42話 嵐の前の静かさ
毎日投稿できんかったけど昨日は誕生日だったからセーフセーフ
「? そうか、これで分かるの凄いな」
「え? 後の2人は死んだんじゃ──」
「はぁはぁ……やっと……やっと着いたぁ!」
「はぁ……うぷっ、もう走りたく無い……」
生きてるんかい!
なんだよ、ただ遅れて来ただけかよ。まぁいい事だけどさ?
でももうこの2人の名前覚えてる人居ないだろ……
『スキルのストック復活したんか』
『言い方めちゃ悪いな?』
『実際そうだろ』
まぁどうせ死ぬなら食べたいのが本音だが……
マジで俺の精神はどうなってくのだろうか、今は考えないでいいか!
「じゃあ少し休んだらボス攻略な」
「せ、せめて3時間程度欲しいんだけど……」
「休憩は30分な〜」
「鬼畜! 私にこんな事言ってタダで済むと──うぷっ、私も吐きそうかも……」
どうせほぼ働かないんだから休憩はいらないだろ?
鏡花の魔法で疲労は軽減できるし。
いかにもブラック企業が好きそうな魔法だが実用性は確かだ。
「待ってる間に下準備しとくか」
「下準備? 何するの蓮兎君!」
「単純明快、バフ掛けのお時間だ」
人にやって掛けれる限度が違うからな……
神之命と人之限度はやめといた方が良さそうだな。
片方は神の力だしもう片方は人変えちゃってるし!
鏡花と切山はワンチャン行けるか?
快はバフに慣れてないし厳しいか?
鏡花はほぼ常に自身に白魔法かけてるけど快は違うもんな。
「大地切り裂く鋭剣と狂風纏う剣を切山さんにと……あとは全員に疾風の靴で良いか、あとは鏡花! 頼んだぞ」
「うん!バフならお任せあれ〜!」
本当は疾風の靴の完全上位互換のAランク風魔法速風脚を使いたいがまだ使ったことが無いからどれほど強めて良いのか分からん。
「なぁ蓮兎」
「ん? どうしたの切山さん」
「私だけさん呼びなのはむず痒いからな、私も呼び捨てで良いぞ?」
切山さんを呼び捨て……
切山?灯火?どっちで呼ぶんだ?!
てか名前呼びできるのか俺……
救助を使って何とかして見せろ俺!
「ととと灯火──さん……」
「ふふ、まぁ次第に慣れていってくれ。じゃあ私は休憩でもしてるかな」
そう言い残しその場を後にした。
残ったのは緊張ではち切れそうな蓮兎と何故か蓮兎を凝視する鏡花の目線だけだ。
「……」
『馬鹿緊張したんだが?!』
『ふははっ! 緊張しすぎて何言ってるか分からねぇよ!』
『笑うなぁ! 俺だって頑張ってるんだぞ?』
流石悪魔だな……
俺はこいつと100層まで攻略できるのかよ……
気合いで何とかするしか無いかぁ。
「はぁ……武器の調整だけしとくか」




