65、娯楽5
ブックマーク数が123に成りました! 『小国の王』を読んでくださりありがとうございます。
突然ですが、投稿を辞めようかと思っておりました。63話を投稿した日が685PVだったので次投稿する話が1000PVを越えなかったら投稿を辞めようかと思っていたのですが結果は斜め上をいきました。64話投稿した昨日が一話だけで2100PV以上だったのでこれからも投稿を続けていきます。これからもよろしくお願い致します。
今回の話は、ご指摘を頂いたので参考にして作りました。
長々と申し訳ございませんでした。本編をどうぞ!
入学試験から三日後。
俺は、執務室で書類のお山お話をするのに嫌気がさして城下町へくりだそうと考えていたときにルリが部屋に入ってきて国民からの要望を聞かされた。
『カジノやパチンコ屋は、今現在我々平民には敷居がたかすきます。当初できた頃は、我々も行く事が出来たのですが、日にちが経つことに貴族や豪商の社交の場と成って行きました。ですので、我々平民に合わせた余りお金のかからない娯楽は有りませんか? 』
と国民から要望があったので、気分転換として考え方始めた。手頃で楽しい娯楽はないものかと……………………。地球で人気のある娯楽はなんだろうか? 熱狂したもの、興奮するもの、夢中になるもの。テレビ? んなもの出来るわけないだろ! テレビでしてたものを娯楽としたら良いのか! テレビで何してた? ニュース? ドラマ? アニメ? ドキュメント? スポーツ中継? そうだ!! スポーツ観戦だ! ないんだよな。スタジアムを造る土地が!
それに競技は何にしたものか? 日本での人気のスポーツ上位二位で決めるか。そうすると、野球とサッカーだよな。新鮮味に欠ける気がするのは俺だけか? どんどん増やしていったら良いわけだしな。これの次はテニス、その次がゴルフ? バレー? どれにしても、競技をする人員を集めなければならない。まぁ、一番簡単な方法は、王都に居る親衛隊と守備兵でチームをつくれば、早ければ明後日からでも観戦が出来るだろう。そんなことをすればグダクダの試合になることは目に見えている。そして、俺が疲れることも目に見えている。
それと、スタジアムを城壁の外に造るしかないしな。思い切って、王都に第二の城壁を造るか。思い立ったら吉日。直ぐ様デリックを呼び出す。
三十分たってもデリックが部屋に来ない。外を眺めて、太陽の位置から推測するに定時を過ぎていることがうかがえる。もしかすると、いや、確実にカジノへいっているに違いない。そして、台にしがみついて離れないであろうデリックが難なく想像が出来る。いつになったらデリックは、やって来るのだろうか?
ここに鬼畜が居る。定時を過ぎてからの呼び出し。それに、絶対に来ると思っているところがものすごく怖い。この国は、ブラック企業まっしぐらである。いや、ブラック公務である。
その三十分後に部屋に入ってきたデリックの顔は不機嫌であった。何でだろ?
ここに居る鬼畜は、人のことをどう思っているのであろうか? 職後の楽しみを満喫しているときに上司に呼び出されるのだからたまったものではない。しかし、デリックもその意趣返しにカジノにとどまったのであった。それならばしてしてやったりの顔でも良かったのではないのではないだろうか? この鬼畜は、こんなにも鈍感だったのだろうか?
「陛下、なにようでしょうか? 」
「新たな娯楽を起こそうと思ってな! だが、もう王都には土地がない。そこで城壁の外に造る。それにともなって第二の城壁を造ることにした。なので、その後の区画整理をお願いしたい。」
「御意。それでは失礼します」
「何か早くないか? 」
「ルーレットが私を待っているのです! 」
「俺とルーレットどっちが大事なんだ! 」
「今は陛下よりルーレットです! それでは! 」
デリックは、足早に部屋を出ていった。
俺を一時間も待たせたのに部屋にいる時間が、五分もないだと! なんと言うことだ!
そこの鬼畜が言えた義理はない。
誤字脱字がございましたらご報告宜しくお願いします。




