表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
6/113

声の正体

囮役になったのはみんなを心配したからだけでは無い。

俺に起きている異変を探るためでもあるんだが…ステータスを見ればすぐにその正体が分かった。


名前 宮戸蓮兎

職業 錬金術師

性別 男

レベル 5

スキル 剣術B 錬金F 風魔法C 黒魔法D

鑑定眼C 空間把握E 恐怖耐性  

固有スキル 魂ノ採取

加護 暴食の加護

権能 暴食 

称号 大罪者


体力  928  魔力  1132

攻撃力 172  知能  1575

防御力 140  運気  347

敏捷力 238  魔法防御力 196


適正魔法 風魔法 黒魔法 魂魔法 影魔法


暴食の加護、権能、大罪者、なんか増えすぎじゃね?!

何これ何で増えてんの…てか俺いつ加護与えられた?!


『動くな、そのまま右の壁に手を当てろ』

「うわっ?! 頭の中に直接…あれ? 前もこんなことあった気がする」

『黙れ、早くこっち来い』


謎の声に命令されながら壁に手を当てる…あれ、何も起きなくね?!

騙されたのかよ。


『あ、すまんミスった。左だあと魔力込めろ』

「ぜってぇ殺す」


今度は左に手を当てて魔力を込める。

そうすると土壁が突然開いて謎の祠のような物が現れ祠の上に黒を基調にした服を着た女性がいた。


「よぉ会うのは初めてだな。名前は…何だっけ?」

「あ、えっと俺の名前は…うんとその…」

「チッ、人見知りめが」


クソッ!こいつが男ならもう少し話せたかもなのに…何で女性なんだよ!

漫画みたいに異世界行ったら人見知り治るわけじゃ無いんだよッ!


「じゃあ人見知りが治る魔法をかけてやろう」

「そんなのあるの?! あ、その…」

救助(エイル)


救助(エイル)はEランク黒魔法、その効果は対象に"自己暗示"を掛ける魔法だ。


「おぉ何か話せるようになった!」

「ヨカッタナー」


(ん? 何か棒読み…まぁ良いか! 人見知りを治す魔法なんて便利な魔法があるのか〜! 俺も使えるかな)


そして黒を基調にした女性は救助(エイル)を使用していない。

つまり蓮兎が話せるようになったと思ってるのは魔法の効果でも何でも無い思い込みだ。


「ところでお前誰なんだ?」

「俺は七つの大罪第7柱の暴食だ。平伏しても良いんだぞ?」

「何だ大罪で1番弱いやつか」

「殺すぞ?」


七つの大罪って結構強い感じじゃね?

俺やばいやつに今喧嘩吹っ掛けてる?まぁここまで来たら後戻りできないか…


「俺がいなかったら1回死んでるんだぞ? 感謝しろよ」

「え? 俺死んで無いけど」

「俺が加護与えなかったら中位小鬼族(ホブゴブリン)に殴られた時に死んでたんだからな」

「…実は第3の人生だったのかよ俺」

「正確には日本からの転移だから第2の人生だけどな」


マジか…俺死んだんか。

まぁ今生きてるならどうでも良いか!人生ポジティブに生きてかないとダメだよな!


「んで何で大罪様が俺に加護を?」

「転移された中で1番才能があった」

「そんな褒めても何も出ないぞ〜?まぁ少しくらいは嬉しいけど〜?」

「あ、才能って悪魔の才能ね」

「あぁ期待した俺が馬鹿だった」


悪魔の才能って何だ?何か嬉しく無いけど…俺そんな邪悪か?まぁ褒められて悪い気はしないけど…不服けどね?


「そろそろ時間が無いから手短に話す。俺の目的は他の大罪の…いや序列1位の傲慢をぶっ殺すことだ」

「え、普通に嫌だよ?面倒だし」

「じゃあ今すぐ加護剥奪してお前死ぬからな?それで良いなら俺は別に──」

「ふっ、俺にかかれば傲慢だろうと瞬殺さっ!」

「…単純な奴め」


なんかこの会話もデジャブを感じるけど…


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ