第6話 リザルト
『‘ ’のLvが上がりました。』
『スキル:氷魔 を獲得しました。』
『スキル:操糸 の技能L vが増加しました。』
『称号によりステータスに補正がかかります。』
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戦闘終了からしばらくたち、ボクは目を覚ましていた。
(何とかなった....の...…?ゴブリンが、凍りついてる?)
(『ステータス閲覧』)
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Name:無し
種族:【レッサーフェミストニア】
性別:♀
Lv:3/10
体力:150/150
魔力:230/300
物攻:4 / +1
物防:3 / +1
魔攻:20 / +10
魔防:8 / +3
速さ:20 / +5
魅力:600 /+100
称号欄 :『異世界からの訪問者』『モフモフ』
スキル :『操糸』『氷魔』『弱毒』『念動』
『ステータス閲覧』『ヘルプ』
New !!:『氷魔』『念動』
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『氷魔』
魔力を糧に氷の楔を、凍る心に氷魔の術を。
技能:『氷付与』
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『念動』
物を浮かべたり、ある程度動かす事が可能。
技能:『過剰供給』
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(スキル増えてる。あと、Lv上がってる)
『氷付与』は自分の攻撃に氷を纏わせ威力を上げる。
『過剰供給』は魔力をより多く消費することにより、スキルの出力を上げる事が出来る、でいいのかな?
(色々と、分からない事だらけだけど、まずは 強くなっておくべきだよね。生き残るためにも。それに...…。)
森に寝床を探しに行く前。そこで決めていた目標。
‘‘同じようにこの異世界に来ているだろう大輝を探す。’’
(そのためにも強くならなきゃ。ゴブリンなんかに負けないように。)
と、考えている間も毛玉は周りに散らばる岩を集め、
道を塞いで何も入って来られないように組み立てていく。
隙間を無くし、これなら安全だと確信出来るように。
(でも疲れた、だからそれも明日から。とりあえず、お休みなさーい……。)
もう空が明るくなってきた頃。
周りは岩で囲まれた崖の奥にて。
そうして異世界生活初日は幕を閉じていくのであった。