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第5話『元お嬢様がバイトをする事になったのだが』

「はい……今月、ちょっと急な出費が多かったので、お願い出来ませんか? ……ありがとうございます。それでは、明日よろしくお願いします」

 俺は電話で話した後、電話を切ると、麗華が尋ねてきた。

「一体、誰と話をしていましたの?」

「あぁ、バイト先の店長だよ」

「そう言えばあなた、この前バイトをしているとおっしゃっていましたわね。一体、どんな場所ですの?」

「『スマイルテイスト』っていう名前のファミレスなんだ」

「ファミレス? 何ですの、それは?」

「ファミレスって言うのは、ファミリーレストランの略で、庶民向けのレストランの事だよ。お前は行った事は無いと思うけど」

「なるほど。それで、先程は何の話をしていましたの?」

「今月、色々と急な出費があっただろ。それでお金が足りなくなったから、バイトを入れてもらう事にしたんだ」

 思えば、俺がコイツを家に入れた時から、俺の出費は急激に増えた。同居人の分の買い物や生活費はもちろん、この前芽衣子が壊したノートパソコンの修理代もあって、俺のお金は破産寸前だ。家賃は、両親の仕送りでやっているけど、それ以外は自分でどうにかしろ、って言われているからな。そう言えば、コイツは俺の家に住んでから、学校にも行ってないし、働いてもいないよな。

「なぁ、お前もバイトに行ってみるか?」

「バイト? この私に働けと言いますの?」

 麗華がムッとした表情を見せた。

 あっ、確か、コイツは家が破産した後は、色々な職場に応募したけど、なかなか採用されなくて、採用されてもすぐクビになっていたんだよな。あんな性格じゃ、無理はないけど、このまま家にこもっているのもマズイしな。という訳で、俺は説得を試みた。

「だって、今のお前は学校にも仕事にもハローワークにも行ってない、ニートだろ。庶民の元で働くのは不満かもしれないけど、ずっと家にこもっているばかりじゃ、家の復興なんて出来ないだろ」

 それを言われて、麗華はむむむ……と唸ってしまった。しかし、しばらく考えた後

「分かりましたわ。不本意でありますけど、ここは家の復興の為だと思って、働かせて頂きますわ」

 元お嬢様も腹を括った様だ。

 こうして、俺のご主人様も、アルバイトをする事になったのであった。


 という訳で、やって来た俺のバイト先である全国チェーン店のファミレス『スマイルテイスト』。店の外観は黄色を基調とした親しみやすいデザインである。

「こんな所で仕事をしていますの?」

「そうだよ」

「随分と幼稚な作りですわね」

 元お嬢様は店を見ながら言った。

「悪かったな。お前好みの豪華なデザインじゃなくて。けど、この店もよく人が来ているんだぞ。それと、今回お前はあくまで店員として働くんだから、客や店員に上から目線な態度は取るなよ」

「あ、あなたに言われる筋合いはありませんわ!」

 麗華はムキになって反論した。それなら良いけど、コイツの事だから何かトラブルを起こしそうだよな。

 そう言って釘を刺した後、俺と麗華は店の中に入った。すると、店には店員が数名掃除をしていた。

「おはようございまーす!」

 俺が笑顔で挨拶した。

「阿見君、おはよう」

すると、短髪の男性が一番先に俺に挨拶した。この人は店長の永田さん。有能で爽やかな笑顔を絶やさず、店員からの信頼も厚い。

 店長が挨拶した後、後ろから麗華が入って来た。そして、開口一番に、

「ごきげん麗しゅう。今日はこの私、花ノ宮グループ総裁の一人娘にして現当主・花ノ宮麗華が下々の元で、働く事を光栄に……」

 言い終える途中で、俺は麗華の口を塞いだ。

「す、すみません……。この人、ちょっと世間知らずなところがあって……」

 口を押えられて、モゴモゴ言っている麗華は俺の手を放して、文句を言った。

「ちょっと、阿見。主人である私に向かって、何て無礼な真似を!」

「無礼なのは、お前の方だ! 店に入る時、上から目線な態度は、止めろって言っただろ! あれじゃ、一発でクビにされてもおかしくないぞ!」

「何ですって?! これでも、丁重にご挨拶したのに。その様な言い方はあんまりではありませんこと!?」

 俺と麗華が言い争っていると、店長がなだめてきた。

「まあまあ、阿見君、落ち着いて。ところで、その女の子は誰なの?」

「あぁ、コイツ……じゃなくて、この人は俺の同居人の花ノ宮麗華です。彼女も今、生活が大変なので、今日だけで良いですから、一緒に働かせてもらっても良いですか?」

そう言うと、店長は「今日は人手が足りないし、それで行くか」と言ってくれた。意外とすんなり許可してくれたな。

「それじゃあ、早速制服に着替えてくれないか?」

「えっ?」

 店長から言われて、麗華の目は点になった。

「せ、制服って、何故私がその様なものを?」

「だって、君は店員として働くんだろ。作業をする時に、もし服が汚れたら困るでしょ」

 そう言われて、麗華は「うっ……」と言葉に詰まった。

 店長から用意された制服を貰うと、麗華は無言で女子更衣室に入った。


約十分経過したのだが、一向に出て来る気配が無い。遅いな、そんなに着る事が難しい服ではないのだが……そう思っていたら、扉から麗華の声が聞こえた。

「阿見」

「どうした?」

「ちょっと、中に入って着替えを手伝いなさい」

「おいおい、着替えを手伝えって言われても、俺は男だぞ!」

「良いから、早く!」

 あまりにも急かすので仕方なく、俺は女子更衣室の中に入っていった。そこには、確かに制服には着替えたけど、エプロンの紐を後ろに回したまま動きを止めた麗華の姿があった。

「どうしたんだよ?」

 俺が尋ねると、麗華は恥辱の顔を浮かべて言った。

「この紐を結びなさい」

何だ、エプロンの紐が結べないのか。コイツ、お嬢様育ちだから、こうした服は着た事が無いんだな。口にしたら、怒られるから言わないけど。

「良いよ」

 そう言って、俺は麗華のエプロンの紐を結んであげた。

 制服に着替え終えた後、店長は言った。

「あと、髪もまとめてもらえないかな?」

「あなた、私の自慢の髪に難癖をつける気ですの?!」

「そうじゃなくて、髪が長いと抜け毛が増えるんだよ。それが食べ物に混ざったらお客さんからクレームが来るからね。そうならない様に、ヘアゴムでまとめるんだよ」

 そう言って、店長はエプロンのポケットから輪ゴムを取り出して、麗華の後ろ髪を縛った。すると、ポニーテールが完成した。

「おっ、似合ってるね」

 店員の制服を着た麗華を見て、店長が嬉しそうに言った。ポニーテールにベージュ色の制服、そして茶色い三角巾とエプロンを着た麗華は、何だか新鮮味があった。普段、派手な服を好んで着ているから、ますますそう思える。

「くっ……」

麗華は、恥ずかしそうにエプロンの裾を握っている。

「そんな事言うなよ。普通に似合っているよ」

「あなたに言われても、ちっとも嬉しくありませんわ!」

 麗華が顔を真っ赤にしながら怒った。

「そんな風に恥ずかしがらないでよ。すっごく似合っているし、これなら、客ウケすると思うよ」

 店長がおだてたことで、麗華は顔を赤らめた。

「それじゃあ、今回はフロアでの接客をよろしくね」

 そう言うと、店長はその場を去って行った。

「おい、接客なんて大丈夫なのか?」

 俺が不安そうに尋ねると、麗華は堂々とした態度で言った。

「もちろん、私は幼い頃から礼儀作法は、きっちり躾けられていましたから、これくらいのことは問題ありませんわ。来客もきっと私の接客ぶりに感動しますわよ」

「随分と自信があるな。それなら良いけど、多分セレブが学んだ礼儀作法とは違うと思うぞ。変な事して、お客さんを困らせる様な事はするなよ」

 そう言って、俺は店の準備に取り掛かった。


 俺が着替えと店の掃除の手伝いと朝礼を終えた後、開店時間を迎えた。

 開店してすぐ、店に客が少しずつ集まって来た。

「じゃあ、花ノ宮さん。まず、あのお客さんに注文を聴いて来てくれる?」

 店長が奥の席に座っている二十代くらいの眼鏡を掛けた少し暗そうな男性に手で示した。

 そう言うと、麗華は若干嫌そうな顔をしながら、男性客の席に近付いた。緊張しているのか、何だか歩き方がぎこちない。そして、客に注文を尋ねる時の台詞を言った。

「ご、ご注文は……お、お決まりですか?」

 すると、男性客はメニュー表を開きながら言った。

「そうですねぇ……えーと、オーストラリア産のステーキをお願い致します」

「かしこまりましたわ。オーストラリア産のステーキですわね」

 おっ、意外と出来ているな。これなら大丈夫そうだ。そう思っていたら、

「あっ、でも待てよ。このデミグラスハンバーグやミートスパゲッチィも美味しそうだよな。あと、コーンポタージュも付けたいけど、フレッシュサラダも捨てがたいしな……」

 男性客が麗華を前に色々と迷い出した。そんな中で、麗華がだんだんと苛立ち始め、

「あなた、迷っていないで、何を注文するか、さっさと私に教えなさい!」

 それを耳にした瞬間、俺は即座に麗華の元に掛け寄り、すぐさま彼女を突き飛ばした。

「すみません! この人、今日入ったばかりなので、まだ仕事に慣れていないのですよ」

 俺は必死になって男性客に何度も深くお詫びした。

「い、いえ……気にしないでください」

 男性客が申し訳なさそうに俺に気遣ってくれた。でも、さっき麗華の発言を聴いた時、あなた凄く萎縮していましたよね?

「では、ご注文が決まりましたら、またこちらの呼び出しボタンを押してくだされば結構なので、よろしくお願いします」

 そう言って、俺は麗華を引き連れて、逃げる様にその場を離れた。


「あのさー、幾ら今までバイトした事が無いからって、さすがにアレはないだろ」

「す、すみません!」

 スタッフルームに呼び出された俺と麗華は、早速店長から叱責されてしまい、俺は深く頭を下げた。麗華は店長にムッと睨んでいたが、すぐさま俺は素手で強引に麗華の頭を下げさせた。ううっ……こんな目に遭ったのは芽衣子と一緒に担任から叱られた時以来だよ。

「すみません、この人ちょっと世間知らずな所があって……」

「あれは、ちょっとどころじゃ済まされないよ。今日は、週末で人手が足りないから置いてあげているけど、ウチはボランティアでやってるんじゃないんだからね」

「はい……」

 俺が小さく頷くと、店長は小さくため息をついて、

「じゃあ、阿見君は仕事に戻って、花ノ宮さんはこっちに来てくれる?」

「わ、私をどこに連れて行く気ですの?!」

 麗華が店長に連れて来られた先は、食器洗い場だった。

「ここの皿、全部洗ってくれる?」

「えぇっ?!」

 麗華は目を丸くした。洗い場には、大量の食器がある。これを一人でこなすには、かなり時間が掛かるだろう。

「ちょっと、こんな事をしていたら、昼食が……」

「これが終わってからじゃないと、昼食は食べさせてあげられないな」

「全く、何で私がこんな目に……」

 そう言いながら、ぶつぶつと文句を言いながら、食器を洗い始めた。

 大丈夫かな? 俺は麗華を心配しつつ、自分の仕事をした。

 俺はふと麗華の方をチラリと見た。パートの店員さんが不満げな表情で麗華に話しかけた。

「ちょっと、花ノ宮さん。食器が足りないから、急いで洗ってくれる?」

「分かっていますわ! これでよろしいのでしょ!」

 麗華はそう言って、お皿を渡した。しかし、パートさんは、

「これじゃ、ダメよ。まだ、ご飯粒がくっついてるじゃない。やり直し!」

と言って、お皿を突っ返して去って行った。

「ぐぬぬぬぬぬ……」

 麗華はその場を去るパートさんの背中を睨みつけた。おいおい、パートさんをそんな風に睨みつけるのは止めてくれよ。そう思っていた時、

 客席の方から苛立つ男性の呼び声が聞こえた。

「おーい、注文した料理がまだ来てないけど、どうなっているの?」

「すみません、今料理中ですので、もうしばらくお待ちください」

 俺が男性に頭を下げると、俺はすぐさまキッチンに戻った。しかし、それ以降も客や店員の文句は次々と聞こえた。

「すみませーん、こっちの方もまだ来てないんですけどー」

「ママー、お腹空いたよー」

「もう少し時間が掛かりそうだから待ってなさい」

「こっちも急いでいるから、早くしてくれないと困るんだけど」

「食器の量がちっとも減ってないじゃん! 一体、何やってるの?」

「ちょっとー、三十分以上も待たせて何やってるのよー」

「これ以上、待っていられないから俺帰るわ」

「花ノ宮さん、早くしないと、お客さんが帰っちゃうよ?」

 そして、怒りが頂点に達した麗華は遂に客と店員に、店内に響き渡る程の大声で怒鳴った。

「あなた達、人がせっかく仕事をしているんだから、少しは待ちなさい!」

 すると、さっきまで騒がしかったファミレスの人々の声は一気に静まり返り、客の視線は一斉に麗華の方に向かった。

 終わった……俺の頭の中に、絶望の二文字が浮かんだ。

 その時だった。店長が客席の前に出て来た。

「すみません、今日は人手が足りなくて、調理場が混雑していますので、皆様お手数ですが、もうしばらくお待ち頂けますか?」

 そう言うと、

「阿見君は花ノ宮さんの食器洗いを手伝って。他の人はそれぞれの仕事に戻る様に」

 そう言って、その場を去った。

 とりあえず、俺が食器洗い場に行くと、麗華は食器洗いをしていた。

「……お前、まだ食器洗いしているのかよ」

 洗い場の中の様子を見たら、未だに食器が大量に残っていた。

「お前、これどうなってるんだよ」

「皿洗いなんて初めてだから仕方ないでしょ! しかもあの女、せっかく私が丁寧に洗った食器を『これじゃ、ダメよ』と文句を言って返して来ますし!」

「店員の事を、そんな風に言うの止めろよ」

 でも、このままだと営業時間内に間に合いそうにないよな。しょうがない。

「じゃあ、俺が教えてやるから、それならどうだ?」

「えっ?」

「とはいえ、俺と交代したら、また店長に怒られるからな。お前が洗った食器を俺がチェックして、それでももし汚れていたら、俺が布巾で拭き取る。それなら良いだろう」

 俺がそう言うと、麗華はコクンと頷いた。

「まず、スポンジに洗剤を少し付ける。そして、スポンジをクシャクシャと揉むと、泡が出て来ただろ」

「えぇ」

「次に、食器をそのスポンジでこする。最後は水ですすいで流せば、大抵の汚れは落ちるから」

 麗華が俺の指示通りに洗うと、皿の汚れは綺麗に落とされた。

「こんな事で落ちるのですわね」

「まあな。じゃあ、とっとと仕事を終わらせるぞ」

 俺がそう言って、仕事を始めようとした、その時だった。

「ちょっと、止めてください!」

 客席の方から女性店員の悲痛な声が聞こえた。俺が声がした方を振り向くと、店員の上山さんがガラの悪いチンピラ風の男性二人に絡まれていた。

「良いじゃねぇかよ。ちょっとくらい触らせたってさ」

「ここは、そういう店じゃありません!」

「じゃあ、今からそういう店にすれば良いじゃん」

「だから、それは無理ですって!」

 上山さんは嫌がっているのに、男性はお構いなしだ。

「あちゃー、面倒な客が来ちゃったか!」

 店長が頭を抱えて言った。

 たまに、店にああいう困った客が来るけど、ああいうタイプって、なかなか言うこと聴かないんだよな。こうなったら、俺が行くしか……

「あなた達!」

 俺が向かおうとした瞬間、先に男性客に駆けつけたのは、麗華だった。

「誰だ? 見慣れねぇ顔だな。でも、なかなか美人じゃねぇか」

 男性客の一人がそう言って、麗華の顔に触れようとしたが、麗華は男性の手をパシッと振り払った。

「汚い手で気安く触らないでくださりません事?」

 それを言われて、男性客はカチンと来た。

「この野郎! 生意気なことを言いやがって!」

 男性の一人が殴りかかろうとした。その瞬間、男性の拳が麗華の頬の横をかすめた。

「女性に手を出すとは、何とも非道ですわね。恥を知りなさい」

 麗華が男達を退治すると、店内には歓声と拍手の音が響いた。

 その後、男性客二人はわいせつ及び暴行未遂で警察に通報、現行犯逮捕された。


「いやー、あの時は凄かったね。見直したよ」

 麗華が問題客を撃退した事が店員達に認められ、店長も麗華を褒めた。

「ふふん、これくらいの事、当然ですわよ」

 店長に褒められた麗華は得意げに言った。

「そうかそうか。それじゃあ、今回はそのご褒美だ」

 店長はそう言って、麗華に茶封筒をくれた。封筒には、『花ノ宮麗華様へ』と書かれている。

「何ですの、これは?」

「これは給料袋。この中に、今日君が働いた分のお金が入っているんだよ」

 それを聴いて、麗華が封筒を開けてお金を出すと、中には千円札が四枚と五百円玉一枚、百円玉三枚が、入っていた。合計四千八百円である。

「ちょっと、これだけしかありませんの?!」

「これだけとは失礼だな。これでも他と比べたら、まだ良い方だよ。それに、自分でお金を稼ぐ事が出来たのは、良かっただろ」

「そ、それは……そうですけど」

 そう言うと、店長が言った。

「阿見君の言う通りだよ。仕事って言うのは、お客さんを満足させる為にあるものなんだから。それがこの給料に表れているんだよ。最初は、給料ナシにしようかと思ったけど、厄介な客を追い出してくれたからね。もっとお金が欲しいなら、ウチで働いてみるかい?」

「えっ?」

「でも、仕事の方は、まだまだ問題があるから、しばらくは研修で働いてもらうけど、君にとっても、きっと良い経験になると思うよ」

 それを言われて麗華は、

「分かりましたわよ。そこまで言うのでしたら、とことんやってやりますわ!」

 と、胸を張って言った。

 こうして、麗華は俺と一緒にバイトをする事になったのであった。

「でも、そうなったら、バイト先では俺が先輩になるから、店では俺を従僕扱いするのは禁止だからな」

「ハッ……! そう言う事なら、お断りさせていただきますわ!」

元お嬢様が社会勉強の為に、アルバイトを始める話ですが、結構ベタな内容となってしまいました…。

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