表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
PR
75/314

75話 事前準備

◇オルグス大迷宮・65層◇


時は移り変わり、ダンジョンに舞い戻ってきた。

この階層は蜘蛛の巣が散乱している虫の宝庫だ。

辺りを見渡せば何かしらも大型昆虫が跋扈していて、虫嫌いにはまさに地獄の階層になっている。


「虫は無視……虫は無視……」


そう唱えているのは快だ。

案外鏡花は「虫さんも頑張って生きてるし!」とか言う理論で平気で灯火は性格的に普通に平気だった。

ちなみに俺も虫は平気なタイプの人間だ。


「情け無いなぁ」

「あ? 何だ蓮兎、何か言ったか?」

「何でも無いでーす」


揶揄いながらダンジョンの奥地に進んでいく、道中で蜘蛛系のモンスターが多いのは蜘蛛の巣の影響だろうか?

前述のことから蓮兎はボスが蜘蛛型なのではないかと予想を立てている。


「ボスがクソでかい蜘蛛だったりして……」

「やめてくれ、普通にマジで」

「ボス戦ちゃんと戦えんのか?」

「……頑張る」


そんな話をしながら蓮兎達はダンジョンを進んで行った。

モンスターの強化はあれど現状のパーティならば問題無く対処できるレベルで安堵していた。


◇オルグス大迷宮・70層 ボス部屋◇


大量の蜘蛛の糸に覆われた鋼の多扉が見える。

小さな蜘蛛が大量に蠢いていてパーティの1人はずっと蹲って嘆いているが、気にしないで良いだろう。


「ボス部屋だ!」

「最悪だ……この感じ絶対に蜘蛛じゃん」

「まぁ頑張りたまえ関柄君」

「え、キモ」

「何だ? 今すぐにその口に蜘蛛放り投げてやろうか?」


まぁそんなことより武器とかスキルの点検でもするか。

何と言っても今使ってる刀はAランク品だからなッ!


名前 寄生刀パラシト

分類 刀剣

スキル 切れ味強化 風魔法強化 花魔法強化

固有スキル 寄生粉

称号 従わせる剣


スキルはあんま無いけど固有スキルがあるのが嬉しい!初めての固有品だ。

多分貴重なはず!多分!


『【黒域】は使いこなせたんか? 寝てたから分からん』

『寝るとかあったんだ……』

『んなこと今どうでも良いだろ』


黒域とは48階層で貰った権能だ。

ちなみに50層と60層の権能アップデートは純粋ステータス強化と悪魔特性だったのであまり関係は無い。


権能 黒域

効果 自身の魔力圏内に黒の領域を生成、その中に入った魔力で構成された物を分解する方ができる。魔力を帯びた武器などには魔力にのみ適応される。


『これだろ? ようは魔法の擬似的な無力化……強すぎやろ』

『その魔法の特性の理解とか色々条件はあるけどな』

『その辺は検証したけど良くわからんかった。吸収とも相性良さそうなんだけど……』


まだ権能を使いこなせて無いんだよな、この戦闘が終わったらまた研究でもするか!

その時はまた鏡花に浄化作業とかもしてもらうか……


「よし、そろそろ行こうか!」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ