未知なる土地へ
「えっと…あとはこれだけでいいかな?」
今日はやっと新しい村に行ける日。
「アユちゃん!迎えに来たで〜準備でけた〜?」
「うん!できたよ!そういえばみんなは?」
「あ〜寝坊してる〜」
「琴音ちゃんも大変だね…」
「まぁいつものことやし。」
「そういえば次ってどこ行くの?」
「さあね?わからへんし」
「そっか〜」
「おい琴音6時に起こすなよ!!」
「やかましいね〜6時に起こしぃって言うたのはジブンでしょうが!」
「もう着替えた」
「おまえ早すぎねぇか?」
「早すぎの方がええやろ!ほらさっさと着替えて!」
「うーい…」
「先に外で待ってる?」
「ええな!」
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「準備できたぞ〜!」
「それじゃ行こか!」
「次の街ってどのくらいまであるの?」
「たぶん2日やない?」
「ながっ?!」
「まぁまぁ!頑張っていこう!」
「めんどくさ...」
「そういえはそこに毒のモンスターが最近出るらしいぜ!」
「そんなにこわいこと笑顔で言わないでよ...」
「毒...おそらく氷が弱点だ...」
「それならアユちゃんが最適やな!」
「えぇ...私?」
「せやで!せっかくやし討伐せなきゃね!」
「僕は影からで」
「おいおい!そんなことゆわずに〜」
「やめろ、脳筋がうつる」
「ちょ、ちょっと可愛そうd」
「そうやで!結城は脳筋バカやからな!」
(だめだこの人たち!限度をわかってない!)
「そんなに言わないでよ〜w」
(平和だ...)
「さあ今日はとにかく前に進むぞ!」
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「ねぇ結城。今何時間歩いたかわかってる?」
「ん?13時間!」
「お腹すいたんだけど...」
「右に同じく...」
「左の左に同じく」
「まだ行けるって!」
「これやから脳筋バカは...」
「もうここでカレー作るから!」
「はぁ?!食わせろ!」