俺、死んだのか
初の投稿です。至らない点も有るとおもうので、暖かい眼で見てやってください。
ズズズズズシャーン!
ぐあぁ、苦しい、熱い、痛い、体が張り裂けそうだ。何があったんだ。分からない。何かが当たったのか?車…でもないな。血はでてないみたいだしな。体から抜け出していくような、形容し難い痛みだ。あぁ、これが死か。このまま、なにも分からずに死ぬのか……
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄気がつけば、俺は暗闇にいた。
ん、ここは?あ、痛いのが無くなってる。
てか、生きてる?
よし、早く起きなければ………結果(・_・;) う、動けん!
神経やられたか?などと考えていると、頭に声がひびいた。
「新たなる体を魂を元に生成…失敗した。記憶から生成…成功だ。あなたは死にました。しかも、抗うことの出来ない死でした。だが安心してください。可愛そうだから私が新たな道を作ってやったよ。違う世界に飛ぶけど、せいぜい生きてください」
男なのか女なのか、どちらともとれる透き通った声が頭に響いた。
そして、やっぱりというべきか、おれは死んでるみたいだな。
そこはいいんだ。だけども、抗うことのできない死とはなんぞや?
「それはまさに火山が噴火するのと同じくらい良くあること。そうそれは、勇者召喚です!」
あ、返答がきた。
それじゃあおれはなぜここに?
「勇者召喚の際のいけにえとして、死んだのです」
まじかよ。
あ、そうそう、新たな道を作ったといっても、あなたがその道を渡れるかは知りませんよ?魂が強ければ、生き延びて向こうにいけるってだけなので、行きたければこのドアを通って行ってください」
そして目の前に扉が現れた。
・・・ほかはなにもなかった。
強制か・・・。まあ、初めからいくつもりだったしね。
違う世界ってことは、異世界か!
剣と魔法とかの世界に行きたいなー。
よし、いくか!
ぎぎぎいい・・・
ホラーチックな音を立てた扉の中に、俺は入っていった。
ちょ、熱!?
体が溶けるみたいに熱いんだけど!
てか、え、溶けてる!
体が溶けてってる!
ちょっとこれきついわー、ここで死ぬんじゃないの?
あー、頭がくらくらしてきた・・・
そして、俺の意識は暗闇に消えていった・・・