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Episode2

こんにちはゆなです!

王家の血をひく姫たちの登場です!

第4王子と第3王子も!

やっぱり慣れない…。朝起きたらお茶が用意されててその後は全身ケアしてもらえるなんて…。


そういえば残り2人の王家の血を引くまだ結婚してない女の人達の話とお母様とお父様についてをアイーラから聞いたの。


1人はディアナといって19歳の方で真っ黒なカールしている膝までの長い髪の毛が特徴的で、赤い目で肌は色黒のその方は先代王様の甥の娘さんらしいの。


2人目はシャーマ15歳の少女で王様とアジアの方との娘で栗色のストレートボブの髪に茶色っぽい瞳ときれいな色の唇で本当にきれいな方なの、でもお母様が亡くなってしまったみたいで王宮での立場が弱いみたい。


私ナターシャ含めこの3人は美女として騒がれてるみたいなの。なんたって、この国のおとぎ話にも3人の美女の王宮での話はよくかかれているから。動物の名前がつけられているみたいなんだけど。


ディアナがコブラで私がフェネック、シャーマが鷹だって。


理由はディアナは蛇みたいにネチネチしてるけど態度がでかいし髪の毛が長いから。


私は小さくて目がきれいですばしっこいから。


シャーマは可愛い一面もあるけれど狙ったものは必ず手に入れるか潰してきたから。


ディアナがちょっと可愛そうだけど、けっこう適当につけられてるよね…。


シャーマはちょっと気をつけないと。


ここの国では一夫多妻が普通みたいなんだけどお父様の結婚相手はお母様だけなんだって!


今は夫婦で世界中を資料のために旅してるみたい。ラブラブだよ。


ここの王宮の女の人は10歳までに勉学を1通り学んでそこからは花嫁修業に5年間費やしてやっと15歳からやっと社交界デビューらしいの。それで大体20歳前には結婚っていう流れだって。


男の人は30歳後半ぐらいまでに大体の人が結婚してるんだって。王宮にいる男の人はもっと早いらしいけどね。


シャーマが先月15歳になったみたいで今日はその社交界デビューを祝って王宮でパーティーがあるんだって。


それでね社交界に行くときは男性から一緒に行かないか?って誘うのがしきたりらしいんだけど…。


ナターシャはそのお誘いの量が半端ないの!王子からだけでも4人も来てるんだよ⁉そのもらってない2人はザーヒーとターミルでザーヒーはディアナを誘ったみたいなんだけど、どうやらディアナの叔母に弱み握られてるからみたいなんだよね…。ターミルはシャーマからのお誘いだから引き受けたの。


今何でシャーマからお誘いがあるのって思った?パーティーの主役の人は女でも男でもその時だけはお誘いをできるの!だからターミルを選んだみたい。


ナターシャはシャビーブと社交界に出ることが多かったみたいだし今日はシャビーブと行くことにする。


「シャビーブ様がやっぱりお好きですね!」


「そんなんじゃないって〜。」


そんなふうに言いながらアイーラ達がドレスを用意してくれる。


「本当にお人形を着せ替えてるみたい!できましたよ。」


ほんとにアイーラはセンスがいいの!アクセサリーからメイクまで全部ドレスにぴったり!


「第5王子様がいらっしゃいました!」


そう、ここでは王子に許可をもらっている者以外は王子の名前を呼ぶことを許されないの。


私とアイーラは許されてるから大丈夫なんだけどね。


「行ってきます!」


門を出るとシャビーブがひざまずいて手を差し出してくれたから手を上にのせると。


「今日誘いに乗ってくれてありがとう。」


そう言いながら手の甲にキスをしたの!その後腕を組むように促されて腕を組んで入ったんだけど。


シャーマの視線がすごいの、ターミルの近くで笑いながら喋ってるみたいなんだけどふとした瞬間ににらまれてるのを感じる…。


怖くてどうしようもなくなった時に落ち着いたアーリフの声が聞こえたの。


「大丈夫か?シャビーブにいじめられでもしたか?」


シャーマがものすごい睨んでる…。違うって言いたいけど怖さのほうが勝って泣いてしまった。


そうしたらシャビーブが手をひいてバルコニーまで連れてきてくれた。


私は、シャーマに睨まれて怖かったことを話した。そうしたらシャビーブがそっと背中を擦ってくれて安心して余計に泣いてしまった。


それからアーリフが王宮のことを話してくれた、今の私は王子全員から愛されている状態でディアナはほぼザーヒーとの結婚が決まっているから心配する必要はないがシャーマは私の立場を望んでいるから気をつけたほうがいいということ。


そして睨まれたことのもう一つの原因がシャビーブだということ。シャーマは最初シャビーブにお誘いを出していたが断られたために私が憎かったかったのではないかということ。


「1曲だけでも踊らないか?」


シャビーブが手を差し伸べてくれる。


「僕とも踊ってくれないか?」


アーリフも手を差し出してくれた。


確かアイーラが踊るのは何人と踊ってもいいけれど行動するときや挨拶をするときは必ずお誘いしてきてくれた人と回らないといけないっていう決まりだったよね?シャビーブの方に手を伸ばしかけたとき。


「それ、自分も混ぜてもらってもいい?ナターシャ姫、自分と踊っていただけますよね?」


そのまま手を掴まれてダンスホールへと向かうとすぐに音楽が始まった。


色が白くて茶色の紙を高い位置でひとつ結びしているのが特徴で少し強引なのは第4王子のワキールだ!


体が弱くて影武者をよくたてるって聞くけど今回はどうなのかと尋ねると彼は少し笑いながら私の耳元でこう囁いたの。


「ナターシャと踊りたくて自分、少し無茶をして会いに来たんですよ。」


体が疲れてしまったからお帰りになる直前にまた耳元でね、明日君が喜ぶものを持ってお伺いしましょう。よい夢を。って言われたの…。イケメンすぎる!


その後シャビーブとアーリフとも踊ったんだけどふたりともかっこよすぎるよ。


家まで送ってくれたシャビーブにはキスされたの。その後抱きしめられながら「はやくあなたを手に入れたいです。」って。


私とは1番シャビーブが結婚する確率が多いって言われてるけど他の王子も奪おうと必死みたいだから守り通すのが大変なんだってアイーラが言ってた。


そんなに今のナターシャは価値のあるものなのかな。私なんかが…。

読んでくださりありがとうございます!

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