転校生が満点とかマジかよ!
クラスメイトの存在もわかったし、早速2のBに向かうか。
教室に入ると、あの子がいた。加廉がクラスの中心人物として
いた。
カリスマ性があり、美人で誰にも優しい。そんな彼女がオレは
どうしようもなく好きだ。
きっと、オレが彼女と付き合うという未来はない。神様はそん
な優しくない。だから、オレはこの運命に抗い、絶対に付き合
ってみせる。そんな覚悟を決めたのだった。
「はい、全員席につけ、まず俺はBクラス担任の九条修哉だ。
よろしく、まずはこのクラスには転校生が3人くることになっ
た。去年、親の都合などでいなくなった同級生が3人いなくな
り、校長の友人の子どもがその高校に入りたいと申し込んできて、編入
試験で3人とも満点を取った者たちだ。3人とも養子の子達だ
が、仲良くしてやってくれ、じゃあ、入ってこい!」
「「「失礼します。」」」
「初めまして、大垣彰人と申します。え〜、スポーツ全般が得
意なので部活に入りたいのですが、誰か運動部でオススメがあ
ったら教えてください。1年間よろしくお願いします。」
明るい性格だな〜
「初めまして、大垣士郎と言います。俺たちは小さい頃から一
緒で、仲が良いので、俺も彰人と同じ部活に入る予定です。よ
ろしくお願いします。」
ん、ちょっと暗い印象だけど、良いやつっぽいな、
「おっはよ〜ございます。玲奈といいまーす。気軽にれななん
と呼んでください。ワタシも運動がめちゃ得意なんで、オスス
メの部活教えてください〜、お願いしまーす。」
なんか、バカっぽい雰囲気出してるけど、コイツ、オレよりも
頭が良いってのはずるくね?
とまあ、転校生の自己紹介が終わり、クラスの係を決めた。
オレは輝野さんと同じ役職が良かったが、彼女はクラス委員。
あんな、大変な役目はオレにはできないな。男子の方は転校生
の彰人君がやるって感じか、いーねー、善人ですよ感が出てる
わ。そして、そんなオレの役職は図書委員になったのだった。




