるために、貴方達に頑張って貰ったんですよ。今回の一件で、あのダンジョンはきっとより強い、素晴らしいダンジョンに生まれ変わる筈です。おそらくは、あの“八大ダンジョン”にも勝るとも劣らない素晴らしいダンジョンに……!」
恍惚とした表情で語るリアス。
だが、エクレウスには彼女が言っている意味が全く分からなかった。
ただ奇妙な寒気がした。
「どういう事だ?ダンジョンを強くする?育てる?………お前は何を言っているのだ?」
「あ、分からなくてもいいですよ。理解していただく必要もありません。ただ一つだけ理解していただきたいのは、貴方は……いえボルヘリック王国はもう終わりだという事です」
リアスは告げる。
「主要産業である魔石は枯渇、無茶な討伐による被害も甚大。各国への賠償。もはやこの王国はテーブルの上のピザも同然です」
リアスは語る。
喋るのが楽しくて仕方が無い様に。
「まあ、具材の無い味っ気のないピザを、好んで切り分けるモノ好きが居るとも思えませんがね。ふふ、王国は荒れに荒れるでしょうね。私としても肩の荷が下りましたよ。“誘導”って使えば使う程、疲れるんですよね。お肌も荒れるし」
そんなリアスとは対照的に、エクレウスは拳を握る。
「まだだ!まだ希望はある!エルド鉱山の、魔石の産出さえ軌道に乗れば……」
「あー、それも、もう無理です。どうやら、どっかの誰かさんのせいで“星脈”が書き換えられていたみたいですからね。エルド鉱山からは、もう魔石は出来ませんよ。それとこれも、退職金代わりに頂いていきますね」
そう言ってリアスは、エクレウスが持っていた杖を見せる。
一体いつの間に手に持っていたのか?
それはエクレウスが今回の遠征で使った超大規模転移術式を行った杖だ。
『転移の杖』と呼ばれる、魔術都市の技術の粋を集めて作られた一品だ。
「神杖“カドゥケウス”。それが、この杖の本当の名前です。この杖も“回収”させてもらいます。魔術都市の研究者たちは、これの杖を自分たちの研究成果だと謳っていたようですが、実際には偶然手に入れた、この杖の効果を解き明かしただけなんですよ。笑っちゃいますよね」
ふふふ、とリアスは笑う。
「要するに、あの国は、どうあがいても終わりという事です。今のうちに魔術都市にでも亡命してはいかがですか?」
だが、リアスの言葉はエクレウスの耳には届かない。
彼はただリアスを呆然と見つめていた。
「……貴様は――――貴様は一体“何者”なのだ?」
「んー、強いて言うならば“人でなし”でしょうかね。それで、どうしますか宰相様?亡命するのであれば、喜んで協力しますよ?貴方には、随分とお世話になりましたからね。出来る事なら、死んで欲しくありません」
そう言ってリアスはエクレウスへ手を差し伸べる。
「さあ、エクレウス様。こんな国なんて捨てて、さっさと亡命しましょう。貴方は死ぬには惜しい。さあ、この手を取って下さい」
だが、エクレウスはその手を弾いた。
それをリアスは驚いた表情で見つめる。
断られるとは思っていなかったのだろう。
それまで笑っていた彼女の眼が、一瞬だけ残念そうに細められた。
「亡命など、そんなことが出来るか!今すぐ私を王国へ戻せ!今ならばまだ間に合う!国を、民を救う手立ては――――」
その言葉は最後まで続かなかった。
その前に、リアスはエクレウスの首を跳ね飛ばしたからだ。
いつの間に握られていたのか、弾かれた右手には剣が握られていた。
「………残念です、エクレウス様。素直に亡命すると言って頂ければ、死なずに済んだのに………」
ゴロンと転がる、エクレウスの首をリアスは悲しそうに眺める。
「貴方があの国に戻れば、貴方は自分の命と引き換えに、様々な方法を用いて、あの国を存続させるでしょう。それでは駄目なんです。………あの国は、亡ぶべき国なのですから」
リアスの持つ杖が光る。
転移の光だ。
「さようなら、エクレウス様」
一瞬の輝き。
次の瞬間には、リアスの姿は消えていた。
それから直ぐに魔犬の群れが血の匂いを嗅ぎつけて群がってくる。
かつて名を馳せた宰相だった者の死体はあっという間に、食い尽くされた。
そして、とある洞窟にて―――――
「うぅ…………あれ?」
ヴァレッドは目を覚ました。
「ここは……僕は確か……あの地龍と戦って……うぐっ」
そこでヴァレッドは自分の状況に気付く。
両腕が無い。その上全身裂傷で、包帯がぐるぐるにまかれていた。
「ようやく起きたか、この寝坊助め」
声のした方を見る。
ベルディーがいた。
眼帯の上からさらに包帯が巻かれている。
見れば、所々にひどい火傷の跡が見えた。
「一週間近くも寝ていたぞ?流石に、このまま眠り続けて、死ぬのかと思ったほどだ」
まあ、お前は死んでも死なないだろうがなと、彼女は付け加える。
彼女が自分を助けたのだろうか?
その疑問を察したのか、ベルディーが口を開いた。
「あいにくと、私も助けられた口だ。あいつとの戦いの最中に気を失って、気が付いたらここにいた。その後、お前よりも早く目が覚めた。あの戦いの後どうなったかは、あの人が戻ってから話をしよう」
そう語るベルディーの顔は、ボロボロだがどこかスッキリとした様子だ。
「なんか妙にすっきりした様子だねぇ……。どうしたんだい?」
ベルディーはぼりぼりと髪を掻く。
「別にどうもしていない。……ただ、古い知り合いに会ってな。少し……昔を思い出しただけだ」
「そうかい」
何があったのかは聞かない。
ヴァレッドにとっては特に重要な事ではないからだ。
しばらくの静寂。
ぱちぱちと焚火の音だけが響く中、口を開いたのはベルディーだった。
「ヴァレッド………私は傷が癒えたら、しばらく力を蓄えようと思う」
「修行でもするのかい?」
「ああ、もう一度鍛え直す。そして、力をつけ今度は正面からアイツのダンジョンに挑むつもりだ………。復讐の為ではなく、一人の冒険者として、必ずあのダンジョンを攻略して見せる………」
そう言ってベルディーは自分の手を見る。
「あいつは……パルディーは冒険者としての私に憧れていた。私はそれが嬉しかったんだ。素直になれなかったけどな………。だったら、私は最後まで“冒険者”として生きようと思う。でないと、妹に失望されてしまうからな。」
手を握り締め、ベルディーは決意を新たにする。
「ふーん。まあ、好きにしたらいいよ。それよりも………僕たちを助けてくれた人って誰なんだい?……………なんか、猛烈に嫌な予感がするけど」
そう言って、ヴァレッドはダラダラと冷や汗をかく。
「儂じゃよ」
寒気がした。
声のした方を見る。
角を生やした老人がいた。
忘れるはずもないその人物は………
「し………師匠………っ」
「久しぶりじゃの、バカ弟子。どうやら随分と、鈍っちまってたみたいで、安心したぞ?」
にっこりと師匠と呼ばれた老人は笑顔を浮かべる。
その笑顔にヴァレッドは凍りついた。
「は……はは……お、お久しぶりです師匠……」
「おう、馬鹿弟子。とりあえず、“龍魂消費”で、さっさとその傷を治せ」
「は……はい」
言われてヴァレッドは“龍魂消費”で失われた両腕、それと体中の傷を治す。
「よし、治ったな。いやぁ、安心したぞい。きちんと、ストックが残ってるみたいで」
「……………」
ヴァレッドは何も言わない。
だが、次の瞬間、ダッ!とヴァレッドは逃走を図った。
「逃げられる訳ねえだろうが………このクソガキがああああああああああああああああッッッ!!!」
一瞬で回り込まれ、頭に拳骨を喰らい、ヴァレッドはその場に蹲る。
げんこつの衝撃は凄まじく、ヴァレッドは一瞬で地面にめり込んだ。
「はが………ぐほぁぁぁあああああっ!!!」
そして、さらに追撃。
「お前はっ!誰に断って!聖剣の!ダンジョン破壊能力を!使ってるんじゃっ!このっ!クソボケッ!阿呆!貧乳バカ!クソ弟子!」
ゴツン!ゴツン!ゴツン!ゴツン!と老人は一文字言うたびにヴァレッドを殴りつける。
そのたびに、ゴキゴキメキメキぐしゃぶちゅ、と有りえない様な音が響く。
肉が割け、骨が折れ、眼球が飛び出し、内臓が破裂し、もはや、ヴァレッドだったものは、殆どただの肉塊に成り果ててしまった。
ちなみにベルディーは明後日の方角を見ながら、食事の準備をしている。
「おっと、このままでは、死んでしまうな。ほれ、“龍魂消費”を使え。死んでしまうぞー」
血の付いた拳を布でふきながら、のんびりと老人は言う。
自分でやっておいて何を言ってるんだとヴァレッドは思ったが、このままでは本当に死んでしまうので回復する。
「よし、じゃあ続きじゃ!オラアアアアアアアッッ!!」
そして、次の瞬間再び殴られる。
結局ヴァレッドは龍の魂のストックがなくなるまで、老人に殴られ続けた。
「……師匠、その辺でお止めになった方がいいのではないですか?」
食事の支度を終え、そろそろ止めた方がいいかなーと、ベルディーが仲裁に入る。
もっと早く止めてよと、ヴァレッドは恨みがましい視線を送るが、ベルディーは流した。
「む、そうじゃの。じゃあ、あと一発でやめておくかの」
そう言って、老人はヴァレッドの頬を思いっきりブン殴る。
奥歯が何本か抜けて、ヴァレッドは錐揉み回転しながら洞窟の天井に突き刺さった。
その姿はまるで愉快な現代アートだ。
ぴくぴく動いているので、多分生きてはいるだろう。
「さて、師匠。ヴァレッドが目を覚ましたら教えてくれると言っていましたよね?」
そう言ってベルディーは老人を見る。
「師匠はなぜ、あの場にいたのですか?確か師匠は、“八大ダンジョン”の内の一つ、“ファーブニル”を攻略していた筈では?」
器にスープの様なモノをよそいながらベルディーは訊ねる。
八大ダンジョンの一つ“ファーブニル”。
今から、約四百年程前に現れたとされるダンジョンで、おそらく八大ダンジョンの中で最も盛んに攻略が行われているダンジョンである。
その理由は簡単で、ファーブニルには大量の宝箱や魔石が存在するからだ。
通常のダンジョンよりも遥かに大量のお宝が手に入るとあって、腕に覚えがある冒険者はこぞってファーブニルを訪れる。
最も魔物のレベルも高く、冒険者の死亡率も高いのだが。
「ああ、その通りじゃ。………じゃがの、少々厄介なことになった」
老人は木匙でスープを飲みながらベルディーの方を見る。
「“ファーブニル”に………『道外し』が現れた」
「なっ………っ!?」
それを聞いてベルディーは片方しかない瞳を丸くする。
「おかげで攻略が台無しになったわい。いま、ファーブニル付近にあるギルドでは、『道外し』討伐の依頼が出ておるが、結果は芳しくない……。そこでじゃ」
そういって老人は二人を見る。
ちなみに、ヴァレッドも天井から降りて、スープを飲んでいる。
抜けた歯にしみるらしく、かなり冷やしている。
「お主等も修行がてら、わしに協力せい。“八大ダンジョン”に介入できる『道外し』ならば間違いなく“災害級”以上………下手をすれば“厄災級”に育っておるやもしれん。流石に儂一人では分が悪い」
そう言って老人はスープを飲み干す。
「修行の相手としては、悪くないじゃろ?」
老人は二人を見る。
最初に口を開いたのはヴァレッドだ。
「ふーん、だってさ。ベルディーどうする?」
そう言ってベルディーの方を見る。
「強くなると誓ったのだ。ならば私に断る理由などない」
「だね。僕も強いやつと戦えるなら問題ないねぇ。それに『道外し』の相手をするのは初めてだしねぇ………楽しみだ」
でもその前にと、ヴァレッドは言う。
「でも師匠。その前に、エクレウスの所に寄っても良いかい?僕気絶しちゃって、あの後のことが分からないんだよね。軍とかは、どうなったのさ?」
ヴァレッドがそう言った途端、二人の顔色が曇る。
「そうじゃったの……順番が逆じゃったわい。馬鹿弟子、お主にとりあえず、あの後何があったかを教えてやる。ボルヘリック王国の現状も含めて、な」
そして、老人は語る。
あの討伐の後、軍が、国がどうなったかを。
「……………え?」
その全てを聞いた後、ヴァレッドは信じられないモノを見る様に二人を見た。
「どういう事だい、これは?……エクレウスが……死んだ?それに………僕たちが賞金首………?」
ヴァレッドの手に握られた羊皮紙には、端的に言えば、こう書かれていた。
ヴァレッド・ノアード及びベルディー・レイブン。
以上の者を、国家反逆罪とみなし第一級の賞金首にすると。
それを読んだヴァレッドの手は震える。
それは体のいい尻尾切りだった。
王国は、討伐作戦の中心に居た二人に、今回の責任の全てを擦り付けたのだ。
最もその国も、これから各国に分割統治と言う形で、支配されるわけだが。
「つまり、じゃ」
そこで老人が口を開く。
「お主等の居場所は、もはやこの国には無いということじゃな」
二百年以上続く三大貴族の一角“龍殺し”の家系、お飾りとはいえ仮にもその現当主、さらに王国における大英雄であり、三人しかいないSランク冒険者をあっさりと切る。
こんな愚策を考え付く者を、ヴァレッドは一人しか知らない。
「へぇ……レイノルズ家の魔女かい………やってくれるねぇ……。僕が言えた義理じゃないけど、ボルヘリック三大貴族も落ちたもんだねぇ……」
震えながらもヴァレッドは笑っていた。
この数日後、ヴァレッド及びベルディーの二人は、この国より脱出することになる。
第三章『龍殺しと眷属との絆』編 了
と言う訳で、これにて第三章終了となります。
今後の進捗やこれからについては活動報告に載せておきます。
ちなみにその後のベルディーさんの一コマ
ベルディー「……と言う訳で師匠、私は強くなりたい」
師匠 「成程のう………ベルディーよ、張り切ってるところ非常に言いにくいのじゃが………」
ベルディー「何がです?」
師匠 「あのダンジョン、もう壊れ取るぞ」
ベルディー「( ゜д゜)………」
師匠 「あ、ベルディーどこへ行く気じゃ!お主もまだ安静にしとらんと……!ええい、じっとしておらんか!」
ベルディー「うぐっ……!?」ドサッ……
というやり取りがあったそうな、なかったそうな




