20、パンナタ戦争、論功行賞
王都の門をくぐるとやはり臭いのだ。早くトイレを作らねば。と思い。馬に乗り王都で凱旋する俺がいた。国民は喜び、歓喜し、一人一人違った喜びかたをしている。俺は、国民に笑顔をふりまいている。国民の一人が
『国王陛下、万歳。オスリス王国、万歳。』
といった瞬間、集まっていた国民が
『国王陛下、万歳。オスリス王国、万歳。』
と唱和してくる。国民のために色々しなければな!
「ピロリン、ピロリン」
『ポイントが50億ポイント入りました。』
50億も入るのか、国民様々である。俺は国民に頭が上がらない。
俺は、凱旋をし終わって、謁見の間にいる。論功行賞をするためである。そこにはオスリス王国の少ない貴族たちがいる。貴族一応は増やさないとな………。
デリックが声高に、
「今から論功行賞を始める。第三功まではここで行う。」
「アグラン・ナベリウス侯爵前に」
「第一功、アグラン・ナベリウスを公爵に陞爵。大将に昇任。大臣職を解任し、旧パンナタ王国地をアグウスとして総督府を置く。アグランをアグウスの総督とする。第一オスリス国軍将軍はそのままとする。」
アグランが俺の前で膝まずいて、
「ありがたく」
「へストン・フールズ前に」
「第二功、へストン・フールズを男爵に叙爵の上、子爵に陞爵。中将に昇任。第二オスリス国軍将軍とする。」
ヘストンが俺の前に膝まずいて、
「ありがたく」
「カタナス・キメリエス前に」
「第三功、カタナス・キメリエスを少将に昇任、第三オスリス国軍将軍とする。近衛隊の隊長はそのままとする。」
カタナスが俺の前に膝まずいて、
「ありがたく」
俺は立ち上がって、
「第一オスリス国軍の皆はよく頑張ってくれた。昇任は、あとで受けてくれ。 」
「「「「「ありがたく」」」」」
デリックが声高に、
「これ以上で論功行賞をお開きとする。」
俺が
「デリック、ナヴォワジル、アグラン、執務室へ来てくれ」
「「「ハッ」」」
俺は、謁見を間を出て、執務室へと向かう。




