4、女神との出会い
遅くなって申し訳ございません。
「本当に申し訳ございません」
意識が覚醒したと同時に美しい女神様(?)が土下座してきた。
「頭をあげてください」
女神は、顔をあげて、目をうるうるさせてこちらを見てくる。
『この妾の顔でこの男はイチコロだ』
心の声が駄々漏れの残念な女神様でした。
『早く妾を立たせぬか! 足がしびれてきたではないか!』
駄女神は、いっそう目をうるうるさせてこちらを見てくる。
「立ってください、どうして俺は、呼ばれたのでしょうか?」
駄女神は、立って、頭を下げて
「私が間違えてそのまま送ってしまったのだ、本当に申し訳ない」
『そろそろ頭を下げているのが疲れてきたのだか』
「駄女神様は、そのまま頭を下げといてください」
駄女神は、頭をあげて、目が点になっていた。
「嘘です、申し訳ありません、俺は、なぜ今、ここにいるのでしょうか」
駄女神は、懐からカードを出して、
「このカードの中からあなたの好きな能力を2つ選んでください、本当は、1つなのですが私の手違いがありましたので……」
『いつも2つだけやけどね、それにカードから選ばないで妾が作ることできるけど、めんどくさいし、嘘がばれたりはしないやろ』
駄女神の心の声が駄々漏れのなのがウザいのは、後回しにして、駄女神が出したカードには、
剣士・騎士・魔法騎士・聖騎士・聖剣・武神・武人・…………など色々あるが欲しいものではない。
駄女神は、作れるといっていたので、
「それじゃぁ、俺がいた世界のものが買えるようになる能力と、俺が思い描いた物を作れる能力をください」
また駄女神は、目を点にして
「このカードの中から選べっ言ったよね」
「女神様は、能力を作れると仰いましたが?」
「私はそんなこと言っていません」
「いいえ、いつも2つ能力を渡すとも仰いました」
「えぇ! あなたはエスパーなの」
駄女神は、放心していた。
「女神様、早く能力を授けてください」
「能力を作るの大変だらか……わかりました。」
俺が睨んだら了承してくれた。
そんなに怖くないと思うのだか…
「貴方の世界の物を買うには、国民からの支持でポイントが貯まる方式で良いわね」
「女神様宜しくお願いします」
駄女神は、うなる様にして、能力を作った。
「出来たわ! これで良いかしら、心のなかでポイントて思ってみなさい」
心の中でポイントと思ってみたら『100億ポイント』と頭の中に浮かんだ。
「1ポイントは貴方がいた世界で1円位の価値よ」
「女神様ありがとう」
「用事は終わったわね」
と駄女神が呟いたら
次の瞬間意識がなくなった。