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初クエスト

今日から冒険者になったと言うことで早速クエストを受けようかな、まだFランクだから良いクエストは無いだろうけど…ジンさんから貰った初期金はあるけど金を稼がないと死ぬ。


「財宝ゲットしたしそれ売ればいいだろ」

「確かに…いやでも楽しさ重視だし良いんだよ!」


そう言い蓮兎はクエストボートの前に移動した。

ボードには様々なクエストが貼っていて他の冒険者も自身にあったクエストを探していて蓮兎もその中の一員だ。


「俺は街ぶらぶらしてるな、雑魚の相手は面倒だから嫌なんだ」

「なら俺だけで行ってくるよ、クエストは…適当に骸骨スカルの討伐でいいか」


ランク F

種類 討伐

対象 骸骨スカル3体

場所 王都城下町旧教会跡地

報酬金 銅貨20枚


確か銅貨100枚で銀貨1枚、銀貨100枚で金貨1枚、んで最後に金貨100枚で大金貨1枚だっけ?銅貨1枚100円くらいだとして…2000円?

討伐依頼にしては安くね…まぁまだ低ランクだからってのもあるのかな、高ランク依頼が貼ってあるクエストもチラ見だけしようかな。


ランク Sランク

種類 吸血鬼

対象 始祖吸血鬼レイヴ・スカーレット

場所 Sランクダンジョン紅染る血の孤城

報酬金 大金貨2枚


「…は?」

『あら、これ私じゃないの』


いや急に出てきてんのはさておいて全然驚かないやん、自分の本体が討伐対象になってるんだよ?

それに報酬大金貨2枚って日本円換算で2億くらいなんだよ?Sランク冒険者がみたら即攻略するだろ。


「あら、そのクエストが気になるんですか? 確か1ヶ月後にレイドバトルで攻略予定らしいですよ、最低Bランクなら参加可能です!」


その時背後から受付嬢が蓮兎に話しかけ、攻略予定のことを説明した。


「…マジすか」

「マジです♪」


俺1ヶ月で最低Bランク到達しないと女王が死ぬ…

てか死んだら俺についてる加護も無くなるじゃん!約束もそうだけど加護剥奪は何としても免れなければ!


『本体を助けたら加護の力が底上げされるから頑張ってね、それじゃ私は休眠するとするわ』


その言葉を最後に再び話さなくなる女王、それと同時に焦り出す蓮兎だ。

一般的に天才と呼ばれる者は1ヶ月でCランクに辿り着けば天才、だが大体はBやAランクから昇級できなくなるのだ。


(いや大丈夫大丈夫…ほ、ほら俺大罪の加護あるし? 連続10回クリアで昇給だったよな、なら1日に…何回だ?)

『蓮兎は戦闘以外での知能はそれほど高くは無いようだ。流石は大罪の加護に頼っただけの実は雑魚──』

『勝手にナレーションすんなよ、暴食グラフェル

『バレたか』


当たり前である。そんな事はさておいて急いで蓮兎はFランククエスト骸骨スカルの討伐に急ぐのであった。


◇王都城下町旧教会跡地◇


ここはとても静かで暗い教会跡地だ。昔は孤児やシスター、祈りを捧げる人達で賑わっていただろうが今はその一部はダンジョンとなりアンデット達が蔓延っている。

そしてその静まり返った教会跡地に騒がしい者が1人。


骸骨スカルどこだァァァァァ!」

「コカァ?」

「魂ノ採取!」


まさに瞬殺であった。先程まで動いていた骸骨スカル達はただの骨となり、その骨も蓮兎に回収された。

何故回収したかと言うとそれを差し出せば討伐証明となり、即報酬が振り込まれるからだ。


「よし、全滅したな? てか思ったより量いたな、軽く15体は超えてるだろ…まぁ良いや、早く帰って次のクエストだッ!」


その場を後にした蓮兎、嵐のように騒がしい者は消え、再び静寂が教会跡地を包んだ。

少しの間だったが過去の賑やかさをほんの少しだけ思い出した教会であった。

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