27、娯楽4
だいぶん遅くなってしまいました。申し訳ございません。
俺は、カジノ予定地に向かっている。
カジノには、ルーレット・バカラ・ブラックジャク・ポーカー・クラップスを各四部屋ずつに設置するつもりでいる。パチンコと違い、カジノは木材で作られている物が多い、だらか複製されやすいと思い。どうにようか考えているとカジノ予定地に到着した。
俺は、馬車を降りて、複製対策はどのようにするか考えながら歩いていると、ふと顔を上げてみたら、貴族の紋章が目についた。
「これだ!!」
「陛下、どうされましたか」
「ルリ、これだよ、これ」
俺は、貴族の紋章を指差した。
「紋章がどうされましたか」
「台に、この国の紋章を付けようかなって」
「……………」
皆の目が点になった。当たり前である、複製対策は俺の中でしか、考えていなかったのであるから。分かっていたらものすごく怖い。
紋章を付けれるか心配したが杞憂に終わった。台には黒字の紋章を緑地付けた。白字と被る場所は、黒字が下で白字が上にくるようにした。
目を点にした者たちを連れて、部屋に合わせて台を設置していった。だいぶん時間がかかったが、設置出来るすべての部屋に設置し終わった。
「終わったー」
「陛下、どの様に遊ぶのでしょうか」
「遊び方は、ディー……………忘れてた」
「ディーとはなんのことでしょうか」
「ディーではなくディーラー、ディーラーはゲームの進行役、しかしディーラーを忘れていたとは」
ディーラーが台と一緒にやって来たら、怖い、いや恐怖である。
「ルリ、奴隷たちにやらせよう」
「しかし、奴隷たちも仕事になれてきた頃でしょう」
「人数が多いところもあったよね」
「しかし、」
「何か問題でも」
「御意」
「これ説明書これだから奴隷に読ませといてね。それと兵の配置も宜しく」
「御意」
「じゃあ、城に帰ろっか」
カジノのルール
一つ、一人1日、黄銅貨まで。
二つ、紳士的にゲームをする。
三つ、喧嘩をしない。
四つ、以上を守れないものは、出入りを禁ず。
以上
パチンコ屋と一緒のルールどこか変えようかな?
パチンコ屋ではルールに文句が来てるんだけどな、ルールに文句をつけるとは何事かと言いたいのだけれど、貴族や大商人には、1日黄銅貨は少なすぎるか、しかし、貴族や大商人だけに銅貨や赤銅貨にするのは………。どうしたもんじゃろの~
当分は棚上げということで。




