ファイヤードラゴン討伐隊
旅経ってから5日目、ある程度は戦えるようになった。最初の草原は抜けれたかな?
今はちょうど最序盤らへんに来る村、今は討伐依頼、捜し物、あと武器の強化をみんなでやっているところだ。
みんな経験値欲しさでモンスターを大量に狩りまくっている。武器の強化にも経験値が必要だからな。
だいぶこの世界には慣れてきた、ようにマイ〇ラのハードコアのようなものだ、依頼の掲示板はその依頼をやってからじゃないと次の依頼が来ないのだが...
([緊急]ファイヤードラゴン討伐隊求む)
「おわってる...」
「おわったくさいな...」
「経験値どないすんの?これドラゴンなんて無理ゲーちゃう?」
「どうするか?召喚士?」
「行く」
「だろうな」
「ワンチャン、アユちゃんの水魔法で行けるんちゃう?」
「ええ?!私が?!」
「そやで!ほな頑張るで!」
(まじか...)
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「おやおや...きてくだはったんですね...」
「まあモンスター討伐なら得意やし!」
「それにうちには水魔法アタッカーがいるからな!」
「おお!それはありがたい!では早速お願いできるかのう?」
「もちろん!」
それから私たちは川と山を乗り越えファイヤードラゴンの巣まで来てしまった...
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「ほな、アユちゃん不意打ちお願いね!」
「わかりました!」
(相手はマグマのよろいを着ている...これだと水魔法は効きにくい...そうだ!よろい貫通魔法があるはず...(ページをめくる音)あった!よろい貫通魔法!アクアウィングズ!これなら行ける!)
「アクアウィングズ!」
「グガァァァアァァ!!!」
「ナイス!みんなで行くで!」
「複製体召喚。」
「トラップアロー!」
「ハイドロポンプ!」
「うおりゃああ!」
みんなの力でドラゴンはみるみるうちに体力が減り倒れた!なんとか倒せて何より!
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「皆さんありがとうじゃ!これは少しばかりのお礼じゃが...きっと役に立ってくれるじゃろう!ほれ!受け取ってくれじゃ!」
「じっちゃんありがとうな!」
「おお!これは珍しい弓の技が乗っとる本や!」
「魔導書また増えちゃった。まあいっか!氷魔法だし!」
「もうある程度覚えたからいらないです」
「まあまあ、そうゆわずに取ってらっしゃい!」
「じっちゃん元気でな~!」
「本ありがと~!」
「ありがとうございました!」
「...」
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わたしはいつもメモに今日あったことをまとめるようにしている。今日は色々わかったこともあった
まず最初にだがこの世界に永住している人もいる。意外と知られているのか?それとも帰れないだけか?まぁ多分これまでここのことを知っている人がいなかったしそんな噂もなかったから後者だろうな。
あと戦い方にも注目点はあった。
手順としては
1.よろい貫通魔法でよろいを破壊しつつもダメージを少し与える
2.召喚士さんの複製体でドラゴンを足止めする
3.琴音のトラップを設置する魔法的弓を放ちドラゴンの動きを制限する
4.結城と私でそのドラゴンを叩く
と倒す的な流れだ、だがこれを成功させるのにはタイミングが噛み合わないと無理だった。いくら足止め役とトラップがおいてあっても燃やせれてしまえば意味はない。火は闇魔法にいまひとつだが火力が強いのであまり関係はなかった、つまりこれが一回で成功できたということだけが奇跡なのだ。
...疲れた今日はもう寝よう明後日には他の街に行くだろうしな。