7、マシンガン
~~アグラン視点~~
すべての貴族派の貴族邸に兵を配置した。
アルイン・ザイル邸前
「将軍、準備整いました」
副官のへストンが言った。
「貴族派の者たちに、降伏勧告を」
「ハッ」
へストンは敬礼をして立ち去った。
降伏勧告をしたが受け入れるものは居らず私兵で守りを固めた。
「だろうな、一応すべての貴族は生け捕りにしろ」
「ハッ」
「撃てーーー」
「ババハババババババババババババババババババハバババババババババババババババババハバババババババババババババババババハバババババババババババババババババハバババババババババババババババババハバババババババババババババババババハバババババババババババババババババハバババババババババババババババババハバババババババババババババババババハバババババババババババババババババハバババババババババババババババババハバババババババババババババババババハバババババババババババババババッ」
アルインの屋敷の前は、真っ赤に染まり死体が転がっている、屋敷は所々穴が開いている。
アルインの私兵はこの国でも最高峰の私兵であるのにマシンガンの前では赤子の手をひねるように倒れていった。
アグラン(兵士)たちは驚愕した。
~~アルイン視点~~
「ババハババババババババババババババババババハバババババババババババババババババハバババババババババババババババババハバババババババババババババババババハバババババババババババババババババハバババババババババババババババババハバババババババババババババババババハバババババババババババババババババハバババババババババババババババババハバババババババババババババババババハバババババババババババババババババハバババババババババババババババババハバババババババババババババババッ」
「な、な、なんだ、あれは……」
アルインたちも驚愕していた。
アルインたちは、降伏勧告が来て一笑していたのに……。
「おい、お前、なんだあの変なものは」
「わかりません」
アルインは、執事に持っていたグラスを投げた。
「糞が……」
~~アグラン視点~~
我にかえって、
「アルインを生け捕りにしろ、突撃」
数分後兵士たちが縄で縛られた、アルインを連れてきた。
「貴様、俺にこんなことしてただですむと思っているのか」
「陛下の命である」
「こ、小僧にこんなことができるはけがない」
「陛下を愚弄するでない」
アグランはアルインの鳩尾を殴った。
アルインは倒れた。