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変わりたいぼくへ

 ープロローグー

 ぼくはある一般家庭に生まれた

 他人よりはちょっとだけ裕福だったかもしれない

 幼少のころからいろんな習い事をさせられていた

 音楽や芸術、スポーツ幅広いことを習った

 でもどれもぱっとせずに長続きせずやめてしまっていた

 その後は何もせず生きて小学、中学と過ぎた

 この春高校へと進学する

 ぼくが行く高校は地元からかなり離れた場所にある

 知ってる人は一人もいないところだ

 だからといって友達がいなかったり嫌なことがあった訳でもない

 仲のいい友達は普通にいる

 しかしこのまま友達と同じ高校いったところでなにも変われないと思ったからだ

 なにか変化が欲しかった

 今までの人生を変えたかった

 ぼくは変わりたいのだ

 そう思ったから知らない場所の知らない高校に行く


 ー四月ー【春】

 新しい生活が始まった

 最近は何かと忙しかった

 地元から遠いこともあって一人暮らしをすることになった

 そのための準備や引越しをやっていた

 初めての一人暮らしは不安や寂しさがあったが同時にわくわくしていた


 入学式当日

 ぼくは学校に行く途中にあった神社へよった

 その神社は大きくはなく草木かも生い茂っていたがなにか引き寄せられるものがあった

 拝殿の向拝にある賽銭箱に五円玉を入れお願いした

「神様、ぼくのこれからの人生良き方へ導いてください」

 手を合わせ深くお辞儀をしその神社を去った


「さて、高校に行くか」

 と呟いたぼくは桜咲く道を進み入学式へと向かった


この頃のぼくはまだ知る由もなかった

 これから出会う人々や色々なことが起こり

 なにもなかったぼくがだんだん変わっていくのを

そして彼女に出逢えたことが

幸せになってるから安心していいよと過去の自分へと心の底から伝えたい


「ぼくは、変われるよ」と…















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