1話
初投稿ですよろしくお願いしますm(_ _)m
ある学校の一室、新入生達独特のそわそわとした雰囲気に満ちたその部屋に
一人の教師が入って行く。
彼女が教卓の前に立つと生徒たちは自然と黙り込み、
教室には一瞬の静寂が訪れる――そして彼女は口を開いた。
「皆さん、魔法騎士学校入学おめでとうございます。
この授業ではまず自己紹介をしてもらい、
その後にこの学校の説明をしたいと思います。
では1番から順に自己紹介をお願いします」
一番前に座っていた黒髪の身長が低めの女の子が立ち上がり自己紹介を始めた。
「1番の和都といいます。よろしくお願いします」
和都が座るとその後ろ、猿顔の男子が立ち上がり自己紹介をする。
「2番季汐です。よろしくお願いします」
彼が自己紹介を終えるとその後ろ、そして終わるとそのまた後ろ、というように
自己紹介はつつがなく進み、ついに最後の番になった。
「40番白…」
白と名乗った彼は、だるそうに自己紹介を終えた。
全員の自己紹介が終わると教師はまた話し始めた。
「それでは、自己紹介を終わります。
次に、これから行われる授業の説明をします。
皆さんも知っているとは思いますが、この学校は
その名の通り魔法と剣を習う学校です。
皆さんには、入学試験の点数で出席番号をつけてあります。
次の授業ではペアを決めます。
このペアは卒業するまでずっと一緒なので、真剣に選んでください。
ペアが40番になっても邪険にしちゃ駄目ですよ!わかりましたね!
…って白さん、寝ないでください!」
「ZZZ………」
白は気持ちよさそうに寝ていた。
「あいつ40番のくせに寝てるよw」
「うわーw」
「あいつ本物のバカだw」
教室内は、彼を馬鹿にする声でいっぱいになった。
「静かにしてください…」
教師もあきれたように注意する。
「では、続きを説明します。
えー、ペアを作り月1回のトーナメント戦に出てもらいます」
しかし、そこで授業終了のチャイムが鳴ってしまった。
説明がやや不足している感は否めないが、
次の授業を遅らせるわけにはいかなかったのだろう。
教師は次の授業は体育館で行うと告げて、教室から出て行ってしまった。
生徒たちも教師の後に続くようにして教室から出て行き、
またもや最後の一人となった白もだるそうに起き上がり、
仕方がないというような面持ちで体育館へと向かった。
初めて投稿するので緊張しています。
私達は、こうゆうのが初めてなのでこれからもよろしくお願いしますm(__)m
次の投稿は明日ぐらいです
2015/10/26
少し改変いたしました。