消えて失くなれ、こんな心
喜怒哀楽を失ってしまった人間は、きっと誰よりも強く生きられると思うんだよね――。
ある日、20歳を迎えた僕の前に自殺願望のある少女が現れた。聞けば彼女は何度も自殺を試みたそうだが、死ねないまま命と身体と醜い傷だけが残り、何をするわけでもなくただただ次の自殺に向けての計画を立てる日々を送っているらしい。そこで僕は、小学生の頃たった一度だけ会話をした少女の言葉を思い出す。彼女から「死にたい」という感情とそれを思わせる心を消し去ってしまえば、彼女はもっと楽に死んでいけるのではないか。そんな考えに至った僕は、彼女に快適な自殺を届けるべく動き出す。
ある日、20歳を迎えた僕の前に自殺願望のある少女が現れた。聞けば彼女は何度も自殺を試みたそうだが、死ねないまま命と身体と醜い傷だけが残り、何をするわけでもなくただただ次の自殺に向けての計画を立てる日々を送っているらしい。そこで僕は、小学生の頃たった一度だけ会話をした少女の言葉を思い出す。彼女から「死にたい」という感情とそれを思わせる心を消し去ってしまえば、彼女はもっと楽に死んでいけるのではないか。そんな考えに至った僕は、彼女に快適な自殺を届けるべく動き出す。
これからする話
2016/12/05 20:32
(改)
死ねなかった、もう一人の〈僕〉
2017/01/06 20:51
(改)
復讐をしましょう
2017/01/06 20:56
(改)
THREE
2017/04/09 18:19