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毛玉……だとっ………!?  作者: snow
第一章  初めての異世界、始まりの街
3/12

第2話  終わり、始まった日

1話の冒頭に中二っぽい文章を追加しました。

放課後の教室で一人の男子生徒が本を読んでいる。

その生徒は背が低く中性的な容姿のため、一見すると女子か男子か判断に迷う。

「おーい、雪っ、待たせた。帰ろうぜ!!」

そこに一人の生徒が声をかける。

顔は整っており、身体は程よく引き締まっている。

その手にはマメがあり、しっかりと鍛えていることが理解出来た。

声をかけてきた生徒の名は‘大輝(だいき)’、そして大輝から

声をかけられた生徒の名は‘永雪(ひゆき)’。

家が近く幼なじみであり、親友である。永雪の家には事情があり、たまに大輝の家に永雪が泊まることもある。

大輝は剣道部、永雪はスケート部に所属しており、夏は部活が無い永雪が大輝を待っていたというのが事の真相だ。

「別に良いよ。それじゃ帰ろうか。あと僕は今、アイスが食べたいかな?」

「りょうかい。近所のコンビニで良いか?」

「ありがと♪代わりにまた面白い本貸してあげるよ。」

楽しそうに話しながら教室を出て行く二人。ちなみにその様子を見たクラスメイトは永雪の容姿もあり

「彼氏彼女の待ち合わせにしか見えない。」と評している。


「そういえば雪、さっきは何の本を読んでたんだ?」

帰り道、もうすでにアイスは買ってあり後は家に帰って食べようという所。夏の日差しは容赦なく照りつけ、アイスを溶かしていく。

「さっき?前大輝に勇者と魔王の本貸したことあったでしょ?あれの新刊がでるらしいから読み返してたんだ。さっきは武闘会決勝で勇者と魔王が闘う

シーン。」

「ああ、あれか。武闘会で闘いを通じてお互いを認める勇者と魔王!あのシーンは燃えるよな………」

「そうそう!特に負けた勇者を魔王が背負って運ぶ所とか最高!!」

会話が弾む。そして家まであと少し、横断歩道を渡れば到着という場所で異変は起こる。

「じゃあ大輝、ちゃっちゃと家でアイス食べちゃおう!」

「雪、あんまり急ぐと怪我するぞ。」

「だいじょぶ、だいじょぶ。ちゃんと信号は青だったしっ……!?」

「雪っ!?、危ない!!」


あり得ない速度で暴走し、突っ込んでくるトラック。永雪が最後に見た光景は自分を背に立ち庇う親友の姿だった。

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