↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
PR
65/357

65話 神の使徒

「は?」


何だよペナルティって……

神を怒らせすぎた?

まぁ確かに神々の遊びとか言ってたけど随分身勝手な神様だな、とても崇められる対象としては相応しく無い。


「そのリアクション良いね! 先輩に見せたいほどだよ、先輩は何かと蓮兎君を気に掛けてるっぽいしね〜! 気に入られてるじゃん!」

「勝手に気に入られても困るんだが……それよりペナルティって何だよ、全力で抵抗するが?」

「その発言忘れないでね? それではペナルティを発表しよう!」


少しも貯める事無く仮面の女は話し出す。

また軽くポーズを取っているがそこは気にしないで良いだろう。


「まず1つ目は権能の1部封印! まぁスキルに干渉するのは権限が私じゃ足りないから無理だから特性とかかな? あんま関係無いとこで良かったね! そして2つ目は50階以降のモンスターの大幅強化! 一般モンスターにもボス並みのスタータス持ってるのもいるから気をつけて! それで最後は──」


今でも結構な痛手なんだが……

権能の1部封印はまだセーフだがモンスターの大幅強化?それ俺以外にも適応されるから今よりも仲間の安全に気をつけないとだし……


「神々の干渉が時々起こります! これでペナルティは以上かな?」

「神々の干渉? 具体的に言ってくれよ」

「む、面倒だなぁ……まぁ蓮兎君が言うならしょうがない! 先輩からなるべく気に掛けてる様に言われてるからね!」

『神々の干渉……チッ、嫌なことを思い出すな』


暴食グラフェルが何か言ってるがどうしたんだ?

後で問い詰めるとしようか、それより今は神々の干渉とやらが気になる。


「まずは大前提から話そうかな? 君たちが召喚された理由が娯楽ってことは話たよね? 先輩が」

「神々の娯楽とかのやつだろ? ふざけてるとしか思えないがな」

「そうそれ! それでね? 賭け事だから君達1人1人に神様が賭けてるんだよ、それで競い合ってるんだけど蓮兎君! 君に賭けてるのは月の神n@ク*β何だけど──」

「ちょっと待て、お前今なんて言った? 聞き取れないんだが」


「ク」以外の発音が全く分からなかったぞ?

耳に直接ノイズが走る様な……嫌な感じだ。


「あれま、権限が足りないのかな? 何も聞こえて無い訳では無いから少しはあるみたいだけど……例えば■■■■! これは聞こえる?」

「さっきより何言ってるか分からんぞ?」


文字数すら分からないし発音もさっきと同様分からない……

本当に人間が発せられ言葉か?

いやこいつが人間なのかすら怪しいのだが……

見た目完全に人間だけどね?

仮面被ってるから推測の域を超えないけど。


「やっぱり神の名前は少し分かるけど神の■■■■に関することは全くってことか……やりずらいなぁ」

「そんな事言われても俺には分からんぞ?」

「まぁ何の神とかだけで良いか! 簡単に言えば君は月の神、白魔法を使う女の子は愛の神、剣を使ってる女の子は戦いの神、黒魔法を使う男の子は死の神! これらの神が君達の勝利を願ってるのさ!」


簡単に言うと俺たちは神の娯楽で召喚、そして俺たちにはそれぞれ神様が何かを賭けて楽しんでる。

でも俺が強すぎてうざいから弱体化して公平にしようってことか?

でもモンスター強化は鏡花達にも影響があるが……?


『おそらくその神達は堕落してるだろうな、正常な神ならそんな娯楽はしない』

『堕落? 神って不老不死とか不変とかじゃ無いんだな』

『神は不老不死なだけで不変では無い、長い時の中で精神が壊れて世界をゲームとして見る神々もいる』

『そいつらがこのゲームを作ったやつらってことか……』


改めてなんて身勝手な神様なんだ!

あったら1発……いや10発は殴ってやる!

もちろんフルバフを掛けた一撃を10連発な?


「それでその神達が君達に祝福を与えたり、はたまた試練を与えたり……それじゃあ言う事は言ったし私はこれで失礼しようかな、話すぎると先輩から嫉妬されちゃうし」

「そんな簡単に逃すと思ってるのか? 神の代行者様に挑戦できる機会なんてそうそう無いんだからさッ!」


蓮兎は一刻の間に神之命(カミノチ)人之限度(オーバー・アクセル)魂の解放(ソウルフォーカス)疾風の靴(ソニックブーツ)を発動し、縮地ですぐさま接近するが──


「ちょっとそれは戦闘狂がすぎるじゃ無い? 殺処分もあり得るんだよ?」

「ッ?!」


接近したはずの仮面の女の姿は無く、声が聞こえたのは己の背後からだった。

確かに先程までは正面を位置取っていたはずだが今は死角に移動され微かな焦りが生じる。


「魂ノ採取&原初の黒(ノワール)!」

「デバフ系かな? うわぁ……ステータス画面ボロボロじゃん、結構威力強いね」

「それは光栄だなぁ! 暴風穿風(ボレアスランサー)飄風ノ夜襲(サウザンドゲイル)!」


原初の黒(ノワール)は魔法お披露目会で出す予定だった新魔法だ。

その効果は周囲の黒を吸収してその威力を増大させるデバフ魔法、攻撃力や防御力に留まらず移動速度、思考力、最大体力、最大魔力、耐性など全てを等しく低下させるSランク黒魔法だ。


「凶暴だなぁ、私も本気出さないと負けちゃうかも?」

「その割には平然としてるが?」

「まぁ時間操れますしね! さっきも時間を止めて背後に回ったもん」


鏡花達がまだ固まってるのを見るに俺単体だけでも時間止めが発動できるのか?

空間自体を止めてるんじゃ無くて個人個人で能力を発動しているのか、時間停止中に俺を攻撃しなかったのを見るに制約があるっぽいか?


「燃費最悪の魔法使ってるからな、短期決戦で行くぞ?」

「私も流石にこの人数の時間止めてたら疲れちゃうから短期決戦が嬉しいかな──」


ーーグワンッ!


木がが蠢き鋭い槍となって仮面の女を襲う。

蓮兎が遠隔錬成を発動させ、その木に大地切り裂く鋭剣(グラウンドリーヴ)狂風纏う剣(テンペストエッジ)神怒(カムイ)を付与してただの木が竜を穿つ神槍と変化する。


「遠隔錬成ができるのは凄いけどこんなんじゃ1秒も稼げないよ?」

「0.5秒あれば十分だからな!」


気を逸らした瞬間に接近し抜刀の構えに入る。

呪刀は無いので即興で周囲の物を錬成し作った代物だがスキルのランクのお陰でBランク品に仕上がっている。

そして抜刀をしていると言う事は全てを切り裂く固有スキルが使えると言うことだ。


「抜刀ッ!」





大体分かると思うけど第1章は神々関係で第2章から大罪関係です

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。