始祖の吸血鬼
碧魔法→土魔法、風魔法の統合
黎魔法→黒魔法、影魔法、魂魔法の統合
身体超過→怪力、鉄壁、疾風、強魔、魔質強化の統合
剣撃→剣術、抜刀術の統合
高速治癒→自然治癒、自然魔力回復の統合
天脚→天歩、縮地の統合
◇オルグス大迷宮・90層◇
城の最新部、そこには鮮血があちこちに飛び散っていて頭蓋骨など遺体が散乱している。
そんな中大扉を開くと現れるだろうボスモンスターを警戒して初めからバフを全開て掛ける蓮兎達。
「人之限度、魂ノ解放、天脚──」
「そんなに準備するの?」
「即腕切断とかもう絶対させない、瞬殺する」
蓮兎の目には闘士が宿り、もう仲間を殺させないと言う意思が表れていた。
「私も防壁貼っとこうか、バフも!」
「ステータス確認もしとくか」
名前 宮戸蓮兎
職業 錬金術師
性別 男
種族 混血(悪魔&植物)
レベル 124
スキル 剣撃S 錬金S 碧魔法A 黎魔法S 空間魔法A 鍛治術B 身体超過S 高速治癒S 鑑定眼B 空間把握A 大食いA 危険感知S 集中S 料理術A 苦痛耐性 恐怖耐性 黒魔法耐性 炎魔法耐性 斬撃耐性
固有スキル 魂ノ採取 絶剣 全魔全智 百妖夜行 天脚 監視者の眼
加護 暴食の加護
権能 暴食 魔喰い 吸収 黒域 統合
称号 神殺し
鏡花は自分が使える支援魔法を肉体が耐え切れるギリギリまで掛ける。
固有スキルが無い今はそこまでの効力は無いがそれでも強力な付与効果となる、それに相手は吸血鬼なので弱点をつけるので更に威力が高まる。
ギュィィィ…
鋼でできた大扉を開けると血で染められた部屋が顕になり、最奥の玉座にはデジャブではあるが鮮血の女王が座り込んでいた。
その配下と思われる吸血鬼達は女王に跪き、忠義を尽くしている。
シュッ
ノータイムで放たれた血の斬撃は能力で硬化され、勢いも強くそれは人間を両断するには十分な威力を宿している。
キンッ
「ギリセーフッ!」
ギリギリで血の刃を切り裂き、鏡花が切断されるのを防ぐことに成功する。
血が付着した刀は女王に支配され、刀が女王の方に吹き飛んだ。
名前 レイヴ・スカーレット(義体)
職業 女王
種族 始祖吸血鬼
レベル 214
スキル 魔術S 血液魔法S 黒魔法S 魂魔法S 強魔S 魔質強化S 疾風A 自然治癒S 鑑定眼A 心眼S 危険感知S 集中B 統率S 魔法耐性 斬撃耐性
固有スキル 血液操作 統血
称号 始まりの吸血鬼
『レイヴ? 何でこいつが…』
『知り合いか?』
『まぁな、平和主義のはずだが…義体となってるから偽物か何かだと思う』
女王は配下に命令を出して蓮兎達を攻撃させる。
自身は血で作り出した槍を生成して串刺しにするべく広範囲攻撃を繰り出した。
「何で私の邪魔をするの?」
「邪魔? お前が阻むからに決まってるだろッ」
暴風穿風と飄風ノ夜襲を同時に使用して配下を全て蹴散らす。
それに対抗して女王は新たに魔法を発動させた。
「惨メナ肉塊」
出現したのは4つの肉塊、配下の死体を使用したのか相当高ランクなモンスターと成っている。
それに対抗するのは百妖夜行だ。死者達が肉塊とぶつかり合い、やがて双方消え失せる。
ピタッ
遠隔錬成で血を取り除いた肉塊に触れ、錬成を発動。そして肉塊で刀を形成して固有スキル絶剣を使用し血の攻撃を全て断ち切る。
常に刀身に風を纏わせることで血液の付着を防ぎながら女王に向かって走り出した。
「悲しき愚者には制裁を!」
後方では鏡花が白魔法で支援をして配下の蘇生の可能性を排除、もしくは確殺を入れる。
こまめに蓮兎に回復も施し、女王には攻撃も与えていた。
ギィィンッ!
女王と悪魔の激しい攻防は続いた。片や風を宿した刀で、片や血液で生成された槍や剣の攻撃だ。
しばらくすると双方トップギアになり、更に速度を増してこの階層にいる全ての生命体が付いていけないほどになった。




