表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

2/24

幼馴染がシャワーを直してくれたみたいだな


「ただいま戻りましたー」


 幼馴染が道具が入った大きな箱を持って帰ってきた。


「あ、お風呂はこっち」


「知ってるよ。私何度も入ったことあるよ」


「それもそうか」


 香恋は、僕の家によくいるというか、自然といるというか、当然のようにいる。


 時にはご飯食べていったりお風呂はいったりもする。


 そして、最近、僕の両親がともに遠く離れたところで仕事をすることになって、ますます来るようになった。


 したがって、香恋と二人きりの時間が増えた。


「うーん。ここをこうして」


「うお、早い」


 いつの間にか、香恋はシャワーが付いているところを分解したり色々している。


 頼りになるな。


「あの、光」


「おお、どうした?」


「見られると、ちょっと緊張しちゃうから……」


「ああ、ごめん。じゃあリビングで待ってるな。本当ありがとうな」


 そう言って僕は風呂場を出た。後ろから見ると、香恋は少し、耳が赤くなっていた。本当に緊張しているみたいだ。

 

 僕は香恋を信用しているので、業者を調べたりすることもなく、適当にスマホをいじって過ごした。そしてしばらくして。


「ふぅ。やっと終わった。出るようになったよ」


「ほんと? 香恋すげえ!」


「えへへ……あとちょっとオプションもつけちゃった」


 照れていて顔が赤く、笑顔の香恋。


「オプション……?」


 僕はその香恋に、心の底から尊敬しながら聞いた。


「そう。説明するからちょっときて」


 僕は香恋に手を引かれ、風呂場に行った。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ