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--異世界転生-- チートモンスターでサバイバル生活!  作者: 高義彰
_第一章_スライム村での戦い
4/7

  ー第三話ーレッドスライムの襲撃ー1-

・・・喰った喰った。

かなり喰ったけど、今のステはどうなってるかな~。

吸収性スライム

名前:無し

HP:266

MP:2

攻撃力:4

守備力:537(155)

速度能力:3

魔力循環能力:3

スタミナ:4

体内エネルギー:100+2700

スキル

・吸収Lv1

・固体化Lv1

・解析Lv1

・HP回復Lv1

・樹木ノ乱Lv1


ふぁ!!?

やばいやばいやばい、ステがおかしいぞ!!

完全に耐久型じゃないか!

スキルもちゃっかりふえちゃって!

・・・よし、いったんおちつこう。


えーっと、HPと守備力が大きく伸びたみたいだな。

他にも樹木ノ乱とかいうやばそうなスキルがあるが、もうすぐ戦場につくだろうからそこで試そう。

ここで使うと味方のスライムに当たるかもしれないしな。


戦場についた。

うん。

明らかにこっちが負けてる。

敵軍はただ赤いだけのスライム。

そんなに強いのか?少し解析するか。

一番強そうなのから調べていった。


地獄の使いスライム  加護:%’#&#$  解析失敗

Lv6

名前:グランデ

HP:240

MP:130

攻撃力:94

守備力:9

速度能力:1

魔力循環能力:131

スタミナ:3

体内エネルギー:74


 支援スキル

・身体大強化Lv7

・魔法剣Lv9

・スキルBOXLv1


レッドスライム

Lv2

名前:無し 状態:発狂

HP:15

MP:9

攻撃力:40

守備力:2

速度能力:1

魔力循環能力:0

スタミナ:7

体内エネルギー:5


スキル

鬼化Lv1


・・・あれ、俺の目がおかしくなったか?

こいつら、かなり強いぞ。

リーダー格の奴は加護を受けててむっちゃ強くなってるし。

変な状態異常もあるし、これは操っている奴がいるな。

地獄の使いスライム・・・グランデは、操ってるというか、命令されて動いてる気がする。

誰かから加護をもらってるみたいだし、そいつが黒幕か。

と、分析をし終えたとき、グランデが口をあけた。

「貴様らブルースライムは、弱小なる種族である!われらレッドスライムは、面汚しの貴様らを見逃す気など、ない!!手も足も出てないようだが、光栄に思うがいい!!われら強靭なるレッドスライムの奴隷に、今でならしてやっても………。」

俺は気が付けば、グランデに向かって樹木の乱を使用していた。

その瞬間、グランデの立っている地面に亀裂が入り、木の根がグランデの体を串刺しにした。

助けを求める声がよく響き、突然始まる静寂。

よくよく周りをみると、赤い液体をした何かが飛び散っていた。

元々グランデだったものだ。

あーあ、これじゃあ喰うのめんどくせえな。

後回しにするか。

さっきから周りの視線が恐怖にみちてるけど、別にいいよな。

さて、残りのレッドスライムもみんな殺すか。

「うわあ!やめぎぇびぐぼあぁ!!」

すげぇ悲鳴だな。

「ちょったんm」

なんか言ってるけど気にしない気にしない。


ボゴッ!ボゴッ!ボゴッ!ボゴォッ!!

気がつけば周りは真っ赤に染まっていた。

よーし、これぐらい全部喰うぞー!

べリ!パク!

地面って意外とうまい・・・はっ、味覚がおかしくなってきたな。




んー、スライムって変わった味がするなー。

なんていうか、カニ味噌みたいな味がする。


そんな感想を抱いていた時、後ろから強烈な気配が。

その気配はグランデのようなものだった。

そういえば、グランデは俺以上に強かったはずだ。

そんな奴が俺の力で死ぬだろうか?

ありえない。

そう思い至り、俺は横へ大きく飛んだ。次の瞬間、俺が先ほどまでいたところに、グランデが地震をおこすほどの《衝撃波》をおこした。

あれを直にくらっていたら、確実に死んでいた。

「あちゃー、よけちゃったか。ねえねえ、どんな気持ち?倒したはずの奴に、余裕を持たれながら倒される気持ちは?教えてよ。はっはっはっ!」

俺は再び樹木ノ乱を使用した。

ところが、当たった部分は傷跡もついていなかった。

「無駄無駄。可哀想だから教えてあげるけど、僕はスキル『流体化』があるんだ。これは物理ダメージを無効化するスキル。だから僕は少しもダメージを受けてないのさ!」

なんだこいつは、化物か?

当たれば一発KOの攻撃をよけながら、打開策を考えろと?

マジでハードじゃねーか!

だが、これが今もっとも生存率の高い作戦に違いはない。

俺は、この作戦を実行するため、グランデとむきあった。


 「こいよ、また殺してやる」


そして、戦いは始まった。

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