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『正直な男とプレスマンの箸』

作者: 成城速記部
掲載日:2026/05/13

 あるところに正直な男がいました。正直な男に似つかわしく、速記をたしなんでおりました。ひところは暮らし向きがよくなかったのですが、少し落ち着いてきたので、これまで世話になった人たちを招いて、お礼の膳を差し上げようと思い、準備を進めてきたのですが、当日になって、箸がないことがわかりました。本当に箸がないだけだとしても、お呼びした方々は、変な趣向だと受け取るに違いないので、困り果てて右往左往していると、村のほこらの前で、箸はどれだけ要るのだ、という声が聞こえてきました。二十膳、とつぶやくと、では四十本、という声がして、いつの間にか、男の手にはプレスマンがありました。男は、無事にお客様をお迎えすることができ、お礼に、お借りしたプレスマン四十本をお返しし、芯をお供えしたのでした。


教訓:お客様は、プレスマンが箸のように置かれているのを見て、禅問答のようなものか、妙なプレイなのか考えあぐねたという。

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