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毛玉……だとっ………!?  作者: snow
第一章  初めての異世界、始まりの街
9/12

第8話  vs.? スライム

更新遅くてすみません!!

最後までのストーリーは考えてあるので、

途中で投げ出す事は絶対にしないことを

誓います。

ボクは今、悩んでいる。

その原因は、目の前で跳ねる青い粘体。


(スライム……で、合ってるよね?)


プルプルと震える体。その体は半透明であり、その奥が透けて見える。何よりも、不定形に姿を変えるその様を見て、毛玉はその魔物を【スライム】と結論づける。


(どうしよう。倒す?逃げる?)


初めて見る魔物に挑むか逃げるか。

それは言い換えるならリスクを取るか、安全を取るかという事。


(ゴブリンは倒せるようになったし、行けるかな!!)


毛玉が選んだのはリスク。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


(ちょっ、離せ!! ってひゃうっ!?)



結論から言うと全く相手にならなかった。

『操糸』にて打撃を与えてもプルン!と大きく震えるのみ。

『弱毒』を打ち込むと体は毒々しく染まり、効いたか?と思うもすぐに綺麗な青色に戻る。

『氷魔』で完璧に凍りついたが、凍った体でボクへとにじり寄り、その間にも氷は溶けていく。

そうなると、ボクが恐怖でプルプル震えるのみとなる。

というか尋常(じんじょう)じゃなく怖い。

最終的には糸を掴まれスライムに捕まり、体中をもてあそばれ、そしてスライムが飽きた頃、ようやく毛玉は解放された。


(うぅ……、体がヌメヌメする……しかも魔力まで持っていかれた…………、スライム怖い………!!)


魔力がなければ、ただの非力な毛玉。

毛玉には魔力が回復するまで、気配を殺してじっとしているしか無かった。


(調子に乗ってごめんなさい………)






・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


森に歪な影が現れる。

決して自然の物ではない異形達。

その望みは、自らの創造主の望み。

その望みを果たすために、求めるは強者の(しかばね)

その影達は体に()を宿す。


【スライム】


基本的には無害な魔物。

たとえ攻撃を仕掛けたとしても、

大体はプルプルと震えているだけである。

草食で、草原や森でよく見かける。

しかしその強さは本物で、粘体のその体は

物理攻撃を無効化。

魔力を吸収する性質も持つために魔法すらも

無効化される。

おとぎ話によると、過去の勇者の魔法攻撃を受けても無傷だったという。


主な攻撃:無し (魔力吸収)

危険度ランク:F (SS)

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