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31話 鬼ごっこ

民族のような衣装をしたモンスターは、小鬼族(ゴブリン)と同じように多様な武器を駆使し連携を得意とした戦法を取ってきた。

だが知能は小鬼族(ゴブリン)より数段上だ。


「ギヤッ!」

「弓矢が厄介だし先に片付けるか!」


大地切り裂く鋭剣(グラウンドリーヴ)を首狩りに宿し迫り来る矢を斬り伏せる。

すれ違いざまに数体のモンスターを斬りながら弓矢兵に向かって走り出す。


ーーギンッ!


弓矢兵を斬ろうとすると奥から剣を持った民族が現れ蓮兎の剣を弾く。

その瞬間にも背後から別の民族が放った矢が蓮兎を襲った。


「全方位版衝撃波(インパクト)

「ギヤッ?!」


俺は全方位に衝撃を放ち、吹き飛ばす。

あとは吹き飛ばされてる最中の敵を風刃(ウィンド)で追撃するだけの簡単な仕事だ。


「案外強かったな、今更だけど鑑定しとくか」


名前 ─────

種族 ディメントイスニ

レベル 34

スキル 剣術D 武術D 怪力C 疾風B 指揮術E 統率C 軽体E

称号 狂気溢れる殺戮者


「魔法は使わない完全武闘派ってところか、弓を使うやつも剣術の場所が弓術になってるだけだし全体で同じスキルを持ってるのか?」

『こいつらは集団戦を好むし仲間想いなとこがあるからな、一体でも倒したら全体から襲われるぞ』

「……もしかして今結構やばい?」


そう話していると遠くから太鼓のような音が鳴り響き大量の足音がこちらに向かって進軍してきている。

まだ目視はしてないがこの音となると相当な量だろう。


「鏡花! そっち終わったか?」

「え、うん終わったけどどうしたの? そんなに慌て──」

「話すの禁止! 兎に角今は全力で逃げろ!」

「ギジャジャ!」

「ギヤァヤッ!」


先陣を務めるディメントイスニ達はもう蓮兎達の元に到着しており、今すぐに喉元を掻っ切るために動き出す。

21層全体を使った鬼ごっこの始まりだ。


「錬成、土壁ッ!」

「ギャ?」


ーードンッ!


やっぱ時間稼ぎ程度にしかならないか……

すぐに打撃武器を持った奴に壊される。

流石にこの物量じゃ真正面から戦ってもキツいよな……

まぁ時間稼ぎ上等!


「魂ノ採取!」


ーーポワンッ


大量の魂が浮かび上がり蓮兎の力に変換される。

だがそれでも削れたのは全体の1割にも及ばない量のようで進軍する足音の音量は変わらない。


「ははっ、マジか……」

「やけくそだぁ! 百鬼夜行!」


数十の死霊がディメントイスニを襲う。

だが数秒の拮抗の後に全て壊され魔力体になって消え失せる。


「数秒でも今は大事だッ!」



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