35、ドライブ?
アグウス総督府にたどり着き、アグランの執務室でこれまでの経緯(三国同盟、守備兵の件)を話して、『M1910/30 107mmカノン砲』の兵訓練を指示する。その後『M1910/30 107mmカノン砲』を城壁に取り付けに行って城壁一辺に20門設置した。
「陛下、もう少しゆっくりとされてはどうですか? 」
「アグラン、俺もゆっくりとしたいのだかな、三国同盟が攻めてくるのに一ヶ月ほどしないからな。三国同盟との戦争が終わったら、ゆっくり越させてもらうよ。それと、ティボールド・アンドレアルフスを貸してくれ。そうだ、言い忘れてたが、避難民の保護宜しく。」
「ぎょ、御意」
「いくよ」
「陛下、またあれに乗るのですか? 」
「陛下、乗りませんよね? 」
「???」
一人わかっていないものが居るが、俺は、和やかに
「乗っていくんだよ」
「アグラン殿、助けてくだされ」
「アグラン様、助けてください」
「???」
「三人とも頼む」
二人は膝から崩れ落ちたのを俺は引きずって、ティルは、自ら『ランボルギーニ·アヴェンタドールLP1600-4 MANSORYカーボナードGT』に乗り込んだ。俺らは、コチアズラに向かった。
二人には、二回目の生き地獄。ティルには、一回目の地獄。俺は閻魔か!
コチアズラに着くと三人とも死屍累々、デジャビュだが、守備兵たちが来るのではく、コチアズラの代官、マキス・クルベロがやって来た。
「陛下、お久しゅうございます」
「面を上げよ」
「は」
「M1910/30 107mmカノン砲を使っての兵訓練を頼む。むやみやたらと使うなよ。それと、ティボールド・アンドレアルフスを遣わすから従うように。それから避難民の保護宜しく」
「御意」
「ティルあとは宜しく。それじゃ城壁に加農砲を設置してくるわ。そのあとすぐに出発するから」
たったと城壁一辺に加農砲を20門設置して、タルガナへ向かった。ティルは、一回で生き地獄を出れたが、二人は、三回目の生き地獄へと向かった。俺は楽しいドライブ、でも、あまり景色変わらないんだな~ それに、隣と後ろは五月蝿いし。静かにならないかな?
「走る~♪ 走る~♪♪♪♪♪♪♪♪♪」
「私はなにか悪いことでも~~~したのかな~~~ギャー」
「俺がなにを~~したと言うのだ~~助けて~~ストップ~~~~」




