帰りゆく中で何か起きる事こそが青春だ
放課後
オレは2週間に1度、親友、黒川有希の病院にむかっている。
病院の人は寝たきり状態になる可能性が強いと言われたが、有
希はそんな簡単にいなくならないとオレは思っている。
「有希、今日は新学期でオレはオマエとまた同じクラスになれ
たぞ、早くこっちに戻ってきて、一緒に遊ぼうな、」
有希は顔色何一つ変えず寝ている。
「じゃあ、また来るわ、」
そして、オレは病室を出た。廊下に出た時、転校生の3人に
会った。
「ん?君はたしか、図書委員の儚井くんだ。どしたん?そんなところにいて?
大垣彰人がいきなり話しかけてきて、結構戸惑ってしまったが
落ち着いて返答しよう。
「この病室に、親友の有希が眠っているんだ。半年前の交通事
故で、だからたまにここに来て、どんな事があったか話して、
を繰り返してたんだ。そっちはなんでここにいるんだ?つい最
近こっちにきたんじゃないのか?」
「あ〜、まあ、知り合いみたいなやつを探してたんだ。でも今
の話で、探すのが省けたよ。ここの病室か、有希がいるのは」
え?どういう事だ。そんなよく分からん事言われてもなんも言
えない。頭で整理してたら、大垣達が有希の病室に入って行った。
「おい、そろそろ起きろよ、有希、レナおこしてやれ、」
「わかったし、眠りし黒神よ、再びこの地に目覚めよ」
なんか、ゲームやアニメで見るヒーリング系の演出が出てきた
けど、え?厨二病?やば、ちょい引くけど、、
「はあーあ、今何時?」
マジか、有希が目を覚ました。
「バカ、もう、4月だよ、どんだけ寝てんだよ、ボケ」
「お、わりわり、ちょいと冒険しててさ、まあこの話は後で話
すわ、とりあえずただいま、ツトム」
こうして、半年間眠っていた黒川有希は目覚めるのであった。




