神様会議
「会議を始めるッ!」
内容はもちろん神に関する事だ。俺は初めにそれぞれに賭けている神を伝えてみた。
「何で俺が死神?!」
「私は愛の神かぁ…ちょっと嬉しいかも♪」
「私は戦いの神か、刀の神は居ないのか?私は刀が好きなのだが…」
各々自分に賭けてる神に意見を述べている。その中で次に発見したのは蓮兎だ。
「いや何で俺が月の神?!せめて快の死神とかの方が合うだろ?!」
「確かに何で月なんだろう?」
いやさ?神様に不満を述べる気は俺にも無いんだ。だけど何故月の神?黒とか暴食とか死とか他にも色々あるよな?俺に月要素無いだろ…
『悪魔と神は昔から対立があるからな、それの影響だろ。その月の神とやらが変人なんだろ』
『対立かぁ…ん?そうだ!お前が何か意味深な事言ってたじゃん、それについて話せよ』
『今ぁ〜?話すなら体よこせよ、喋るから』
そういや体を受け渡すとかの機能あったな…一度しか使って無いから忘れてた。でもそれだと俺に伝わらなくね?二度手間なんじゃ──
『俺が記憶を漁れるようにお前も俺の記憶を漁れば良いだろ』
『そんな機能あるの?!』
蓮兎は暴食の提案を了承し、体を売り渡した。受け渡した瞬間に髪が伸び、体付きが変わり女性の物になる。
「暴食さん?!あ、あれ?蓮兎君は?」
「前変わった時は見た目の変化は無かったが…共鳴が強まったのか?」
「胸があるが完全に肉体が再現されてるのだろうか?」
「試してみるか」
パッ!
暴食は自身の服を除き上半身と下半身を確認する。突然の出来事に皆は固まり、一刻の静寂が訪れたが次の瞬間には主に鏡花が慌て出す。
「な、何してるんですか?!上はまだしも下半身なんて…」
「そうか?それにしても入れ替わるとまさか2つあるなんてなぁ」
「ダメです!それ以上はダメェ!」
慌てふためく鏡花に押されて暴食は自身の体を見るのをやめる。当の本人は何故やめろと言われたのかを理解しておらず頭は疑問符を浮かべていた。
「そ、それより何で変わったんです?」
「そうだった!蓮兎に話せって言われたことがあってな」
「蓮兎が?」
「…救助、ふぅ…大丈夫だ大丈夫!急に女性3人になったからって緊張するな俺、黒魔法がついてるだろ!」
1人別のことで慌ててる者もいるがそんな事は無いものと扱いながら暴食は話し出す。
「これから俺の過去について話してやろう、心して聞けよ?」
皆が息を呑み、静寂が部屋を包み込む。




